2008/03/13

生活習慣病について

■:質問
中性脂肪や総コレステロールや血糖を下げるにはどうしたらよいですか?
皮下脂肪も落としたいです。

■:回答
まず、中性脂肪と総コレステロールですが、
食事のとり方に気をつけてください。
魚卵(明太子やいくらなど)や卵のとり方に注意することと運動をしっかりされてください。

砂糖入りのジュースは特に控えてください。砂糖は脂肪に変化します。
肉も脂身が少ない物、卵も1日1個まで、ご飯も糖質に変化し脂肪となります。
軽くお茶碗に1杯程度に控えてください。

後は運動です。20分以上のウォーキングを心がけてください。

参考にしてください。
コレステロールが気になる方へ
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高脂血症にならないための1次予防とは?

高脂血症にならないためには、日頃からの生活習慣の積み重ねが大事です。 
長年の生活習慣はすぐには変えられないかもしれませんが、
実行することによる効果はて きめんに現れます。
しかも、これらの生活習慣は、糖尿病や高血圧の予防にも結びつきます。

食事の面

・食事は1日3食きちんと摂る
・脂っこいものを控える
・就寝前に物を食べない
・間食は控える
・塩分を控えめにする
・食べ過ぎによる肥満にならない

その他

・お酒を飲みすぎない
・喫煙はしない
・十分な睡眠をとる
・ストレスをためない
・定期的な健康診断を受ける

以上のことは、コレステロールだけでなく、血糖値をさげる効果にもつながりますので
是非、参考にして頂ければと思います。

また、体脂肪に関しては、漢方薬がおすすめです。

和漢箋(わかんせん) ロート防風通聖散錠 189錠
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脂肪を分解・燃焼して、おなか周りの溜まった皮下脂肪を落とすことに効果を発揮します。

2008/02/15

子供の掌や足の裏が黄色くなっていることについて

■質問

4歳の男の子です。食欲・元気はありますが、最近になり手足の肌が黄色くなっていて心配です。
手足以外には異常はないように見えます。
野菜ジュース・みかん等は好んで食べています。時々尿も黄色っぽいときがあります。

■回答
4歳のお子様ということで、育児も大変な時期ですね。

黄疸は皮膚が黄色くなる前に、眼球結膜(白目)が黄色くなるのが普通です。
つまり、白目に黄疸がなく、手足のみ黄色い場合はほとんどが黄疸ではなく、
カロチン血症です。カロチン血症は、ミカンやカボチャ、ニンジンなどの多く含まれるカロチンによって
皮膚が黄色くなることで、お子様の「手足が黄色い」と訴えるお子様の多くは、このカロチンのためです。
オレンジジュースやパンプキンジュース、キャロットジュースを毎日飲んでるようなお子さんに多いです。
野菜ジュースやみかんを好んで食べていたとの事ですので、カロチン血症の可能性が高いと考えます。
カロチン血症は治療の必要はありません。

しかし、頂いた情報だけの参考にしていただくものですので実際の、黄疸か否かはかかりつけの先生の判断を仰いで頂ければと思います。
いずれにしても、血液検査ですぐに診断はつきますから、もしご心配であれば病院で検査を受けて頂ければすぐにわかりますので是非受診をお勧めいたします。

2008/01/18

乾燥肌について

■質問:
私は15歳の女性です。前は気になりませんでしたがこの頃、肌が乾燥していると目につきます。特に顎の下がカサついています。また、乾燥肌って皮が向けるものなのでしょうか?
唇も乾燥してるので何か良い方法はありますか?
ちなみに顎の下にはニキビ用のクリームを塗っています。
乾燥の原因はそれにもあるんでしょうか?

■回答:

乾燥肌でお悩みとのことですが根本的に改善していくためには食事を見直していくことが大事です。
まずは、日頃のお食事でバランス良く栄養を摂りましょう。
太りそうだからといって、たんぱく質や脂質を極端に減らした食事などはしないでください。
たんぱく質も脂質もお肌にとっては、大切な栄養素です。
栄養をバランスよく摂るのはなかなかむずかしいかもしれません。
とくに不足しがちなビタミン類をサプリメントで摂っていただくのもいいかもしれません。

ご存知かもしれませんが、お肌の健康にビタミンが大きく関わっています。
中でも、お肌の表皮(表面部分)の乾燥にはビタミンA(ベータカロチン)やビタミンDがお勧めです。

また、いまの乾燥している肌の保湿のためには洗顔後の化粧水も大事です。
化粧水をお肌によくなじませるためには、コットンを使う方法がお勧めです。
コットンに化粧水をとって、まずはお顔全体をコットンでスーッとなでるように化粧水をなじませます。
次にそのコットンでパンパンッとパッティングを行います。途中でコットンが乾いてきたら化粧水をたしながら、お顔全体で2分から3分くらい行います。そうすると、化粧水の保湿成分がお肌によくなじみます。
次に乳液です。
さて、乾燥肌を気にしていると、どうしても乳液をたっぷりつけたくなります。
ただし、これもムラつきの原因となります。乳液はまず、少な目にとって顔全体に伸ばします。
そこで、一度お肌の感触を手のひらで触って確かめてみましょう。
ピタッと手のひらが吸い付くような感触なら乳液の量はもう充分です。
サラサラしているようだったら、足りないのでほんの少量つけたしましょう。
逆に、べたっとしているときはつけすぎです。その時には、もったいないとは思わずに、
ティッシュ顔の上に広げて上から軽く手で押さえて、余分なものをティッシュに吸い取らせましょう。

ビタミンの補給と洗顔後の化粧水や乳液のつけ方でだいぶ乾燥肌も改善してくると思います。
また、にきび用のクリームは油分を吸い取るものがほとんどですから用途以外には使わないようにして下さい。

2007/12/28

授乳中の抜歯

■質問:
このたび親知らずを抜く事になりました。歯科医に授乳中であることを伝えると、抜歯後の薬の服用も3日程度なら問題ないと言われました。
私は親知らずを抜く為に断乳をしたという話を何回も聞いた事があるので、歯科医によって考えが違うのかなと思いました。
それにしても、痛み止めや抗生物質などを飲んで授乳するのは、いくら大丈夫と言われても不安です。
抜歯中の麻酔も不安です。ですので、抜歯するのをもう少し延期しようかと思い始めました。

■:回答
授乳中の抜歯ということで、ご心配になるお気持ちをお察しします。
麻酔に関しては、基本的に局所麻酔ですから、血中に入る麻酔の量はごくわずかで特に心配はいらないと考えます。
どちらかというとお薬の方を気をつけていく必要があるかもしれません。
現在、何ヶ月の赤ちゃんでしょうか?3-6ヶ月くらいですと、完全母乳の場合は1日7-8回与えていると思うのですが、
基本的には、抗生剤と痛み止めの服用だと思いますので、抗生剤は授乳直後に服用して、できるだけ次の母乳の間隔を
あけて服用すれば、お薬の種類にもよりますが、さほど心配はいりません。
ただし、痛み止めは、我慢できるようなら我慢して頂くほうがよろしいと思います。
薬剤の母乳への移行は、さほど問題にならない量だと思いますが、もし抜歯を延期できるようでしたら
1日の授乳回数など減らせるようになってからでもよろしいかと思います。
また、すでに1日の授乳回数が3回程度であれば、授乳直後に服用して頂ければ問題ないと思います。

2007/12/12

手の痙攣について

■質問:
女子大生です。先週位から、右手の親指と人差し指の間の付け根が痙攣する時があります。
左手や他の指の付け根は何ともありません。痙攣自体は10秒くらいで治まるのですが、
ひどい時には本当に頻繁になります。日常生活に不便はないのですが、今までこんな事はなかったので少し心配です。

■回答:
指先や手のひらの末端の部分は、末梢神経といって非常に細かい血管や神経の集まっているところです。
ですから、疲労がたまったり、体調の変化によってうまく運動が機能しなかったり、運動の指令がうまく伝わらなかったりして、ピクピクと痙攣したりすることがあります。基本的には心配いらないと思います。
もし痙攣が続くようでしたら、末梢神経の障害を改善するビタミンB12を補給していただくのがよろしいと思います。
ただし、一日に何度も続いたり、さらに症状が悪化するようであれば、内科もしくは整形外科の先生にご相談してください。

2007/12/06

皮膚の赤い斑点について

■質問:
数年前から、左足のすねに1ミリ位の赤い斑点がたくさんできては消えるを繰り返しています。
かゆみを伴う時もあり、掻くと症状がひどくなります。できるのは数センチの範囲なのですが、
いつも同じ箇所というわけではなく微妙に位置を変えて症状が出ます。表面はわずかに凸凹しています。
原因になることは思いつかず、定期的に繰り返すので心配です。

■回答:
赤い斑点で痒みを伴うことがあると言うことで、アレルギー性のものが可能性としては考えられます。
ベルトや靴下、またシューズなどの「物」と接触することで、接触性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。
これらは体質に関係なく、皮膚が圧迫されたり、強くこすりつけられることでアレルギー反応を起こすもので、
掻きすぎると赤く斑点のように残ることがあります。また、一度このようなものが出ると、微妙に位置をかえながら
何度も痒みがでることがあります。
いずれも心配するものではありませんが、皮膚科の先生に確定診断していただくほうがよろしいと思います。
そのうえで、特に異常がなければ、抗アレルギー剤やアレルギーを抑える塗布薬が処方されると思います。

2007/11/29

極度の緊張について

■質問:
20代の女性です。ライブ会場に行くと、極度の緊張に襲われて吐き気をもよおしたり、下痢になってしまいます。
ライブ会場でこんな風になったのは初めてで、どうしたらいいのかわかりませんでした。
2ヶ月ほど前、精神的に参っていたことがあり、その時も一時的なものでしたが
同じような症状(めまい、吐き気)になったことがあります。
その問題が解決したあとは、何も体に異常はなく生活していました。
ライブ会場で毎回そんな風になってしまうと考えてしまうだけで不安です。
何か良い解決法はございませんでしょうか?

■回答:
軽度のパニック障害にあるのかもしれません。
パニック障害という名前だけを聞くと大変な病気のように思われるかもしれませんが、
データーによると、軽度のものを含めると成人の3分の1以上の方が毎年経験していると言われています。
パニック障害の症状は、10分以内に最高潮に達し、通常は数分で消失します。
その後は、またひどい発作が起こるのではないかと恐れる気持ちが残りますが、
それ以外には医師が観察できる特別な症状はほとんどありません。
特にパニック障害での発作の場合は、不意に明らかな理由なく発生することがあるため、
頻繁に発作が生じる人にはまた発作が起こるのではないかという不安が常にあり(予期不安と呼ばれる状態)、
パニック発作を起こしたことがある場所を避けようとします。
冒頭に書きました通り、パニック障害は、成人の多くが軽度なものを含めると多くの人が経験しているものです。
ですから、それほど心配はいらないということをまず理解して下さい。
そのうえで、また起こるのではないかという不安が残るようでしたら、一度、心療内科の先生にご相談頂くのがよろしいと思います。
現在では、このような症状に対応した副作用の少ない良いお薬が開発されています。

2007/11/22

胃炎について

■質問:
最近、胃の調子が悪いです。医者に行って薬を貰って飲みましたが一時的に治る程度です。
めまい、胃の痛み、目がかすむ、といった症状があります。これはピロリ菌による胃炎でしょうか?

■回答:
ヘリコバクターピロリは、胃炎や胃潰瘍の原因にはなりますが、
ヘリコバクターピロリ特有の症状というものはありません。
目がかすんだり、めまいがしたりする事と、胃痛は直接的には関連がないと思われますが、
お疲れやストレスが原因となって軽い心身症の状態にあると、一連の身体的症状が現れることがあります。
心身症とは、ストレスやお疲れが原因で、精神的な事が引き金になり、それが身体の症状として現れてくるものです。
心身症といっても、成人であれば、軽度のものも含めるとほとんどの方が経験するような疾患ですから、
十分な休息で軽快することもあります。
しかし、めまいや胃痛といった身体に現れた症状については、その都度その症状を治療するような薬剤が必要です。
その上で、十分休息をしても一連の症状が収まらなければ、心療内科やおかかりの先生に気分をリラックスさせる薬剤などを
処方して頂くとよろしいと思います。

2007/11/19

ワセリンとアトピー

■質問:
ワセリンの商品はアトピーにつけたら治りますか?

■回答:
ワセリンは、もともと軟膏剤の基材(もとになるベースの軟膏)として使われるものです。
この中に薬効成分を入れることで、様々な用途で使える、いわば軟膏剤のプレーンのようなものです。
ですから、ワセリン単独では大きな薬効はありません。
ただ、皮膚を保護したり、皮膚の乾燥を防いだりする効果はあります。
一般的に、アトピーの皮膚は乾燥しやすい状態にありますので、
保護、保湿の目的で使用することはできます。

2007/11/07

妊娠中のアルコール消毒について

■質問:
現在、妊娠6週です。キッチンの消毒にエタノール67.9%の食品添加物アルコール製剤を
霧吹きで吹き付け、10分程素手で拭いていました。頭が痛くなって気が付いたのですが、
胎児への影響は大丈夫かとても心配になってしまいました。

■回答:
妊娠中にエタノールなどで消毒したりしても、基本的には問題ありませんので、影響は心配ないと考えます。
ただし、妊婦さんに限らず、一般的にエタノールなど可燃性のアルコール製剤を使用するときは、
必ず換気を良くして出来るだけ吸入しないようにすることが大事です。
霧吹き状のものですと、換気を充分保たないと気分が悪くなることも多いので気をつけて下さい。
胎児への影響は極めて低いと思います。
今後使用される時は、短時間で行うようにしましょう。その際は換気も充分確保して使用するようにして下さい。
妊娠初期は、いろいろとご苦労も多いと思います。頑張って、元気な赤ちゃんをご出産して下さいね。

2007/11/01

足の甲の痛みについて

■質問:
35歳の女性です。7年ほど前から、朝起きると足の甲が痛み、歩行に支障をきたすようになりました。
しばらく動いているうちに痛みは消えますし、足の甲自体にこれといった異常はありません。
販売が仕事であり、朝起きたときだけの痛みであったので、疲れかなとそのままにしておりました。
ですが、次第に痛みの継続する時間が長くなり始め、現在では、しばらく座ってから動き始めると朝同様に足の甲が痛むのです。
このままでは、普段でも通常歩行出来なくなるのではと気になっているのですが、
どうすればよいのかわからない状態です。

■回答:
7年ほど前からの痛みということですから、なにか機能的に問題があるわけではなく、歩行の仕方や
歩行習慣に原因があるのかも知れません。また、靴などが合わないことによるものも考えられます。
ただし、痛みがでる時間が長くなっていることを考えると、一度、やはり整形外科の先生に診て頂くのが
よろしいと思います。
画像診断などで心配がない場合は、テープ剤による治療が有効かもしれません。
現在は、非常に薄いタイプのテープ剤が開発されており、皮膚の表面から薬剤を吸収し、
テープをはがした後も消炎効果が持続するような新しいタイプの貼付剤が開発されています。
また、薄いテープですので歩行の障害になりません。是非、先生にご相談いただければと思います。

2007/10/26

足の裏に湿布

■質問:
足の裏に湿布を貼っているCMを時々目にするのですが、これは実際のところ疲労回復に効果があるのでしょうか?

■回答:
疲労の場所によると思います。肩や首が疲れているときに足の裏に貼っても効果はありません。
立ち仕事、たくさん歩いた後、スポーツをした後、高いヒールを履いた後などは、足底筋や足背筋が疲れたり、
足がむくんで血行が悪くなったりしています。
そのような場合に足の裏に貼ると、状態を改善して疲労の回復に役立つと思います。
実際に足が疲れた場合にお試しになられてみてはいかがでしょうか。

2007/10/23

化膿したにきび

■質問:
僕は15歳です。膿がたまっているニキビができています。膿というのは出してしまったほうが良いのですか?それとも出さないほうが良いのですか?

■回答:
たまっている膿を、無理やり指などで押し出すのは良くありません。
膿を出すとその時はすっきりしますし、治りも早く感じるかもしれませんが、
後々、にきび跡として残ってしまう場合があります。
化膿して腫れていると痛みも伴う場合がありますが、
このような状態の場合は、化膿止めを塗ってそっとしておくほうが良いです。
指などでいじればいじるほど、状態がさらに悪化したり、ニキビ跡として残りやすくなります。
15歳ということで、皮脂の分泌量も多く、ニキビが出来るのは当たり前の年頃ですが、
あまりにひどい化膿状態の場合は、市販のお薬による治療も限界がありますので、
皮膚科を受診されて、お薬を処方していただくことをおすすめいたします。

2007/10/19

鮭の白子(核酸)とコレステロールについて

■質問:
核酸がずば抜けて多い秋鮭の白子が旬で毎日でも食べたい位なのですが、相当、高カロリー・高コレステロールなのではと心配です。数年間、健康診断の結果では高脂血症と出ています。善玉コレステロールも多く、総コレステロール値が高いです。核酸は、サプリメントで摂った方がよいでしょうか?

■回答:
食べる量には適量というものがありますから、いくら食べてもOKとは言えません。
ただ、今年の4-5月に診断基準がかわり、善玉コレステロールが高くて
総コレステロールが高いものについては「高脂血症」とは言わなくなりました。
やはり問題は「悪玉コレステロール」です。
「高脂血症」はその名を「脂質異常症」にあらため、総コレステロール値を予防や
診療の基準にするのをやめ、代わりにLDL(悪玉)コレステロール(LDL-C)値と、
HDL(善玉)コレステロール(HDL-C)値をそれぞれ別々に設定しています。

脂質異常症の診断基準(空腹時採血)
高LDLコレステロール血症… LDLコレステロール 140mg/dL以上
低HDLコレステロール血症 …HDLコレステロール 40mg/dL未満
高トリグリセライド(中性脂肪)血症… トリグリセライド 150mg/dL以上

もう一度、健康診断の結果をご覧になって確認なさってください。
LDLコレステロール 140mg/dL以上の場合は、残念ですが白子はなるべく
控えられたほうがよろしいと思います。

2007/10/18

妊娠中のサプリメントについて

■質問:現在妊娠9週目です。妊娠2週目頃から2日前まで、葉酸に加えてコエンザイムQ10のサプリメントを飲み続けてしまいました。容器には特に、妊婦の服用について何も書いていなかったのですが、先日ネットで「コエンザイムQ10の服用は医師に相談を」の文言を見つけてビックリしました。すでに服用は止めていますが、胎児に何らかの影響は考えられますか?教えてください。

■回答:コエンザイムQ10について、胎児に対する影響の報告はありませんし、理論的にはほぼ問題ないとは思われます。しかし、妊婦さんや授乳婦さんに対する安全性情報が十分でないことから、摂取を避けるべきであるとされています。よって、念のためお控えいただいたほうがよろしいと思います。 なお、世の中の健康食品のほとんどは妊婦や授乳婦に対する安全性情報が不十分です。これは道徳的に妊婦や授乳婦を対象に安全性についての臨床実験を行うことができないからです。妊娠中の場合の健康食品の摂取については、担当医に必ずご相談なさった上で決定しましょう。

2007/10/15

股関節痛とふくらはぎの痛み

■質問:私は28歳です。股関節(骨盤と足の骨のつなぎ目あたり)に違和感があり、それを解消しようと角度をねじると痛みが走ります。足全体がしびれるような感じです。足の付け根部分は、押しただけでも痛みがあります。その痛みが出るようになってから、以前から押すと痛かったふくらはぎの痛みがさらに増しました。これらは単なる血行不良と思って良いのでしょうか?
■回答:骨盤と足の骨のつなぎ目あたりの股関節の痛みということですが、何かスポーツなどで腰や足に負担をかけたりしたことはないでしょうか?特に、バスケットなど跳躍を伴うスポーツをされていた方に、腰痛と併せてよくみられる症状です。血行不良というより、もし上記のような経験があれば、スポーツ整体などで症状を和らげることができると思います。しかし、特にそのような経験がないということでしたら、一度、整形外科の先生に画像診断を含めて診て頂いた方がよろしいでしょう。足の付け根の部分は比較的多くの血管や神経が集まっており、痛みの出やすい部分です。少しの異常でも痛みが出やすい部分でもありますから、あまり過度に心配なさらず、病院におかかりいただければと思います。

2007/10/02

滋養強壮剤やビタミン剤の併用

■質問:
今度旅行に行くのですが、普段運動不足気味なので滋養強壮剤を持参して旅行中に毎日飲もうかと思っています。すでにビタミン剤みたいなものは購入したのですが、旅行中も帰宅後も絶対に体調を崩すわけにいかないので、さらに追加で滋養強壮剤のような商品を買おうかと思っているのですが、こういうものは多少多めに、例えばビタミン剤とダブルで飲んだりしても問題はないものでしょうか?

■回答:
ビタミン剤も、過剰に摂取した場合には過剰症が発現することがありますので注意が必要です。 特に、脂溶性のビタミンであるビタミンAやビタミンDは、過剰に摂取すると体内に蓄積されて 過剰症を起こすことがあります。
具体的には、吐き気、頭痛、下痢、めまい、疲労感などがあらわれる可能性があります。 水溶性のビタミンCやビタミンB群は、多く摂っても不要な分は尿と共に排泄されてしまいますので、 過剰症というものはありませんが、それでも、摂りすぎると下痢や胃腸障害を起こす可能性が考えられます。 ビタミン剤は、食生活で不足した栄養素を補うために使用するものですので、 普段の食事で栄養を摂りつつ、さらにビタミン剤を複数摂ると、過剰摂取になる可能性が高まります。 基本的には、他のビタミン剤や滋養強壮剤との併用はお控えください。 ひとくちに、ビタミン剤や滋養強壮剤と言ってもいろいろな種類がありますが、 主に疲労の回復を期待される場合は、ビタミンB群、アミノ酸、ニンニクの成分(オキソアミヂン末)などが 配合されているものがおすすめです。

2007/09/27

赤ちゃんにも使用できるエタノールは?

■質問:
赤ちゃんにも安心して使えるエタノールとしては、どの商品が最も適していますか?

■回答:
赤ちゃんの手指に利用する消毒剤として、消毒用エタノールの利用はお勧めいたしません。
消毒用エタノールの消毒効果は高いのですが、毎日利用してしまいますと、エタノールが蒸発するのと同時に、皮膚の皮脂まで取り去ってしまいますので良くありません。
赤ちゃんの口元や手指消毒には、殺菌剤溶液(グルコン酸クロロヘキシジン0.02%)含有の製品がよろしいでしょう。

■商品番号:M116020H ママとベビーの清浄綿100包http://www.kenko.com/product/item/itm_7711602072.html

■清浄綿各種
http://www.kenko.com/product/seibun/sei_834053.html

外出した際の手指消毒やおもちゃ、器具の消毒には、消毒用エタノールのスプレータイプを常備されるとよろしいでしょう。なお、ケガをした部分に利用するとしみますので、ケガの際の使用はお控えください。

■商品番号:S314480H スプレー式 消毒用エタノールA 100mlhttp://www.kenko.com/product/item/itm_8331448072.html

2007/09/25

授乳中の制汗剤の使用

■質問:
汗かきでにおいが気になり制汗剤を使用していましたが、授乳中の使用には問題はありますか?現在育児中で、少量ですが母乳を与えています。外出時など使用したいのですが、避けたほうがいい成分などはありますか?

■回答:
特に制汗剤につきましては、授乳中の使用に関する注意はありません。一般的に、制汗剤は医薬部外品に分類されます。医薬部外品は、医薬品に比べて作用が緩和なものです。医薬品の場合は、母乳への移行が懸念されるものがありますので授乳中の使用には注意が必要な場合も多数ありますが、制汗剤につきましては、一般的に授乳中であってもご使用いただいて問題ありません。
なお、授乳とは関係なく、お肌に合わない場合は皮膚にかゆみやかぶれなどの症状があらわれることがありますので、そのような場合にはご使用はお控えください。

2007/09/21

ホウ砂の使用方法について

■質問:
子供が幼稚園にてホウ砂を使用した「スライム」(水500に対し0.5グラム程度の混入量)で遊び、家に持ち帰ってから少量を口にしたようで、近くのお医者さんに診てもらったところ、「ホウ砂は劇薬であるので、こんな物で遊び物を製作するのはけしからん」とのお叱りを受けたとのことです。
ホウ砂は、それほどの毒性を持っているのでしょうか?

■回答:
ホウ酸は、古くから刺激が少なく緩和な殺菌作用があるので防腐薬などとして使われてきましたが現在は、人体に使用する際は眼の結膜の洗浄だけの使用に限られています。健康な皮膚ではまったく吸収されることもなく問題ないのですが、皮膚に損傷があったり、粘膜部分に触れると、人体に吸収されることが知られています。また、第13改正 日本薬局方解説書(廣川書店)には,ホウ砂の副作用として、「特に小児では5-10gのえん下で激しい嘔吐、下痢、ショックなどを起こし、死に至るとする報告がある。」と記載されています。
使用されている量からするとすぐに大きな問題にはならないと思いますが、小さい子供が使用するには、危険だと思います。ホウ酸は、現在はゴキブリなどの害虫の駆除もできるようなものです。量的には、伺った量では確かに問題のないようにも見られますが、やはり、先生のおっしゃるとおり安全性には若干問題があると思います。使用される場合は、保護者の方がしっかり観察しながら遊ぶようにして頂きたいと考えます。

2007/09/19

にきびについて

■質問
高校生ですが、にきびに効く薬は何かありませんか?特にあごにできてしまうものに効くものが欲しいのですが・・・

■回答
思春期のにきびは大人への登竜門です。ホルモンバランスも乱れる頃ですので、当然のことだと思います。ただ、にきび跡は残したくないですね。ですから、にきびの治療はちゃんとしましょう。

化膿性のにきび(乾燥していないもの)には「ピンプリット にきび治療薬C」を、
http://www.kenko.com/product/item/itm_8021108072.html
赤味の強いにきびには「フキディア 」http://www.kenko.com/product/item/itm_8803514072.html
が、よろしいと思います。

そして決して爪でにきびをつぶさないようして下さい。跡が残りやすくなります。
また、にきびを防ぐことも大事です。おすすめの方法としては、お風呂で行うオイルマッサージです。お湯にゆったりつかりながら、気になる鼻の上に、オイルタイプのクレンジング剤をつけて、指先でくるくるっと軽くマッサージを行いましょう。できれば、毎日2-3分づつ行って下さい。シャワーで済ませたいという日には、メイクを落としたあとのお肌を蒸しタオルで十分あたためてからマッサージするとよいでしょう。毛穴の中で、カチンと固まってしまっている皮脂を溶かし出すのには、よくあたためることと、オイルで溶かし出す方法が有効です。シートパックと違って即効性はありませんが、皮膚への負担のない方法です。
また、毛穴を引き締めるために、洗顔後にはコットンをつかって十分、化粧水などでパッティングをしましょう。お肌がひんやりと冷たくなるまで行って下さい。化粧水を冷蔵庫で保管するようにすると一層効果的です。

2007/09/13

運動中の足先のしびれについて

■質問:
40代の女性です。スポーツクラブで中級レベルのエアロビクスをしています。50分位のクラスなのですが、運動している最中、必ず両足先が痺れてしまいます。もともと起立性低血圧障害で体調不良が続き、改善する為に始めた運動だったのですが、最近、特に痺れが頻繁に起きて気になります。
痺れは、足を回したり、ストレッチすると一瞬治るのですが、そのまま運動を続けるとまた、痺れてきて足先の感覚が無くなってしまい運動が楽しめません。正座をしていて起こる痺れと全く同じなのですが、どうしてこんな事が起こるようになったのでしょうか?なにか良い対処方法はないでしょうか?

■回答:
正座した後などの足のしびれは、一時的な神経障害と考えられます。足に神経が圧迫されると、しびれが起こります。圧迫されて神経への血液供給が悪くなると神経から以上な信号がでて、チクチクするしびれ(異常感覚)を引き起こします。ストレッチをすると圧迫が和らいで血行が良くなり、神経機能が回復してしびれが止まります。
中級レベルのエアロビクスということですが、動き方などが中級ということで運動量としては、かなり強めの有酸素運動になると思います。動きが複雑でかつ連続的な運動ですと、上記の正座の時と同じ様な状態が起こっていることも考えられます。ストレッチをすると治るということですから心配はないと思いますが、まったく運動していないときなどもしびれが続いたり、今後も痺れが続くようでしたら、末梢神経障害も考えられます。
これは、足の先の細かい血管の血行不良によりしびれがおこるもので通常、ビタミンB12などの補給により解消することもあります。低血圧の解消のための運動とのことですが、エアロビクスはかなり強度の強いスポーツです。ローインパクトのクラスやヨガなどのコースにするなど、まず、運動の強度を一時的に落とし、ストレッチなどを十分行っていただくことがよろしいでしょう。その上で、まだ痺れが続くようでしたら、一度お医者様にご相談なさってください。検査で異常がなければ、末梢神経の血行を良くするようなお薬が処方されると思います。

2007/09/10

汗をかきやすい

■質問:
昨年から体質が変わったのか、一度汗をかいてしまうと大量の汗が出て涼しい場所にいてもしばらく止まりません。それ以前はどちらかといえば汗をかかない体質だったと思います。
ちなみに私は30代半ばで、体重は着実に年々増加しています。太った事が原因かと思ったりもしますが、20代に太った時はそんな事はありませんでした。

■回答:
汗は、交感神経という自律神経(自分の意思に関係なく身体の機能の維持をする神経)によって体温調節をする機能をもっています。暑い場所にいた後、汗が引かないとのことですから、いわゆる多汗症とは違い心配はいらないと思います。
年齢を重ねていくと、この体温調節の機能が少しずつ弱くなってしまい、一度汗を引くとなかなかひかない状態になることもあります。一時的なものであることが多いので、どうしても大量の汗が気になるようでしたら、首の裏側や脇の部分など大きな血管があるところをアイスノンなどで冷やすと汗は止まると思います。一度お試しになられてみてください。

2007/09/05

妊娠中のマカについて

■質問:現在妊娠3ヶ月に入るところですが、不正出血があり、張り止めの薬を服用中です。最近気づいたのですが、体が冷えて来ると出血する様な気がして、夏なのに下半身はカイロを張り寒さをしのいでいます。マカと言う食品が冷え性やホルモンバランスの改善に効果的と聞きました。妊娠中でも摂って良いですか?

■回答:妊娠中のマカの摂取はおすすめいたしません。妊娠中及び授乳中のマカの摂取については安全性が確立されておりません。通常の食事に含まれる量の摂取ではおそらく安全と思われる、という報告がありますが、日本では、マカを食事で摂取する機会はありません。サプリメントは、マカのエキスが濃縮されていますので、通常の食事以上に大量に摂取することになります。また、妊娠中の健康食品の摂取については安全性が確立されていないケースが大変多く、マカも例外ではありません。よって、妊娠中のマカの摂取はお止めください。今年の夏は大変暑いですが、冷房の使いすぎによる冷え症の方が増えてきています。入浴は、シャワーで済まさず必ず浴槽でよく温まるようにしましょう。また、冷えの改善にはショウガ湯がおすすめです。

2007/08/30

ウオノメの薬について

■質問:

ウオノメができてフローリングの床を歩くのが苦痛です。薬局で売っている張り薬を使おうと思うのですが・・・現在授乳中です。使用しても母乳に影響は出ないでしょうか。

■回答:

ウオノメ用の貼り薬の主成分は、サリチル酸です。サリチル酸の外用につきましては、授乳中の使用で 母乳への影響等の報告はありません。よってご使用いただいても特に問題ありません。
なお、ご参考までですが、妊娠中の使用は有益性投与(治療上の有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合のみ投与すること) となっています。
今後もし妊娠された場合は、使用について必ず医師にご相談ください。

2007/08/28

妊娠中の鼻血について

■質問:
今妊娠6週目です。今月に入ってから数回鼻血がでます。幼少期から鼻血は出やすい体質ではありましたが、妊娠中のため心配しています。問題はないでしょうか?

■回答:
妊娠中は、胎児に酸素を送ってあげるために母体の血液量は多くなっています。そのため血圧が若干高くなり、何でもないような時にも出血しやすくなっています。加えて、鼻の粘膜は非常に薄いのでちょっとしたことでも出血してしまいます。また、血液中の血小板の量は減っていますので、出血が止まりにくくなる傾向にあります。
鼻血自体は、過度に心配する必要はありませんが、赤ちゃんも血液を必要としていますから、あまり何度も続くようでしたら貧血の心配もあります。定期的な検診の時でもよいですから、念のため主治医の先生にご相談ください。貧血の検査もしていただけると思います。

2007/08/27

ストレスで毛を抜いてしまいます。

■質問:
ストレスから、髪の毛をむしっちゃったりしていました。そうしたら、その部分の毛が抜けて、生えてこなくなってしまい、毛が薄くなってしまいました。女性に効果のある育毛剤はありますか?

■回答:
強引に毛をむしり取ってしまうのは髪と頭皮に大変負担となり良くありません。何度も何度も同じところの毛を抜いてしまうと、体は、その部分に毛が必要ないと判断して、毛を生やすのをやめてしまいます。毛が不要なところに毛根は必要ありませんので、そのうち毛根まで消失してしまい二度と毛が生えなくなってしまう場合があります。
これからは、毛を絶対に抜かないようにしてください。ストレスを感じやすい時代ですが、溜め込まずに上手に発散する工夫も必要です。自分が楽しいと思うことや趣味に打ち込むことで、考えをストレスの元となることからそらすなど、意識して行うようにしましょう。
女性におすすめの育毛剤をいくつかご紹介いたします。

◆商品番号:M518440H モウガL 60ml
http://www.kenko.com/product/item/itm_7751844072.html

◆商品番号:M512560H モルティ 薬用育毛エッセンス 130g
http://www.kenko.com/product/item/itm_7751256072.html

◆商品番号:B312830H ブローネ 薬用育毛ローション 無香料
http://www.kenko.com/product/item/itm_6631283072.html

2007/08/24

制汗剤の使用について

■質問:
人間は、汗をかくことにより新陳代謝が良くなるものらしいですね。制汗パウダーとかスプレーとかありますが、制汗というのは毛穴から汗が出ないようにするものですか? そうすると、体に悪くないですか?どうなんでしょうか?

■回答:
汗は、交感神経という自律神経(自分の意思に関係なく身体の機能の維持をする神経)によって体温調節をする機能をもっています。
制汗パウダーなどは、一時的に汗を乾燥させたり、匂いを閉じ込めるタイプのものがほとんどで特に、体温調節や新陳代謝を阻害するものではありません。また、汗の腺(汗腺)は身体中にありますので、身体の一部に使用したことで身体に影響がでるものではありません。
あまり制汗剤に頼りすぎるのもよくありませんが、通常の使用では問題ないと思います。

2007/08/17

顔の脂症(てかり)について

■質問
小さい頃から顔が脂症で悩んでいます。中学の頃は、にきびがありましたが、現在はほとんど有りません。 洗顔などを行っていますが20-30分すると顔が少しずつベタベタになっていきます。
首から顔以外は全くそのような傾向は有りません。何か良い方法は無いでしょうか。
市販のふくだけ洗顔シートなども使っていますが上記の傾向に戻ります。

■回答
おそらく、皮脂腺の量が多いのではないかと考えます。
皮脂腺というのは、皮脂を分泌する分泌腺です。
一般的に、おでこから鼻筋にかけての部位(いわゆるTゾーン)に多く見られます。

過剰な皮脂の分泌を抑制するのに効果的なのは、ビタミンB2です。
ビタミンB2配合の医薬品として下記の商品がございます。

◆商品番号:T210140H チョコラBBピュア 140錠
http://www.kenko.com/product/item/itm_8421014072.html
当社販売価格:2,394円(税込)

ただ、皮脂は、体の中から分泌されるものですから、
このような医薬品だけに頼れば良くなるということではありません。
外から補えばそれだけ分泌量も多くなります。
食事の面でも油っぽいものの摂り過ぎにはご注意ください。

2007/08/16

手足の湿疹について

■質問
数年前より、春から秋くらいにかけて手(指だけ)にかゆみをともなう水疱ができ、あまりのかゆみにかいてつぶしてしまうのを繰り返しています。かいて皮膚がめくれてしまうと、何カ所が小さい穴のようなものが見え、かゆみがおさまってもその穴の部分がふさがるだけでしばらくすると同じところに水疱ができます。皮膚科で見てもらった時は湿疹といわれ水虫等ではないようでしたが、主婦湿疹用のクリームを塗ってもなおりません。なにかよいお薬はあるでしょうか。
毎年暖かくなってくるころに発症するので根本からなおしたいと思っています。

■回答
おそらく、湿疹の中でも「異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」ではないかと思います。
異汗性湿疹は、別名、汗疱(かんぽう)あるいは発汗異常性湿疹(はっかんいじょうせいしっしん)とも呼ばれます。
汗をかきやすい暖かい季節に起こりやすいものです。
原因は、かいた汗が外に排出されずに皮膚内に留まってしまうことです。

手湿疹(主婦湿疹)も異汗性湿疹も、皮膚科の先生が一般的に処方するのは
ステロイドですが、塗っても一時的に良くなるだけで、また同じ症状を繰り返し、
そのうちステロイドも効かなくなってきてしまうことがあります。
主婦湿疹用のクリームというのは、皮膚科の先生が処方してくださったものでしょうか。

治療のために一番重要なのは、保湿です。
汗をかくのが原因なのに保湿?と思われるかもしれませんが、
異汗性湿疹は、皮脂と水分のバランスが崩れた状態ですので、
保湿して乾燥を防ぐことが大切になります。

保湿は、尿素配合のハンドクリーム等で結構ですが、
ヒルドイドという保湿剤も効果が高いです。
ヒルドイドは医療用医薬品ですので、皮膚科の先生にご希望いただければ
処方していただけると思います。

そしてさらに大切なのは、なるべく水を触らないことです。
トイレとかお風呂とか、日常生活で水に触れないわけには行きませんが、
家事・掃除等の際にはできる限り水に触れないこと、
水を使う場合にはゴム手袋をすることが大切です。
なお、ゴム手袋の下には木綿の手袋をして二重にするとベターです。
手を洗った後などは、こまめに保湿剤を塗ってください。

足の場合、異汗性湿疹は、よく汗をかく足の裏にできることが多いです。
関節のみということですが、どこの関節でしょうか。
足の指の関節であれば、異汗性湿疹の可能性が高いと思いますが、
ひざや足首の関節の場合は、異なる種類の湿疹かもしれません。

2007/08/15

妊娠と喫煙について

■質問: 
妊娠するならどのぐらい前から禁煙すれば全く問題ないですか?今まで8年ぐらい1日20-30本吸っています。

■回答:
基本的には、妊娠するまえの喫煙と胎児への影響についての喫煙年数と一日あたりの喫煙本数の関連性を示す詳細のデータはないのですが、喫煙する母親が妊娠の最初の3か月までに喫煙を止めた場合に生まれる赤ちゃんは、喫煙しない母親に生まれる赤ちゃんと出生時体重は同等レベルになることが知られています。
ですから、基本的には遅くとも3ヶ月まえまでにやめて頂くことがよろしいと思います。しかし、妊娠前の喫煙ももちろん重要ですが、妊娠した後の喫煙は妊娠前よりもはるかに影響が高く、早産、流産の危険性も高まりますので、その点も心がけて禁煙に取り組んでいただければよろしいと思います。