2007/11/29

極度の緊張について

■質問:
20代の女性です。ライブ会場に行くと、極度の緊張に襲われて吐き気をもよおしたり、下痢になってしまいます。
ライブ会場でこんな風になったのは初めてで、どうしたらいいのかわかりませんでした。
2ヶ月ほど前、精神的に参っていたことがあり、その時も一時的なものでしたが
同じような症状(めまい、吐き気)になったことがあります。
その問題が解決したあとは、何も体に異常はなく生活していました。
ライブ会場で毎回そんな風になってしまうと考えてしまうだけで不安です。
何か良い解決法はございませんでしょうか?

■回答:
軽度のパニック障害にあるのかもしれません。
パニック障害という名前だけを聞くと大変な病気のように思われるかもしれませんが、
データーによると、軽度のものを含めると成人の3分の1以上の方が毎年経験していると言われています。
パニック障害の症状は、10分以内に最高潮に達し、通常は数分で消失します。
その後は、またひどい発作が起こるのではないかと恐れる気持ちが残りますが、
それ以外には医師が観察できる特別な症状はほとんどありません。
特にパニック障害での発作の場合は、不意に明らかな理由なく発生することがあるため、
頻繁に発作が生じる人にはまた発作が起こるのではないかという不安が常にあり(予期不安と呼ばれる状態)、
パニック発作を起こしたことがある場所を避けようとします。
冒頭に書きました通り、パニック障害は、成人の多くが軽度なものを含めると多くの人が経験しているものです。
ですから、それほど心配はいらないということをまず理解して下さい。
そのうえで、また起こるのではないかという不安が残るようでしたら、一度、心療内科の先生にご相談頂くのがよろしいと思います。
現在では、このような症状に対応した副作用の少ない良いお薬が開発されています。

2007/11/22

胃炎について

■質問:
最近、胃の調子が悪いです。医者に行って薬を貰って飲みましたが一時的に治る程度です。
めまい、胃の痛み、目がかすむ、といった症状があります。これはピロリ菌による胃炎でしょうか?

■回答:
ヘリコバクターピロリは、胃炎や胃潰瘍の原因にはなりますが、
ヘリコバクターピロリ特有の症状というものはありません。
目がかすんだり、めまいがしたりする事と、胃痛は直接的には関連がないと思われますが、
お疲れやストレスが原因となって軽い心身症の状態にあると、一連の身体的症状が現れることがあります。
心身症とは、ストレスやお疲れが原因で、精神的な事が引き金になり、それが身体の症状として現れてくるものです。
心身症といっても、成人であれば、軽度のものも含めるとほとんどの方が経験するような疾患ですから、
十分な休息で軽快することもあります。
しかし、めまいや胃痛といった身体に現れた症状については、その都度その症状を治療するような薬剤が必要です。
その上で、十分休息をしても一連の症状が収まらなければ、心療内科やおかかりの先生に気分をリラックスさせる薬剤などを
処方して頂くとよろしいと思います。

2007/11/19

ワセリンとアトピー

■質問:
ワセリンの商品はアトピーにつけたら治りますか?

■回答:
ワセリンは、もともと軟膏剤の基材(もとになるベースの軟膏)として使われるものです。
この中に薬効成分を入れることで、様々な用途で使える、いわば軟膏剤のプレーンのようなものです。
ですから、ワセリン単独では大きな薬効はありません。
ただ、皮膚を保護したり、皮膚の乾燥を防いだりする効果はあります。
一般的に、アトピーの皮膚は乾燥しやすい状態にありますので、
保護、保湿の目的で使用することはできます。

2007/11/07

妊娠中のアルコール消毒について

■質問:
現在、妊娠6週です。キッチンの消毒にエタノール67.9%の食品添加物アルコール製剤を
霧吹きで吹き付け、10分程素手で拭いていました。頭が痛くなって気が付いたのですが、
胎児への影響は大丈夫かとても心配になってしまいました。

■回答:
妊娠中にエタノールなどで消毒したりしても、基本的には問題ありませんので、影響は心配ないと考えます。
ただし、妊婦さんに限らず、一般的にエタノールなど可燃性のアルコール製剤を使用するときは、
必ず換気を良くして出来るだけ吸入しないようにすることが大事です。
霧吹き状のものですと、換気を充分保たないと気分が悪くなることも多いので気をつけて下さい。
胎児への影響は極めて低いと思います。
今後使用される時は、短時間で行うようにしましょう。その際は換気も充分確保して使用するようにして下さい。
妊娠初期は、いろいろとご苦労も多いと思います。頑張って、元気な赤ちゃんをご出産して下さいね。

2007/11/01

足の甲の痛みについて

■質問:
35歳の女性です。7年ほど前から、朝起きると足の甲が痛み、歩行に支障をきたすようになりました。
しばらく動いているうちに痛みは消えますし、足の甲自体にこれといった異常はありません。
販売が仕事であり、朝起きたときだけの痛みであったので、疲れかなとそのままにしておりました。
ですが、次第に痛みの継続する時間が長くなり始め、現在では、しばらく座ってから動き始めると朝同様に足の甲が痛むのです。
このままでは、普段でも通常歩行出来なくなるのではと気になっているのですが、
どうすればよいのかわからない状態です。

■回答:
7年ほど前からの痛みということですから、なにか機能的に問題があるわけではなく、歩行の仕方や
歩行習慣に原因があるのかも知れません。また、靴などが合わないことによるものも考えられます。
ただし、痛みがでる時間が長くなっていることを考えると、一度、やはり整形外科の先生に診て頂くのが
よろしいと思います。
画像診断などで心配がない場合は、テープ剤による治療が有効かもしれません。
現在は、非常に薄いタイプのテープ剤が開発されており、皮膚の表面から薬剤を吸収し、
テープをはがした後も消炎効果が持続するような新しいタイプの貼付剤が開発されています。
また、薄いテープですので歩行の障害になりません。是非、先生にご相談いただければと思います。