2006/08/31

指先の水疱

■質問:
1年ほど前から右手親指の一部に小さな水疱ができました、ステロイドの軟膏を塗るとある程度治まるのですが、また再発します。医師はカンジダ菌ではないかと言って軟膏をくれましたが結果は同じです。
水疱が出るのは右手親指の指紋部分周辺に限られています。押さえると少し痛みを感じますが、かゆみはありません。何か良い薬はありませんか?

■回答:
お仕事等で、親指をよく使用されていませんか?文面のみからは判断できませんが、考えられることとしては、いつも同じ手袋を使用していたり、金属アレルギーだったり、または親指の腹の部分を酷使するような手技を行っているような環境が考えられます。
皮膚科を受診されているようですので、治療法には問題ないと思われますが、気になるようであれば、セカンドオピニオンとして他の皮膚科の先生にご相談されるとよろしいと思います。
残念ながら、市販薬でご紹介できるお薬はありません。

2006/08/30

たむしの治療薬

■質問:
タムシに、「パウゾールクリーム」は効果的ですか?
パウゾールクリーム 10g
http://www.kenko.com/product/item/itm_8011753072.html

■回答:
このお薬は、たむしに対する適応がありますのでご使用されてみてもよろしいと思います。
※バウゾールクリームの「効能・効果」
下記の皮膚真菌症の治療(一部抜粋)
(2)白癬:足部白癬(汗疱状白癬、趾間白癬)、頑癬、斑状小水泡性白癬。
白癬とは、白癬菌というカビの一種が皮膚に寄生することによって起こる症状です。足に感染すると一般に「水虫」と呼ぱれますが、できる場所、状態により小水疱型水虫(汗疱状白癬)、趾間型水虫(趾間白癬)などに区別されます。
また、陰股部に感染すると「いんきんたむし」、体部に感染すると「たむし」と呼ばれ、痒みを伴う特異的な症状になります。

2006/08/29

妊娠中の肌荒れについて

■質問:
妊娠5ヶ月頃から顔のところどころにかゆみや発疹が現れ、皮膚科でステロイドの塗り薬を処方されました。確かに良くはなるのですが、いっこうに完治しません。
化粧水、乳液などをやめ、プロペト(白色ワセリン)を塗った上に薄く化粧をしています。もともとアレルギー体質でもなく妊娠が原因かと思われますが、その場合例えば、胎児の健康に問題がありますか?アレルギー反応が出てアトピーの子が生まれてくるのかなど不安がいっぱいです。

■回答:
妊娠中は、食事や化粧品に敏感になり、こういったことは起こりやすくなる時期ではあります。お腹の赤ちゃんへの影響は基本的には考えられません。ただ、便秘がちなら、腸の環境を改善することで、吹き出物が出にくくなりますので、ビオフェルミンなどの整腸剤をご利用なさると良いかもしれません。
また、お食事が規則的に取れなかったり、摂取量が少ないなど栄養のバランスが悪い可能性も考えられます。お肌のトラブルはビタミンやミネラル不足が原因の場合もあります。食欲がなくて栄養のバランスが崩れているようであれば、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントで不足した栄養素を補ってもよろしいと思いますし、マタニティミルクもおすすめです。 妊娠中の方にとって夏の暑さは憂鬱です。ストレス発散も必要なのかもしれませんね。

2006/08/25

夏バテでしょうか。

■質問:
梅雨が明けて暑くなりだした頃から体調不良です。手のひらのむくみ、首や肩のこり、目がチカチカするようなめまいのような症状があります。血圧を測ってみたら上が100で下が68でした。食欲は今までと変わらずありますが、夏バテなのでしょうか?

■回答:
現代人特有の夏バテに近いように思います。冷房の効き過ぎた部屋に一日中いませんか?夏場は、電車やオフィスの中の温度と屋外の温度差が非常に激しい環境になります。この温度差の中を行き来することで、私たちの自律神経のバランスが狂ってしまうのです。
自律神経とは血管や内臓、汗腺など、「自分の意志とは関係なく働く組織」に分布している神経系で、循環、消化、呼吸、代謝といった生命活動に必要な働きを調節しています。
暑いとき、私たちの身体の中ではこの自律神経が働き、血管が拡張して汗をかいて体温を下げようとします。逆に寒いときは血管が収縮して熱を逃がさないように働きます。しかし、この温度の変化が急激だったり頻繁だったりすると、自律神経の切り替わりが追いつけずにうまく働かなくなってきます。そして、循環や代謝がスムーズに行かずに、肩こり、めまい、だるさなどを引き起こすのです。さらに、冷房で身体が冷やされているのにも関わらず、夏場は水分補給も増えるため、むくみが生じやすくなります。
夏バテを解消するには、以下のことを実行しましょう。

・部屋の温度は28℃(寒いと感じたり、28℃に設定できない場合は上に着るものを用意)
・血行を促進し、体を温める食べ物(生姜、ニンニク、ネギ、ニラ、根菜類など)を積極的に摂る。
・入浴はシャワーで済まさずに毎日浴槽に浸かる。

しかし、症状がよくならなかったり、さらに悪い状態に進行するようであれば、他の病気が潜んでいる可能性もあります。一度病院を受診なさるほうが安心です。

2006/08/24

ビタミンKについて

■質問:
栄養機能食品として多くのビタミン成分が定められていますが、ビタミンKは定められていないようです。ビタミンKが栄養機能食品の栄養成分として認められないということは、何かビタミンKに問題があるのでしょうか?

■回答:
問題があるということではありませんが、栄養機能食品の表示の対象となる栄養成分は、「人間の生命活動に不可欠な栄養素で、科学的根拠が医学的・栄養学的に広く認められ確立されたもの」となっています。ビタミンKについてはまだ、「科学的根拠が医学的・栄養学的に広く認められ確立されていない」と判断されているのかもしれません。ただ、栄養機能食品の対象成分にはなっていませんが、個別評価型の「特定保健用食品」としてビタミンK2(メナキノン-7)高生産納豆菌が許可されています。

2006/08/23

マカとお薬の併用について

■質問:
血圧のお薬や血糖値を下げるお薬を病院の先生から処方していただいています。健康食品のマカを一緒に飲んでも大丈夫でしょうか。教えてください。

■回答:
マカには、若干ですが血圧を上昇させる作用があるようです。併用してはいけない(併用禁忌)とされているものではありませんが、病院のお薬との併用につきましては、必ずかかりつけのお医者様にご相談なさるようにお願いいたします。

2006/08/22

セントジョーンズワートと低用量ピルの併用

■質問:
低用量ピルを服用しています。セントジョーンズワートのサプリメントを一緒に飲んでも大丈夫でしょうか。

■回答:
セントジョーンズワートは、低用量ピルの作用に影響を与えるおそれがあります。
低用量ピルの作用が弱められたり、不正性器出血があらわれるおそれがあります。低用量ピルを服用している間は、セントジョーンズワートは摂取なさらないでください。

2006/08/18

腎盂炎について

■質問:
先日の夜、39度以上の熱が出て腹部に激しい痛みがあり、病院に行ったところ腎盂炎と診断されました。数年前に腎臓結石による激しい痛みで破砕手術を受けたことがあります。最近はお腹の調子が悪く、臭いおならが出てなんとなくお腹が張る感じがします。また、以前は歯槽膿漏がありましたが、長年吸っていた煙草をやめたらピッタリなくなりました。でも最近は口内炎が出来ています。これらの症状と何か関係があるのではと思うのですがどうでしょうか?
食事やサプリメントなどのアドバイスもお願いします。

■回答:
腎盂とは、腎臓の中心のことで、腎臓の外側で作られた尿を集めて尿管までの架け橋をするところです。この腎盂に感染を生じたのが腎盂炎で、片側の背部痛と発熱(かなり高熱)の症状が出ます。あなたの場合は、定かではありませんが、腎結石などの影響もあるかもしれません。大抵の腎盂炎は抗生物質の点滴をすれば数日で改善しますが、何か原因があるとこの腎盂炎を生じやすくなります。
腎盂炎というのは、腎臓の腎盂というところに感染が起きているだけですので、この状態からさらに感染が進まないようにしっかりお薬を飲んで治しましょう。
食事のアドバイスですが、腎臓の病気の場合、症状や状態によって時にはまったく逆のアドバイスになることがあります。あなたの症状にあったアドバイスは、病院で受けられてください。大切なことは、今しっかり治療されておかれることです。
お腹の状態、口内炎等に関してご自身で腎盂炎の原因になったのではないか、と考えたりされているようですが、普通に生活している場合でもなることはあります。原因をあまり考えすぎず、まずは治療に専念しましょう。

2006/08/11

アトピーとコレステロールの関係

■質問:
現在アトピー性皮膚炎で通院しています。高校生の時に円形脱毛症になり、治ってきたころから体に湿疹が出始めました。現在、症状は上半身に集中しています。顔は赤く、皮脂は殆ど出ていません。薬は昔からステロイドを使用しています。
昔から総コレステロールが89と低めなのですが、総コレステロールとアトピーの因果関係はありますか?また、コレステロールを上げる方法があれば教えてください。

■回答:
コレステロールは細胞を作ったり、ホルモンを作ったりするための重要な材料です。血液の中に一定量存在しないといけません。ですので、あなたの場合、コレステロールが少ないことが何かしら皮膚のトラブルをおこしている可能性はあります。
肉類の脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれています。アトピーですのでお肉類は避けていらっしゃったかもしれませんが、豚肉や鶏肉の脂も食事に取り入れても良いかもしれません。飽和脂肪酸は化学的に安定していて酸化しにくく、血液中のコレステロールを上げる働きがあります。飽和脂肪酸によって肝臓で合成されたコレステロールは、細胞膜やホルモンなどの成分として重要な役割を果たします。コレステロールが少な過ぎると脳出血が起こりやすくなるという報告もあります。

2006/08/10

水イボについて

■質問:
イボコロリは、水イボにも効くでしょうか。

■回答:
イボコロリの使用上の注意にあるように、水イボには使用しないください。

【使用上の注意】
1.顔面、目の周囲や唇、粘膜など。
2.首すじなどの皮ふのやわらかい部分。
3.炎症または傷のある患部。
4.水イボ。
5.お年寄りにできやすい黒褐色の扁平なイボ。
6.肛門周囲や外陰部にできたイボ。
7.一列に並んだイボ。群生したイボ。身体に多発したイボ。

水イボに効果的なお薬はヨクイニンになります。
ヨクイニンとは、ハトムギ<学術名 Coix lacryma-jobi Linne var. ma-yuenStapf (Gramineae)>の種皮を除いた種子です。
≪ご参考≫
小太郎漢方 ヨクイニンS
http://www.kenko.com/product/groupwords/gw_112211.html

2006/08/09

頭皮がカサついてかゆい

■質問:
育毛剤を一度使用したところ、頭がかゆみだしたので使用をやめたのですが、かゆくてカサついてきました。皮膚科でリンデロンローションを処方してもらい使用してたのですが、良いと感じるのは最初だけです。完治しない感じがするのですが、何か良い方法はありませんか?

■回答:
皮膚科を受診されているようですので、まずは皮膚科での治療を続けられることをお勧めします。白癬菌(はくせんきん)が原因のかゆみもありますが、皮膚科の先生がその辺のチェックはされていると思います。
また、他の原因としまして、ご利用になられているシャンプーやリンスが地肌に合わないということもあるかもしれません。すすぎがきちんと行われていない場合もあります。
現在の治療について疑問がありましたら、他の病院でご相談されてみても良いと思います。

2006/08/08

産後の抜け毛

■質問:
27歳で初産しました。産後3ヶ月ぐらいから急に抜け毛がひどくなりました。産後は髪がよく抜けると聞きますが、出産前から抜け毛は多かったのでさらに抜けるのは何か他に原因があるのでしょうか?抜ける量が半端ではないので、このままだとハゲてしまうのではないかと心配でたまりません。

■回答:
妊娠中は女性ホルモンの働きが増加し、ヘアサイクルが一時的に変化するようです。これにより、本来抜けるべき休止期の髪が抜けずに成長を続けてしまうのです。出産すると女性ホルモンの働きが正常に戻るため、本来抜けるべきであった休止期の髪が一斉に抜けてしまいます。ですから、出産後脱毛で抜けた髪は、本来抜けていた髪なのです。
通常、出産後半年から1年程度で自然に回復しますので、あまり気にしなくても良いと思います。出産後は、血虚といって血の栄養成分が不足した状態に陥りますので、カルシウムやタンパク質などを多く補給し、出産で消耗した体力を早めに回復させるよう心がけてみましょう。体力が回復し、栄養が体中に行き渡ることで髪の毛の回復も早くなります。
もし、出産後脱毛がいつまでも治らない場合は、別の原因によることも考えられます。慣れない子育てや家事、職場への復帰など、女性には多くのストレス要因があり、これが脱毛に起因している場合があるのです。この場合は、出産後脱毛とは違いますので髪の状態が自然に戻ることはむずかしくなります。

2006/08/07

指のむくみ

■質問:
手足がむくんで困っています。特に手の指がむくんでしまい、今まで使っていた指輪が入らなくなってしまいました。また、むくんでいるので第一関節から指を曲げると痛い感じがします。どのようにしたら指のむくみが取れるのでしょうか?

■回答:
一晩寝て解消するむくみは一過性のもの。セルフケアで対処できます。しかし、むくみが1週間以上続いたり、尿量が減る、血尿がある、体重が急激に増えた時などは病気が疑われます。漢方ではむくみは体内の水が偏在する水毒によるものと考えます。
水毒とは体の冷えなどによる内臓機能の低下で水分代謝が悪くなることですが、冷えがあると血が停滞したり、気のめぐりも滞ったりすることがあり、それらがむくみを誘発する場合もあります。運動をすると、静脈血やリンパ液を戻す脚の筋肉が鍛えられ、その力を発揮することができるようになります。筋肉を大きく使う運動がより効果的なので、仕事後の帰宅時を利用し、少し長く、できれば30分くらい歩くとむくみの解消が期待できます。足のマッサージ、半身浴も血流促進効果があります。
食事では、塩分を控えることが非常に大切です。外食やおそうざいでは、知らず知らずのうちにナトリウムのとりすぎになる心配があります。カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル豊富な野菜、豆、海草などを積極的に食べることも効果があります。
むくみが顔や瞼に出るときは腎臓の疾患が疑われるようです。まずは内科で腎機能の検査を受けることをお勧めします。異常がなければ漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。むくみに効果的な漢方薬のひとつに防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)があります。汗が大量に出るタイプのむくみに効果があります。

2006/08/03

妊娠中の虫除けスプレーについて

■質問:
ただいま妊娠中期です。毎年夏には蚊に刺されかなり腫れてしまうので、妊娠前は虫除けスプレーや蚊取り線香を使用していました。妊娠中や授乳中にはこれらの使用は控えたほうが良いのでしょうか?また、蚊にさされた場合、キンカンなどの市販の塗り薬は使用せず、皮膚科に行ったほうがよいのでしょうか?

■回答:
蚊の駆除にはピレスロイド系の殺虫剤をお勧めします。蚊取り線香もピレスロイド系ですが、香りや煙が強いので、無臭の電気蚊取りをお勧めします。
ピレスロイドとは除虫菊の花に含まれる天然ピレトリンとそれに類似した合成品の総称です。ピレスロイドは昆虫には強い殺虫効力を示しますが、人間をはじめとする温血動物の体内では酵素の作用で無害なものに分解され体外に排泄されます。妊娠中に使用されても問題ありません。

2006/08/02

妊娠初期の下痢止めの服用について

■質問:
妊娠初期(特に3-4週目)の下痢止め(正露丸やストッパ等)の服用についてお伺いします。
そろそろ子供を作ろうかと考えているのですが、その頃ちょうど海外旅行に行く予定があります。今まで海外旅行に行くとお腹が壊すことが多く、下痢止めを服用することも多いです。今回は妊娠の可能性がゼロではないので、妊娠初期(3-4週目あたり)の段階でそういった薬を服用して大丈夫なものかどうか教えてください。

■回答:
妊娠3週末までの間は、仮に薬を飲んだとしても胎児への影響は問題ないといわれています。ですが、妊娠4週から妊娠15週までは、胎児の器官の形成時期になるため、医師から薬の服用を指示された時を除き、お薬の服用は極力避けていただいております。
下痢止めを飲む前に整腸剤を飲まれるようにされてはいかがでしょうか。どうしても改善しない場合は、下痢止めを最後の手段として利用されると良いと思います。新ビオフェルミンSやヤクルトBL整腸薬のような整腸剤であれば、妊娠中授乳中を問わず、安心して服用できます。