2005/08/31

悩みに合った健康食品

■質問:
私の悩みは以下のような感じなのですが、自分に合った健康食品・サプリメントがわからないので、「これが良いのでは?」というのがあれば教えてください。
・極度の冷え性
・仕事柄、食事時間が不規則
・果物とご飯が大好き、野菜不足、肉は食べない
・今までなかったのに、最近肌荒れが気になる
・ダイエットしても痩せない
・最近疲れやすくなった
(27才、女、156cm、51kg、体脂肪25-26%、服用薬:ビタミンC、B群、低容量ピル)

■答え:
炭水化物・脂質・タンパク質のバランスが極端に悪いように思います。糖質が異常に多く、他が少なすぎるのでは?
また、ビタミン・ミネラルも少ない気がします。そうなるとスムーズなエネルギー代謝ができません。そのために、極度の冷えや肌荒れがみられるのかもしれません。
貧血などはありませんか?
菜食主義の食事では、鉄分が補給できず、貧血気味になるケースがあります。貧血になると体中に酸素が運べませんから、酸欠でエネルギーが生産できず、冷えやすく、やせにくくなります。その場合は鉄剤を補給したほうがいいかもしれませんが、まずは食生活から改善されたほうがよいでしょう。
総エネルギー量に対して、炭水化物50-70%、タンパク質20%未満、脂質20-30%未満が、一般的に日本人に合っているといわれる量です。
たとえば、1日に1800kcal摂取する場合、炭水化物225-315g、タンパク質90g未満(推奨量は50g程度)、脂質40-60gになります。(炭水化物、タンパク質は1gが4kcal、脂質は1gが9kcalの計算です)
肉が食べられないのであれば、魚や大豆製品などでたんぱく質を補給してください。
野菜は1日350g以上(そのうち緑黄色野菜120g以上)の摂取が推奨されていますから、努力して摂るようにしてください。外食がちで無理な場合は野菜ジュースや青汁でも構いません。
時間が不規則ということですが、肌は夜中の1-3時、寝ている間に分泌される成長ホルモンの働きで再生されます。つまり起きている限り、肌は再生されないということです。肌荒れを改善したいのであれば、寝ていただくしか方法がなく、サプリメントではどうしようもありません。
これらがクリアされて、その上での補助にサプリメント(栄養補助食品)があります。
まずは根本的な食生活、生活習慣改善の努力をなさってください。

2005/08/30

ヒマワリの種のトリプトファン

■質問:
ヒマワリの種はトリプトファンを多く含むという事ですが、他の食品(アーモンド、大豆、牛乳、チーズなど)と比較して、含まれる量というのはどれくらいなのでしょうか?

■答え:
以下の数値をご参考になさってください。

食品100g中に含まれるトリプトファンの量
・ひまわりの種 310mg
・アーモンド   200mg
・大豆      490mg
・牛乳       38mg
・ナチュラルチーズ 320mg

2005/08/29

妊娠中の水泳について

■質問:
現在妊娠5ヶ月ですが、体調も安定してきたので体重増加防止のため水泳に通いたいと考えています。
特にマタニティのプログラムのない区民プールなどに通うことに問題はありませんか?
塩素や衛生面で不安があります。

■答え:
区民プールなどで勝手に泳ぐのは、やはり心配です。マタニティのプログラムなら、水泳前の血圧チェック、時間帯の設定、準備運動などがきちんとメニューに組まれていますから、そういうプログラムのあるプールで泳ぐほうが安心です。
そして疲れすぎないように注意して、お腹が張ったら止めるようにしましょう。
何かあった後では遅いと思います。

妊婦さんへの注意事項
・妊娠経過、体調に問題ないか?(妊娠中毒症・その他の病気はないか?)
・過去に、流産・早産などの経験はないか?
・妊娠5-8ヶ月の間の安定期に行う。
・お医者さんの許可をもらうこと。
・プールの水温と室温は、30℃位が適切です。
・泳ぐ時間は1時間位にとどめる。できれば、10-14時の間がベスト(お腹が張りにくいから)
・途中でお腹が張ったら、すぐに休憩してください。自分で注意して無理はしないこと!
・もしもの時のために、家族・病院とも連絡がとれるようにしておく。

2005/08/26

体が赤くなる

■質問:
半年ほど前から、体を掻いたり擦ったりすると、すぐにその部分が赤くなる。また発疹みたいにもなる。すぐに消えますがどういう病気ですか?

■答え:
物理性の蕁麻疹ではないかと考えられます。蕁麻疹の原因は多種多様で、簡単には特定できないことも多いのですが、急性型では魚介類や酒類、慢性型では温度の変化や皮膚の摩擦、食品添加物などが原因となることが知られています。
文面からの推測ですが、あなた様の場合は温熱蕁麻疹の可能性があるかもしれません。気になる場合は皮膚科に相談されてください。

「物理性蕁麻疹」
●機械性蕁麻疹
圧迫や摩擦で出るもので、買い物カゴをさげると腕が赤くなる、下着のゴムの圧迫で赤くなる、という事はよくある。ボールペンのキャップなどで皮膚を擦るとその形に蕁麻疹がでる。これは皮膚描記症と呼ばれている。
●寒冷蕁麻疹
氷のような冷たいものに触れたり、冷たい飲み物を飲んで、唇や舌に蕁麻疹が出る場合がある。
●温熱蕁麻疹
温熱刺激で出る蕁麻疹。極めてまれ。
●コリン性蕁麻疹
発汗刺激で出る蕁麻疹。青年期に多く、運動や入浴、温かい食事や温かい部屋に入って体が温まったり、感情的に興奮したりしたときに出やすい。一般の蕁麻疹と異なり、小さい蕁麻疹が沢山できる。
汗のかきはじめに出やすい。ピリピリと痛みを伴う事が多い。アレルギー体質の人に多い。
●日光蕁麻疹
まれではあるが、日光照射で蕁麻疹が出る人がある。顔、首、手などの露光部に出やすい。人によって症状がいろいろである。

2005/08/25

糖尿病について

■質問:
49歳男性(172cm、62kg、体脂肪18%)、運動はほとんどしていません。現在通院中で、昨年夏から血糖値が200以上、ヘモグロビン12%です。薬(オイグルコン2.5mm1日4錠ベイスン0.3)を頂いてますが1年間数値が変らず、先生に「インシュリン治療に切り替えましょう。」と言われました。抵抗があり、食事療法や市販の薬等で数値を下げたいと思ってます。何か良い物をご紹介及びアドバイス頂きたいと思います。

■答え:
糖尿病については、食生活の改善や運動療法が一番の治療で、薬はあくまでもその補助です。
この1年で血糖値の改善が出来なかったのは、生活習慣の改善が不十分(運動をほとんどされていないようですし)だったからではないかと思われます。まずは、その辺が最優先だと思います。
インスリンを使った治療は恐くはありません。血糖値を正常に保つことは非常に大切で、糖尿病による合併症を防ぐ為にも必要なことだと考えられます。
市販薬での解決はまず無理です。軽い糖尿病の方でしたら市販薬のお薦めもできるのですが、あなた様の状況はあまりよくありません。
もしかしたら、糖尿病の方がよく利用されているサプリメントなどは、いいかもしれませんね。病院の薬との併用は基本的には問題ないと思われますが、低血糖を起こしやすい場合には医師に相談されてご利用になられてください。

2005/08/24

毎日不安で辛い

■質問:
現在26歳なのですが、10年くらい前から、外出すると下痢、腹痛、頭痛、めまい等の症状が出て、外出する事が困難になりました。
今では日常生活でも同じ症状が毎日続いていて、毎日不安でかなり辛い状態です。
精神科ではうつ病、不安症、パニック障害と言われました。

■答え:
精神科、うつ病、不安症、パニック障害というと特殊な病気のような気がするかもしれませんが、現在多くの方が同じ病気を持ちながら生活されています。病気をすっきり良くしようと考えないで、ご自分の病気のことを理解して、その病気を抱えながら生活していくことを考えてください。
そのためにはよき理解者が必要になります。精神科の病院では、医師に加え、いろいろなアドバイスをしていただけるスタッフが揃っています。気の合う先生やスタッフが見つかると、かなり不安も少なくなると思います。実際どこの病院でも、不安をかかえている患者さんが気の合う(安心できる)スタッフに出会ったとたん、うそのように不安発作が起きないという事例があります。
また、治療方法も本来いろいろあります。あなた様が抱えている不安は、実はあなた様の問題ではなく、家族の問題を抱え込んでいるというケースもあります。ご自分では見えないところが、心理の先生などには見えると思うのです。積極的に精神科を利用して、問題解決の糸口を見つけてください。きっと、あなた様を助けるスタッフがあらわれ、辛くなくなる日が来ると思います。
時として人を信じられなくなりますが、また同時に「人を信じてよかった」というときもあります。もっともっと人に甘えてみましょう。一人で辛い思いをしなくてもよいのです。

2005/08/23

妊婦の肌荒れ

■質問:
現在妊娠6ヶ月の初妊婦(32歳)です。私の悪阻は食べ悪阻だったのですが、妊娠5ヶ月の時に、顔一面から首に掛けてニキビが多発に出て、皮膚科に行ったら『多発性毛包炎』と診断されました。皮膚科の先生には非ステロイドの塗り薬のみ出してもらっているのですが、全く治りません。
その時に『睡眠とビタミンを取りなさい』と言われたので、睡眠は取る様にしているのですが、ビタミンについては産婦人科の先生に相談したら「体内に蓄積して胎児に影響を及ぼすことも考えられるから、ビタミン剤は出さない」と言われてしまいました。
妊婦でも摂取出来る市販されているビタミンは有りませんか?
多発性毛包炎って一体何なのでしょう。

■答え:
多発性毛包炎とは、ニキビがたくさん出来ている状態を言ったのだと思います。
妊娠中にイソトレチノイン(重度のニキビの治療に用いるビタミンA誘導体)を使うと、先天性奇形の原因になります。妊娠しているかその可能性がある女性は、先天性奇形を生じるおそれがあるので、安全な上限(3000μg)を超える量のビタミンAを摂取すべきではありません。ただし、動物由来のビタミンAの摂取が問題であって、植物由来のカロテンについては問題ないとされています。
また、ビタミンDも妊娠中の過剰摂取について問題とされていますが、1日の摂取量は妊娠中の方で7.5μg(300IU)となっています。
ビタミンB群の摂取は妊娠及び授乳中に必要ですので、市販のビタミンB剤などをお試しになられてはいかがでしょうか。

2005/08/17

むくみについて

■質問:
私は幼い頃から毎朝起きると顔がむくんでいましたが、ここ5年程でひどくなった様に思います。朝起きたら夕方までむくみは治りません。暑い日はよく汗をかくのですが、水っぽい汗で全然しょっぱくないのです。又、1時間から1時間半くらい犬の散歩をするのですが、その際も散歩後は必ずと言っていいほど手足がパンパンにむくんでいて、汗はビッショリかいても、ほとんどしょっぱくありません。どうしてでしょうか。
それと、私は14歳で初潮が来ましたが、その後3ヶ月で生理は2年飛び、16歳からは生理不順で1年飛んだり3ヶ月飛んだりです。ここ3ヶ月は、紫ウコンが良いと聞き飲み始めたせいか、3回続けて生理も来ました。しかしホルモンバランスが崩れているせいか、ここ8年で体重も36kgから47kgと、11kgも増えてしまいました。(24歳、女性、153cm、47kg、体脂肪率26%、病院には13歳以来行った事はありません)

■答え:
ホルモンの分泌バランスが崩れたときは、生理に関係なく常にむくみやすくなります。バランスを整えるためには、規則正しい生活習慣が何よりも大切です。
運動をすると、静脈血やリンパ液を戻す脚の筋肉を鍛え、その力を発揮することができるようになります。筋肉を大きく使う運動がより効果的なので、仕事帰りを利用し、少し長く、できれば30分くらい歩くことでむくみの解消ができます。
足のマッサージ・半身浴も血流促進効果があります。
食事では、塩分を控えることが非常に大切です。外食やおそうざいでは、知らず知らずのうちにナトリウムの摂りすぎになる心配があります。また、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル豊富な野菜、豆、海草などを積極的に食べることも効果があります。 
一晩寝て解消するむくみは、一過性のもの。セルフケアで対処できます。
しかし、むくみが1週間以上続いたり、尿量が減る、血尿がある、体重が急激に増えた時などは病気が疑われます。
漢方ではむくみは体内の水が偏在する水毒によるものと考えます。水毒とは、体の冷えなどによる内臓機能の低下で水分代謝が悪くなることですが、冷えがあると血が停滞したり(お血)、気のめぐりも滞ったりすることがあり、それらがむくみを誘発する場合もあります。
むくみが顔や瞼に出るときは腎臓の疾患が疑われるようです。
まずは内科で腎機能の検査を受けることを勧めます。
異常がなければ漢方薬を試して見られてはいかがでしょう。汗が大量に出るタイプのむくみには、防已黄耆湯が効果的だと思います。

2005/08/16

頭の汗

■質問:
48歳女性です。去年より頭からの汗がひどく、顔や首までタラタラと流れる汗(見てる人から気の毒がられるほど)に悩んでます。頭の生え際が特にすごくて、仕事にも差し支えがでて困ってます。
ペインクリニックが良いと聞きましたが、サイトで見るとほとんどが腋の汗のようです。どういう所に診察に行ったらよいですか?

■答え:
頭部の治療にペインクリニックが効果的かどうかは残念ながらわかりません。
まずは皮膚(頭皮)の状態を見るために皮膚科に行かれてはいかがでしょうか。

2005/08/15

水溶性食物繊維について

■質問:
水に溶けるという粉末の食物繊維は、すなわち水溶性食物繊維ということでしょうか。不溶性ではないですよね?
あと、こういう自分で粉を水に溶かして飲むタイプの食物繊維は、食物繊維入り飲料(既に溶かしてあるドリンク)と比べて、身体の吸収率はどうなのでしょうか?
粉末タイプと食物繊維入り飲料では、どちらの方がお勧めですか?

■答え:
水に溶けると書いてあるなら、水溶性食物繊維です。食物繊維は消化されにくい性質のものですので、粉末でも、ドリンクでも、吸収率の差はほとんどございません(どちらも吸収されません)。
よって、ご自身の好みでどちらをお選びになられても構いませんが、あえて特長をあげるなら、粉末タイプはどんなものにも加えることができ、携帯に便利な分包タイプにすれば、外食のときにもサッとひとふりできるという利点があります。
食物繊維の推奨量は、1日1000kcal摂取の場合10gとなっています。1日に2000kcalを摂取する方は、20gの食物繊維の摂取が望ましいということです。
普段のお食事で足りない分を、これらの食物繊維の商品で補うとよいでしょう。

2005/08/12

妊娠中の便秘薬

■質問:
妊婦が飲んでもいい便秘薬はありますか?

■答え:
普段は便秘とは無縁の方でも、妊娠中は便秘傾向になりがちです。妊娠中は胎児の成長に合わせて体の各部分を拡張させる「プロゲステロン」というホルモンが優勢になり、腸壁の筋肉が弛緩して運動が弱まるからです。大きくなった子宮に大腸が圧迫されて、腸の血流が妨げられるのも便秘に拍車をかけます。
妊娠中の便秘はよくあることですが、これからどんどんお腹が張ってくるわけですので、症状がひどい場合は産婦人科の先生に相談されることを勧めます。

[日常生活での便秘解消法]                              
●朝起きたら、まず水を飲む
朝起きたら少なくともコップ1杯の水または牛乳を飲んで、腸に刺激を与えましょう。
水分をたっぷりと摂ることによって、腸が便を排出するためのぜん動運動を始めます。
●適度な運動で、腸の動きを促進
妊娠中は運動不足になりがちです。激しい運動は厳禁ですが、軽い散歩や妊婦体操、マタニティスイミングなどで適度に体を動かすと全身の血液循環が良くなり、腸の動きが促進されます。
●ストレスを感じない工夫を
胃や腸などの消化器官の働きは、自律神経に大きく左右されます。このため精神的な緊張や不安によって、便秘が悪化してしまうこともあります。「今日も出ない」とくよくよ考えずに、妊婦に便秘はつきものと明るく考えましょう。
●十分な睡眠
十分な睡眠、規則正しい生活によって、身体のリズムをつくることが便秘の解消につながります。便意があってもなくても、毎朝決まった時間にトイレに行く習慣を付け、排便のリズムをつくりましょう。
●食物繊維と乳酸菌を摂りましょう
便秘解消には食物繊維が一番です。特に水に溶けにくい「難溶性食物繊維」は、水分を吸うと膨張して、便のかさを増します。また、大腸の腸壁を刺激して、ぜん動運動を活発にします。
難溶性食物繊維はエビ、カニ、ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、リンゴ、イチゴ、ナシなどに含まれます。水に溶けやすい水溶性食物繊維もあり、こちらはイモ類、コンニャク、昆布、豆類に含まれます。食物繊維は、難溶性と水溶性、両方をバランスよく摂るほうが働きがアップします。摂取目標は、摂取カロリー1000kcalあたり10g。玄米、全粒小麦で作ったパンやパスタを多く食べる人は、特にサプリメントで補う必要はありません。
便秘解消には乳酸菌も効果的です。ヨーグルトや乳酸飲料でおなじみだと思います。乳酸菌の代表格「ビフィズス菌」は、腸内にウヨウヨしている「悪玉菌」を抑えて腸内環境を改善します。腸内のビフィズス菌を増殖させるために、オリゴ糖も一緒に食べましょう。最近は、オリゴ糖入りの乳酸飲料、ヨーグルト、サプリメントが販売されています。

2005/08/11

お腹の調子を整えるには

■質問:
29歳男性です。8月に入り、食後どうもお腹が膨れ上がるような感じがして苦しくなります。食事の量も以前と変わらず、食べ過ぎという訳でも無いのに、お腹が張る様な感じが食後なかなかとれません。以前はこんなことありませんでした。
ドラッグストアに行き「胃腸薬コーナー」で薬を探しても種類が多く、書いてあることの内容に大差が無く、お店の人に尋ねてみても「どれも同じ効き目ですよ」と言うだけで要領を得ませんでした。
現在は食事量を減らしていますが、早く治したいので何か良い薬を紹介してください。

■答え:
まずは整腸薬を試してみられてはいかがでしょう?口から入ったものがきちんと便として排泄されるためにも、腸内の環境は大切です。整腸薬で改善しましょう。
もしかしたら、夏の熱さで体が参っているために起こっている症状かもしれません。
消化機能を上げるためにも温かい食事をこころがけ、冷たいお茶やジュースは控えるようになさってください。
膨満感が改善されてきたら、乳酸菌だけが入っているお薬を選ばれてください。

2005/08/10

コエンザイムQ10の摂取量について

■質問:
アメリカ在住の32才の主婦です。こちらで売られているあるCoQ10のサプリメントは、1粒あたりの含有量が100mgで、日本の商品の3倍以上ありますが、体の小さな日本人が一度にこんなに摂っても大丈夫でしょうか。

■答え:
通常量の経口摂取では副作用はおきにくいといわれていて、安全性の高い成分です。医薬品で用いていた量では効果が認められにくいということで、50mgとか100mgといった商品が日本でも販売されています。(海外品のケースが多いのですが)
情報的には、「経口摂取で適切にコエンザイムQ10を使用する場合、恐らく安全と思われる。コエンザイムQ10に関連する研究では、有意な毒性は報告されていない。
経口摂取でコエンザイムQ10は、一般的に高用量でも副作用のでにくい物質である。ヒト臨床研究では有意な副作用は認められていない。コエンザイムQ10は軽度の副作用を引き起こす可能性はある(胃の不調が0.39%、食欲不振が0.23%、吐き気が0.16%、下痢が0.12%の人で見られた)。一日当たり100mgを超える量を摂取する場合、2-3回に分けて摂ることで副作用を最小限に抑えることができる。」という見解があります。
100mgまでなら、特には問題ないと考えられます。
ケンコーコムで販売している商品も、1日摂取量100mgのものも多いです。
コエンザイムQ10は牛肉、大豆油、鰯、アジ、ピーナッツなどに比較的多く含まれていて、食事からも摂取できるのですが、たとえば30mgのコエンザイムQ10を食べ物から摂取しようとすると、500gの鰯、もしくは1kgの牛肉を食べなければならなくなります。
サプリメントは上手に使用していくことが大切です。日本の基準は厳しく、安全優先です。よって日本のサプリメントではあまり過剰症は考えなくてよいように作られています。海外サプリメントは成分量をチェックして、多いと思う場合は調節して使用されることをお勧めいたします。

2005/08/09

顔のテカリについて

■質問:
高校2年(16歳)の女子です。私はテカリについて悩んでいます。
毎朝起きると鼻の脂がすごいし、学校へ行ってるときも、気がつけば鼻や頬やおでこが脂でテカっています。だからいつも脂取り紙を何枚も使っています。
なぜテカるのか教えてください。このテカリって食事とかで治りませんか?

■答え:
がっかりされるかもしれませんが、年齢的にある程度のテカリは仕方がないことなのですよ。あなた様くらいの年齢(思春期)は、大人の身体をつくるため、性ホルモンの分泌が活発になり、かつ、ホルモンバランスが安定しないため、体調や肌にいろいろな影響が出る時期です。皮脂分泌過多もその影響のひとつで、脂性やニキビで悩む方がとても多いため、昔から「ニキビは青春のシンボル」と言われています。
ただし、生まれつきの肌質には個人差があるため、同年齢でも、まったくサラサラの肌でテカリ無縁という人もいることでしょう。しかしながら、皮脂自体は肌を守る天然のクリームの役割を果たすので、適度に分泌されないと、肌の潤いを守れませんから、皮脂は悪いものではなく、必要なものだということも、ご理解いただきたいと思います。
食事で気をつけることがあるとすれば、月並みですが、栄養バランスのとれた規則正しい食生活ということになります。特にビタミンB2・B6は、皮脂抑制に大切な栄養素なので、食事からしっかり摂取するようにしましょう。
ビタミンB2が多い食品・・・うなぎ、レバー、のり、茶、さば、さんま、いわし、納豆など
ビタミンB6が多い食品・・・小麦胚芽、大豆、玄米、そば粉、レバー、豚肉、鮭など
また、甘いもの(ジュースも含む)や、油っぽいスナック菓子、刺激物は避けた方が無難です。要は、間食を控えて、和食中心に3食しっかり食べることが、きれいな肌をつくり、身体を整えるということです。

2005/08/08

水分補給について

■質問:
私の友達は配送ドライバーで毎日炎天下を走り回り、ハンパではない量の汗をかいていると思うので、水分補給がちゃんとできているのか心配です。本人は「だいたい1日3リットル程の水またはお茶を飲む。」と言っています。
よく水分補給にはスポーツドリンクの方が良いと言われていますが、友達のような場合はいくらそれが良いと言っても、全部スポーツドリンクにしてしまうと糖分や塩分を摂りすぎてしまうと思います。以前テレビで「スポーツドリンクは1日1リットルまで」と言っていましたが、友達のような場合も当てはまるのでしょうか?
できれば具体的な含有量(?)とか目安を知りたいです。例えば1日500mlを6本飲むとして、3本をスポーツドリンクにするとかでいいのでしょうか。
また、お茶は利尿作用があるので好ましくないのでしょうか。

■答え:
そのテレビ番組が不明ですので、どのような計算で1リットルと導き出したのか、私の方ではわかりません。また、スポーツドリンクの目安量というのは、一般的に決まっているものではありません。
これは私見ですが、通常の水分補給はミネラルウォーターでよいのですが、明らかに身体に水分が不足している非常事態(熱中症・スポーツ時など)はスポーツドリンクで速やかに水分補給したほうがいいと思います。
以下、ご参考まで。
スポーツドリンクにもアイソトニックとハイポトニックがあります。両者の違いは浸透圧で、アイソトニックは体液に近い浸透圧、ハイポトニックは体液より低い浸透圧です。
アイソトニックは汗をかく前の水分補給に、ハイポトニックは汗をかいている時や、かいた後にお召し上がりいただくと吸収がいいです。マラソン選手は競技中の水分補給に、アイソトニックを薄めて浸透圧を低くしたドリンクを飲んでいます。
ご友人の場合は、マラソン選手と似た状況かもしれませんね。ハイポトニックのスポーツドリンクで水分補給するといいかもしれません。ただし、カロリーは計算して、がぶ飲みは控え、1回250ml以下に抑えてください。
また、お風呂の前、寝る前、起きてすぐはミネラルウォーターなどで水分補給するとよいでしょう。仰る通り、お茶は利尿作用があるのでお勧めしません。同様の理由で、コーヒーやビールも水分補給にはなりません。もしもビールを飲む方なら尚更、ミネラルウォーターでの水分補給を心がけてください。

2005/08/05

ダイエットについて

■質問:
24歳男性です。今年4月の健康診断で体重が標準値を超えており(176cm、95kg、体脂肪28%)、「コレステロールが高い」と医師から診断され、ダイエットするよう勧められました。しかし、学校(大学院)との兼ね合いで、なかなか運動する時間が取れません。また、昔、柔道をやっていまして、食事はがっついて食べてしまいします。
そこで、健康食品でダイエットを考えているのですが、何かいいものはありますか。

■答え:
ご承知のこととは思いますが、あえてお話させていただきますと、ダイエットは運動と食事制限が基本です。運動が難しいようであれば、食事でコントロールしなければなりません。また、ダイエットのサプリメントほど効果の出方に個人差が大きいものはありません。サプリメントだけでやせることは、まず無いとお考えください。
あなた様の場合、摂取カロリーを気をつければ、すぐに効果は見えてくると思いますので、食事は今までの70%を心がけてください。
そのサポートとして、食事の20-30分前に寒天をお召し上がりになられてみてはいかがでしょう。おなかも膨れますし、食事に含まれるコレステロールや糖の吸収を穏やかにしてくれます。
また、寒天には生活習慣病を予防する効果があることが報告されています。被験者に、煮固めた寒天170g(寒天食物繊維2g分)を夕食前に摂取してもらったところ、3ヶ月後には血糖値、コレステロール値、体脂肪率、血圧のすべてにおいて、寒天を食べなかった人たちよりも改善していたということです。
ところてんでも構いませんし、ご自分でいろいろな寒天料理を作っても良いと思います。面倒であれば、煮立たせたお茶やコーヒーに、粉寒天を溶かしてお召し上がりになる方法もあります。そして、くれぐれも、食事の量は70%に抑えてくださいね。

2005/08/04

蓄膿症?

■質問:
耳の下から後頭部が重く、眉間の間にも重みがあります。鼻で息は出来ますが、鼻水は鼻から出ません。詰まっている鼻水を喉の奥から痰のように出すと、なんとも臭いのきついのが出て、時には膿のような黄色いのも出ます。
蓄膿でしょうか?それとも鼻で息が出来るから違う分泌物が出てるんでしょうか?

■答え:
蓄膿症の可能性が高いと思われます。耳鼻咽喉科を受診されることをお薦めします。
鼻腔(びこう)周囲の骨の中にある大小の空洞を副鼻腔といい、ここに膿の溜まる病気を副鼻腔炎といいます。普通、蓄膿症とは、慢性の副鼻腔炎をいいます。
蓄膿症は、急性副鼻腔炎を繰り返しているうちに慢性化したものが多いのですが、インフルエンザ、はしか、チフス、肺炎、鼻の湾曲、虫歯などが原因の場合もあります。
症状としては、急性のように激しくはありませんが、濃い鼻汁がたくさん出たり、鼻詰まりがしたり、鼻の通りが悪くなってときには悪臭がしたりします。また、頭痛を引き起こしたり、記憶力、思考力が鈍くなったりしますが、激しい痛みや高熱がでることはありません。

2005/08/03

子どもの痔について

■質問:
2歳男児と女児(体重11kg)ですが、少食で野菜は食べないせいか、便秘がちで切れ痔です。男児はコロコロ便でおしりを拭くと血がつくことがあり、排便後「おしりが痛い」と言います。女児は見張りいぼができており、コロコロ便で「おしりが痒い」と言います。
小児科では整腸剤と痔の軟膏をもらいましたが、できればホームケアでどうにかできないものかと思っています。野菜をごまかしてなんとか食べさせた時は便通も良くなるので、食事のほうをがんばりたいと思っているのですが・・・
今は手元に薬がないので、健康食品の食物繊維を飲ませています。

■答え:
排便を促す為に、食物繊維の摂取は大切です。まずは寒天を、上手にお料理に利用されてはいかがでしょう。お子様の好きなジュースやスープを固めてつるっと食べさせやすくするといいと思います。たとえば、野菜ジュースを鍋に入れて煮て、その中に寒天や粉寒天を溶かし混ぜたものを、冷やして食べるだけでOKです。ご飯を炊く前に入れるのも良い方法です。(味も問題ありません)
また、オリゴ糖はビフィズス菌の栄養になるので、甘味量として利用されてはいかがでしょう。多く摂りすぎると便がゆるくなりますので、砂糖を加える際、半量程度を目安にします。
そして整腸薬を毎日飲ませるようにして、腸内の環境を良くしてあげてください。
便が出そうなのに出ないときは、オリーブ油を肛門周りに綿棒などで塗ってあげると出やすくなります。お子さんが力むのに便が出ないようでしたら、無理に自己排便をさせずに浣腸を利用されてもいいと思いますよ。

2005/08/02

化粧品成分の配合量について

■質問:
ビタミンC誘導体とかハイドロキノンとかがシミやニキビ痕に良いと聞き、どうせならいっぱい入っているのを使いたいんですが、化粧品によって配合量が書かれているものと、いないものがあります。また、量を教えて欲しいと聞くと、教えて貰える時と、断られる時があります。これはなぜですか?

■答え:
現在、化粧品(医薬部外品除く)は、薬事法によって全成分表示が義務付けられていますが、個々の成分の配合量までは開示義務がありません。配合量を公開するか否かは、それぞれのメーカーに委ねられていますが、通常は企業秘として公開されません。成分配合量(%)は、いわばレストランの門外不出のレシピみたいなものですから、その店の味を真似されないようにレシピを公開しないのと理由は一緒です。
逆に、その化粧品の特性が「特定の成分高配合」ならば、それをセールスポイントとして、あえて配合量を謳っている場合もありますし、「配合量の記載はしないが、お客様から聞かれれば答える」というメーカーもあります。
配合量をどうしても知りたい場合は、「基本的には教えてもらえない」ということを頭に置きながら、メーカーに直接お問い合わせになられるとよいでしょう。
ただ、個人的な見解を申し上げれば、化粧品は美容効果を期待して、様々な成分を組み合わせて作るものですから、ひとつの成分の配合量に拘る必要はないと思います。

2005/08/01

パーマと髪染め

■質問:
ストレートパーマ剤と毛染めを同時に購入しました。同時に使用することを考えているのです が、普通、どちらを先に使用するのでしょうか。

■答え:
先にストレートパーマをかけてください。毛染めを先に行うと、パーマ剤で髪色が変色してしまう可能性があります。また、髪を傷める恐れがありますので、ヘアカラー(ヘアダイ)の場合は、パーマをかけてから最低でも1週間は間隔をあけてください。
なお、ヘアマニキュアの場合は、パーマをかけた翌日以降にお使いいただけます。
ただし、頭皮が弱かったり、髪が傷んでいる場合は、やはり1週間程度間隔をあけたほうがよいでしょう。