2005/07/29

低用量アスピリンの服用について

■質問:
現在妊娠5週目です。前回2回の妊娠は流産となり、2回目の流産後、血液検査を受けました。その結果、抗核抗体に陽性反応が出ていた為、3回目の妊娠からは、低用量アスピリンを28週まで続けて服用するよう診断されました。
低用量アスピリンは流産を防ぐのですか?薬の効能を詳しく教えていただきたい事と、副作用はないか心配ですのでアドバイスをお願いします。

■答え:
自己抗体陽性の習慣流産なのかもしれませんね。お薬の使い方で適応はないのですが、効果・効能が言われていなくても、医師の判断で使用する場合があります。
副作用についてですが、妊娠後期では服用が問題になってきます。
詳しくは医師に相談されることをお勧めします。

●自己免疫疾患
習慣流産患者さんの自己抗体陽性率は高く、自己抗体と流産の関連が以前から注目されてきました。現在、流産との関連が示唆されている自己抗体には、抗核抗体や抗リン脂質抗体などがあります。しかし、この自己抗体が流産の原因なのか結果なのかは不明です。このような自己抗体陽性の習慣流産患者さんには、低用量アスピリンの投与が流産防止に有効との報告が多いです。

2005/07/28

蕁麻疹治療による副作用について

■質問:
31歳の男性です。結婚して4年5ヶ月になるのですが、子供がなく、最近「自分は不妊症かな」と思うようになりました。
気になるのは、約2年程前に受けた蕁麻疹の治療です。おそらく前日に食べたえびが原因で、体全体に地図状の蕁麻疹を患いました。結構ひどい症状だったと思いますが、注射、塗り薬、内服薬などの治療により、約4日間でほぼ回復しました。
そこで質問なのですが、蕁麻疹の治療によって精子等への副作用などはあるのでしょうか。残念ながらその時に使用した注射や内服薬の名前・種類などはわかりません。先生方の推測でかまいませんので、回答よろしくお願いいたします。

■答え:
2年前のお薬の影響が出ているとは考えにくいと思われます。症例報告もほとんどありませんし、男性が使用した薬の妊娠への影響は、基本的にはないとお考え下さい。
一般的に使用される薬についてはまず心配いりません。
仮に男性側での薬の影響があるとするなら、2つの要因が考えられます。
1つは直接的な精子への影響、もう1つは精液を介しての女性への薬の移行です。
1つ目の要因については、実際には問題にならないという考えが大半のようです。
射精される精子の数は2-3億個になりますが、そのうち20%くらいはもともと形態的に異常がみられるそうです。もし、薬の影響でそのような異常な精子が増えたとしても、おそらく卵子にたどり着くことはできません。受精できるのは、数億から選び抜かれた正常で健丈な精子のはずです。万一、薬の影響を受けた精子により受精したとしても、その受精卵は成長することなく消えてなくなる可能性が高いのです。
男性側での影響が指摘される薬で、わりとよく使われる薬にグリセオフルビンとコルヒチンがありますが、これらについても、上記のような理由から、現在では影響しないとする考え方が多いようです。
ただ、疫学調査などで安全性が証明されているわけではありません。万全を期すという意味では、やはり男性の避妊を含め、慎重に対応する必要があるのでしょう。
詳しいことは不妊治療の専門家にお尋ねになられてみてください。

2005/07/27

体に全く害の無い入眠剤

■質問:
1才2カ月の女児のママ(33才、160cm、49kg)です。昔から寝つきが悪く、独身時代はたまにデパスを使用していました。デパスは胎児に影響があるかもと言われ、妊娠してから止めていましたが、最近又眠れずイライラします。ドリエル等も飲みましたが高いので、つい最近、又薬局でデパスをもらってしまい、毎晩0.5を一錠飲んでいます。
しかし、次の子も欲しいと考えておりますので、デパスは止めたいのです。
何かもっと妊娠時でも継続して飲み続けられる、害の無い薬やサプリメントはありませんか?

■答え:
薬は、どんな薬でも副作用があります。デパスなども癖になるところがあります。
また、妊娠中に薬やサプリメントを摂取することは、必要なもの以外あまりお勧めできません。できるだけ薬を飲まないで眠れるようにした方が良いと思います。
寝つきが悪いとのことですが、起床時間が遅い、途中で昼寝をしている、身体が疲れていない(運動不足)、というようなことはありませんか。
もし夜型生活になっているなら、朝型生活にリズムを作っていきましょう。
睡眠前1時間は書類書きなどもしないで、ゆったりした時間を持つと眠くなります。
ストレスとかイライラと気になることもあるかと思いますが、夜遅くなったら明日できることは明日に回すなどして、けじめよく眠ってしまうようにするとよいでしょう。
また、入浴時間も考えて見ましょう。入浴後しばらくするとリラックスします。そのときに床に入ると眠りやすいです。
そして、朝は決まった時間に起きるようにしましょう。

2005/07/26

カルシウムについて

■質問:
更年期に入り、骨粗しょう症の予防にカルシウム剤を飲もうと思っていますが、一日あたりの必要量を教えてください。摂取したカルシウムのうち、どの位吸収されて体の栄養となるのでしょうか。又、摂りすぎた場合は何か症状が出ますか?

■答え:
日本で定められている更年期頃のカルシウムの目標量は、1日600mg、上限2300mgです。(ちなみにアメリカでは、ホルモン療法を受けていない閉経後の女性の1日のカルシウムの推奨量は1500mgです。)
食事で摂取したカルシウムのうち、約25-40%が主に十二指腸及び回腸で吸収されます。また、カルシウムの吸収率は、イオン化した(水に溶けた)カルシウムの量に比例するとも言われています。

●カルシウムの毒性について
毎日数g(数千mg)のカルシウムを、多量のビタミンDとともに摂取すると、腎臓などの軟組織にカルシウムの沈着が起こる可能性があります。また、「カルシウムの大量摂取から腎臓結石が作られる」という理論は実証されていませんが、他のミネラルとのバランスを考えずにカルシウムのみを多量摂取した場合、鉄、マグネシウム、及び亜鉛の吸収率が低下する場合があります。

2005/07/25

手の平の皮について

■質問:
手の平に小さい気泡のような皮剥けが、たくさんできるようになってしまいました。
季節の変わり目とかではなさそうな気が…。ビールをたくさん飲むから?、体が乾燥するから?…よくわかりません。

■答え:
手の平の症状についてですが、病気の診断は皮膚科でしていただかないとわかりません。しかしながらよくあるのは、汗泡(かんぽう)というもので、この時期よく出てきます。原因不明で治療方法も確立しておらず、ただの湿疹とかアトピーなどで片付けられることもあるそうです。
これは体質なので、ひどくなったときだけ対処されても良いと思います。
気になるようでしたら、皮膚科を受診してみましょう。

2005/07/22

クランベリージュース、ざくろジュース

■質問:
クランベリージュース、ざくろジュースは、どちらも女性にはとても良いジュースと聞きました。たしか子宮をキレイにすると聞いたのですが、解毒作用があるという事なんでしょうか?
現在、妊娠初期なんですが、これらのジュースの飲用は問題ないでしょうか?

■答え:
基本的には妊娠中に摂取することはお勧めしません。
特にざくろは女性ホルモン様作用があるといわれており、妊娠中への影響がありますので、摂取は控えてください。
クランベリージュースについては、過剰に飲まないようにすれば問題はないかもしれませんが、海外では機能サプリメントとして、膀胱炎や尿道炎などの症状に使われたりしていますので、あえて妊娠中に摂取することはお勧めしません。(症状がある方でお薬が飲めない場合にはお勧めしています)
以下参考にされてください。

●ザクロ(サンセキリュウ/セキリョウ)ざくろ科[ザクロ属]
[英]Pomegranate[学名]Punica granatum L.
妊娠中は、樹皮、根、果皮いずれの経口摂取も危険である。
授乳中は、根と樹皮を経口で摂取するのは危険である。

●クランベリー(ツルコケモモ)つつじ科[スノキ属]
[英]Low-bush cranberry[学名]Vaccinium macrocarpon Aiton
妊娠中・授乳中は食品に含まれる量であれば経口摂取で恐らく安全と思われるが、医療目的で用いる場合の安全性については充分なデータがないので、使用を避けること。

2005/07/21

食物アレルギーについて

■質問:
昨日食物アレルギーの血液検査を受けました。結果はまだ分からないため、何を食べるにしても不安で、食事も喉を通りません。
検査したのは「小麦・ソバ・カニ・メロン・バナナ」です。
メロンやバナナは食べると喉が痒く、胃がドンとした感じになり、ソバは弟が最近アレルギーを発症したので怖くなり、食べられません。カニは数年前に嘔吐と下痢に悩まされました。最近パンを食べた後、胃が消化不良を起こしている感じです。
花粉症も20歳を超えてからなりました。アレルギーでも蕁麻疹が出るくらいならまだマシですが、アナフィラキシーショックが一番怖いです。やはり突然起こるものですよね?TVやインターネットなどでいろんな情報が飛び交っており、どれが正しいか判断できません。

■答え:
アナフィラキシーショックは、やはり怖いです。アレルギー体質の場合は、あなた様のように事前に検査などをして、だめなものを知っておかれるとよいでしょう。
ただ、アレルギーは気持ちも関係することを知っておいてください。
よく、甘えん坊のお子さんに喘息が多いといわれます。
また、ある実験で、サバアレルギーの人に、サバが入っていないのに「入っている」と言って食べさせたら、アレルギーが出たそうです。反対にサバが入っているのに「入っていない」と言って食べさせたら、アレルギーは出なかったという報告があります。
これは不思議な実験だと思います。よく「心身ともに健康」といいますが、心と体は相互に関係している証拠だと考えれます。
あなた様も転ばぬ先の杖で、ご自身が苦手なものを前もって調べておかれることも大切ですが、同様にあまり気にしないことも大切です。心配しすぎもかえってアレルギー反応を引き起こすことになるかもしれないからです。そして、体に異常が起きたときは早めに病院受診するような習慣もつけておきましょう。

2005/07/20

寒天パウダーについて

■質問:
流行の寒天ダイエットのため、いろいろな寒天を購入しました。
沸騰したお茶に煮溶かして飲んでいるのですが、「寒天パウダー」は冷めても全く固まりません。他の粉寒天や糸寒天も同様に飲んでいますが、冷めると固まります。
「寒天パウダー」は、なぜ固まらないのでしょうか?

■答え:
その寒天パウダーはおそらく「飲むタイプ」として作られているものだと思います。
原材料が寒天+食物繊維の寒天パウダーの中には、コーヒーやお茶などに溶かして飲むタイプの寒天パウダーがあります。90度以下ではうまく溶けませんので、あなた様のように「沸騰したお茶に煮溶かす」という方法でお召し上がりいただければと思います。
ちなみに、一般的な寒天の凝固点は摂氏40度前後と比較的高く、室温で容易に固めることができます。また、一度固まったゲルの融点は、摂氏80度以上なので溶けにくいゲルともいえます。
固まらないタイプは飲用に、固まるタイプはお菓子作りなどにと、種類によって使い分けていただければと思います。

2005/07/19

マカについて

■質問:
12歳の子供が飲んでも大丈夫でしょうか。

■答え:
基本的に健康食品は成人用に作られていて、15歳以上の方が摂取可能です。
12歳の方が飲んでも特に問題はないと思いますが、飲む目的がよくわかりません。
マカは、男性では精力剤、女性ではホルモンバランスや不妊の改善に飲まれます。
また、栄養豊富な植物ですから、血液循環がよくなることが期待できるという点では、肩こりや冷え性などには良いと思います。
結論としては、12歳のお子様はマカを飲むのは止めて、他の方法を考えてはどうでしょうか?

2005/07/15

産後の抜け毛

■質問:
初めて出産した31歳です。母乳のみで子育てしていて、現在子供は3ヶ月半です。
もともとアトピー持ちで、季節の変わり目には、シャンプー時にたまに髪が抜けていましたが、出産後3ヶ月過ぎたあたりから、突然お風呂でも驚くくらい抜けました。
乾かすときはその倍くらいの髪の毛がするする抜けます。
はじめは左側の前髪が薄くなり、だんだん右側も・・・今は正面があるからまだいいんですが、いずれなくなってしまうんではないかと、かなり不安です。
自然に抜けなくなり、生えるのでしょうか。レバーがいいと聞きたまに食べています。どうしたらいいか教えてください。

■答え:
妊娠中は女性ホルモンが多く分泌されるため、通常よりも髪の寿命が延び、一時的に量も増えるのですが、産後はホルモン分泌も元の状態に戻るため、髪の寿命も元に戻って抜け始めます。だいたい産後3-6ヶ月の間に起きる現象で、急に抜け毛が増えるため不安になる方が多いようですが、程度の違いはあれ経産婦さんはみな経験されることですし、時間が経てば自然におさまると聞きます。
また、一般的な毛周期による自然脱毛も、日に50-100本程度あるものです。
あまりにも気すると、それがストレスになって、さらに抜け毛を増やすことになりかねませんので、難しいかもしれませんが、「みんなそうなんだ、一時的なものだから大丈夫。」と言い聞かせ、なるべく気にしないようにしましょう。
ただし、あまりにも気になる場合は、産婦人科または皮膚科でご相談くださいませ。

[抜け毛に良いといわれている栄養素]

●ビタミンB群 → 髪の新陳代謝を促します。
ビタミンB1・・・・玄米胚芽、小麦胚芽、のリ、大豆、ごま、しいたけなど
ビタミンB2・・・・わかめ、チーズ、のリ、レバー、干ししいたけ、緑茶、卵、酵母、
           ヨーグルトなど
ビタミンB3・・・・卵、ピーナッツ、いちじく、プルーン、レバーなど
ビタミンB5・・・・レバー、酵母、ピーナッツ、緑黄色野菜など
ビタミンB6・・・・ビール酵母、レバー、玄米胚芽、大豆など
ビタミンB12・・・牛乳、卵、レバーなど

●たんぱく質 → 美しい髪を作ります。
魚、肉、大豆製品、卵、大豆、黒豆など

●ミネラル → 髪の発育やメラニン色素の合成をします。
亜鉛・・・・カキなどの貝類、かずのこ、たらこ、ナッツ類など
鉄・・・・・・カキなどの貝類、煮干、ナッツ類、ひじき、ごまなど
セレン・・・魚介類、レバー、トマト、ブロッコリー、牛乳など

●カルシウム → 髪につやを与えます。
牛乳、大豆、ひじき、枝豆、ごま、ちりめんじゃこ、いわしなど

[抜け毛予防にお勧めの食品]
  • 鶏がらスープ → 髪に良いたんぱく質が豊富に入っています。
  • 昆布 → 髪に良い成分が豊富に含まれています。
  • 黒ごま → 良質なたんぱく質が豊富で、ビタミンEを含む リノール酸、カルシウム、ビタミンB1・B2、鉄、リンなどをたっぷり含んでいます。新陳代謝を活発にし、毛細血管の血行を良くして、髪の根元まで必要な栄養を運んでくれます。
  • かぼちゃの種子 → かぼちゃの種子には、ビタミンA・B、鉄、カロチン、亜鉛が豊富に含まれています。

2005/07/14

脇の下の化膿

■質問:
脇の下が痒くて強く掻いてしまったら、その後痛みが出てきて、見てみると化膿して膿が出ていました。薬局で、「むだ毛処理をした時に、傷をつけてしまって、掻いたことによりばい菌が入って化膿したのでは?」と言われ、薬(クロマイ-P軟膏)を買いました。
薬を塗ったところ、化膿は治まっていますが、半年近く経った今でも未だに治りません。約8cm×2cmの範囲で赤くなっています(日によって赤みの強さは違います)。
1日1回しか薬を塗らないからでしょうか。辛いものやチーズ類を食べた時は、特に痛痒くなります。もうべたつかないので、化膿はしていないと思っていましたが、少し膿が出ている時もあります(全面から膿が出ているわけではありません)。
何か良いものはないでしょうか。

■答え:
6ヶ月間も治らないということでしたら、病院受診をお勧めいたします。皮膚科の先生に診ていただくと、原因がわかるとおもいます。化膿しているだけと思っていたら、アトピー性皮膚炎だったということもありますので、専門家に診ていただきましょう。
病院受診の目安ですが、1週間同じ症状が続いた場合は病院を受診します。
市販薬を使用しても、せいぜい1ヶ月がめどです。それ以上になると、違う病気が潜んでいるケースがありますので、すみやかに病院を受診してください。

2005/07/13

脂質、貧血について

■質問:
健康診断の結果、身長158.2cm・体重59kg(BMI23.4)でやや太めですが、中性脂肪が39(標準60-150)と低く、HDLコレステロールが81(標準40-70)と高めで、太めのわりに中性脂肪が少ないのは疑問に思います。
また、血色素量11.8(標準12-16)、ヘマトクリット36(標準36-46)、血小板13と少ないのも気になります。

■答え:
医師からは再検査をすすめられてはいないのでしょうか?再検査で正常値が出る場合もありますので、ご心配でしたらもう一度検査されてはいかがでしょうか。
通常、中性脂肪値は甘いものを摂取すればすぐ上がるものですので、病院側から特に注意がなければ、気にしなくてもいいかもしれませんが、低い数値がずっと続くようでしたら甲状腺機能亢進症など、食事からの栄養をうまく利用できない疾患の可能性があります。ご心配でしたら医療機関を受診してください。
総コレステロール値(240以下なら問題なし)がわかりませんが、善玉コレステロールが若干多いだけですので、経過観察でよろしいと思います。(HDLが100以上でしたら「高HDL血症」ということで、医師との相談が必要のようです)
鉄分不足の貧血であれば鉄分を補給すればいいと思いますが、こちらの検査値からは貧血の種類は特定できません。赤血球系、白血球系、血小板系の2系統以上に異常が認められるときには、骨髄異形成症候群、白血病、骨髄増殖性疾患などの血液疾患の可能性もあるようですので、まずは医療機関で詳しく検査されることをお勧めいたします。

2005/07/12

肝臓が急に悪くなりましたが

■質問:
私は沢山サプリメントを飲んでいるのですが、先日血液検査で肝臓がすごく悪いと言われました。「薬もアルコールもタバコなども全くのまないし・・・」と言うと、内科医に「サプリメントを15種類も飲んでいるからだ。」と言われましたが、サプリメントでも肝臓を痛めるのですか?

■答え:
食事から摂った栄養も、サプリメントから摂った栄養も、すべて肝臓で代謝されます。ですから、過食と同じように、サプリメントの過剰摂取も肝臓に負担をかける可能性は大いにあります。
もし3-4種類程度のサプリメントならば、目安量をお守りいただいていれば、特に肝機能に影響するような量ではないように思いますが、15種類も摂取しているとなると、何ともいえません。
一旦、摂取を中止し、サプリメントを全て担当医にお見せになって、ご相談されることをお勧めします。
ただ、本当にサプリメントが原因なのか、検査してもらったほうがいいかもしれないですね。例えば、ストレスでも肝臓機能は低下します。東洋医学では「肝」が一番、精神的なストレスを受けると考えられています。心因性の病気や自律神経失調の病気なども「肝」と大変深く関わってきます。
まずは担当医と、今後の治療方針について話し合ってみてください。

2005/07/11

肩こりについて

■質問:
3年ほど前から体重が増え、関節等も痛み、今は肩こりで苦しんでいます。
もう年だから…とは思いますが、自分の好きなこと(絵・PC)が思うようにできずに、ふさぎこんでしまいます。アドバイス宜しくお願いします。(53歳、女性、149cm、63kg)

■答え:
更年期症状のひとつかもしれませんね。女性ホルモンのバランスの崩れるから起こる身体の不調を和らげてくれるような薬を、お試しになられてみてはいかがでしょう。
また、運動不足解消と気持ちをリフレッシュするために、早朝の散歩に出かけて、鳥のさえずりを聴き、楽しみながら歩くことなどもお勧めです。
他には、フットバスなどもよいと思います。淤血(おけつ)といって、血液の循環が悪いと肩こりなどの症状が出てきます。足先をお湯につけることでも全身の血流はよくなりますし、足の裏のツボは全身に関係します。「ふさぎこんでしまいます」とのことですので、アロマエッセンスを少し垂らして、香りとフットバスの爽快感で気分をリフレッシュされてください。ご家庭内で「何時からは“アロマで休憩”」といった具合に、生活にメリハリをつけましょう。毎日を快適に楽しんで生活することが大切です。

このような症状はもうしばらくするとよくなります。いつの間にか不快な症状がなくなるのも更年期症状です。もう1-2年の辛抱だと思いますので、ほかのことで気を紛らわして楽しく生活しましょう。

2005/07/08

むくみについて

■質問:
35才、男性です(165cm・50kg・体脂肪10%)。夕食を食べ過ぎたり、夜食べる時間が遅いと、翌朝は必ず顔や目が腫れぼったくむくみます。
夕食を抜くとむくみはでないのですが、なぜでしょう。
胃腸が弱く消化されていないのでしょうか、それとも水分代謝が悪いのでしょうか?
でもおしっこはちゃんと出ます。スポーツをしているので健康だし、病気も健康診断で引っかかる事も今までないのですが。ただ、食べ過ぎた次の日は体がだるいです。
いい健康食品や生活でのアドバイスがあればお願いします。

■答え:
寝る前のお食事は量が多かったりすると消化し切れません。たんぱく質の過剰摂取も腎臓に負担をかけむくみの原因になりますし、お食事の内容によっては塩辛くナトリウムの過剰摂取になっているかもしれません。生活面で気をつけるなら、当たり前のようですが、あまり遅くに食事をしないことと、3食にわけて食べ、どか食いしないことです。
顔やまぶたが腫れるときは、腎臓の疾患が気になります。むくむ場合は、心臓とか腎臓に異常がないかどうか、病院で一度調べていただくのが良いと思います。
健康食品を摂取されるより、まずは病院でご相談ください。

2005/07/07

体温の違いについて

■質問:
63歳・女・160cm・55kg。体温をわきの下で測ると35.3度前後しかないことが多いのですが、同じときに舌下で測ると36.6度前後あります。大体わきと舌のところで0.5度から1度ぐらいの差があるのですが、このように測る場所によって温度が違うことには、何か問題があるでしょうか。
また、私はやはり低体温という部類になるのでしょうか。

■答え:
舌下との温度差が1度あることは普通のようですが、再度、脇の中心をめがけて斜め30度に体温計を差し込み、しっかりと脇を閉めて測ってみてください。
もし、35.5度以下なら低体温で、新陳代謝が50-60%減少した状態になります。
低体温が続くと自律神経失調症、排泄機能低下やアレルギー体質がおこりやすくなり、遺伝子などの誤作動も多くなります。
女性に多い低体温ですが、食事が疎かだったり、夜寝ていない、又はダイエットを繰り返している人などに多くみられます。低体温は代謝が落ちているので、何を食べても太ってしまう・・・という方が多いのですが、ダイエットしたい場合は、体重を落とす事を考える前に、まずは体温を正常にする事に専念することをお薦めします。
改善方法は冷えを治し、新陳代謝を活発にすることです。
体内でエネルギーの原料となり、熱を生み出すのは、たんぱく質、脂質、糖質です。
これらのバランスがとれた食事をすることが大切です。
手足の末梢の血液循環をよくするビタミンEが多いアーモンド、ナッツ類、ヒマワリの種、納豆、レバー、小麦胚芽油などはお勧めです。また、トウガラシには、体が温まりそうなイメージがありますが、イメージだけでなく、実際に細胞のエネルギー代謝を促すカプサイシンという成分が含まれています。トウガラシ入りの料理を食べると体がぽかぽかしてくるのはそのためです。
体の保温を助けてくれる栄養素はたんぱく質です。良質なたんぱく質が豊富な肉や魚を十分に取ることも大切です。
お勧めのサプリメントとしては、核酸です。核酸は細胞の新陳代謝を活発にさせ、病気を改善し、老化を抑えるように働きます。

2005/07/06

子供の指しゃぶりについて

■質問:
娘が指しゃぶりを止めず、歯並びが悪いので、真剣に止めさせたいのですが、検討している商品は親指用のようです。うちの娘が指しゃぶりするのは、いつも人差し指なのですが、人差し指にも使えるのでしょうか。

■答え:
メーカーに確認したところ、親指用のものは人差し指には使用出来ないそうです。
お子様に毎日接しているお母様にとっては、指しゃぶりが気になると思いますが、お子様の気が済むまで指しゃぶりさせてはいかがでしょう。駄目・駄目というよりは「別にしてもいいわよ」という心構えの方が、案外早く指しゃぶりをやめてくれるかもしれません。
指しゃぶりについては、下記のような考察があります。
[考察]
専門の立場の違いにより、指しゃぶりに対する考え方は微妙に違うようです。
歯科医の立場からすれば、過度の指しゃぶりにより、「現代小児歯科学」にあるような歯科的障害(障害といえるかは疑問)は、一部におこりえます。しかしそれは生命を脅かすようなものではありませんし、大部分のものは治ってしまいます(一部は矯正治療しないと治らないものもあるようです) 。
人の価値観は多様です。指しゃぶりを治すべきか、放置すべきかは両親が決めることです。 しかしながら、指しゃぶりには生理的な側面と、心理的な側面があることから、次のことだけはいえると思います。
・指しゃぶりは問題となるような害は引き起こさないので神経質にはならないこと
・無理に治そうとはせず、子供の発育をやさしく見守ること

2005/07/05

体重増加とホルモンの関係について

■質問:
33才、女性、162cm、46.5kg、出産経験ナシです。ここ10ヶ月で急激に体重が増え(5kg)、以前はなかった腹部の張りが気になります。
精神的なことがきっかけで、5年程前からホルモンのバランスを崩し、生理不順になり、現在は生理不順の漢方薬を飲んでいます。婦人科では体重増加と腹部の張りについて、深刻に聞いていただけません(エコーなどもとっておりません)。
太りだしてからは、ほぼ毎日1時間歩いています。しかし体重は一向に減りませんし、お腹も張ったままです。
この原因はホルモンのバランスが関係しているのでしょうか。急激に太ったこともあり、会う人会う人に「太ったね」と言われ、精神的にもかなり参ってきました。
このままでは食べるのさえ怖くなってしまいそうなので、出来るだけ元の体重近くまで戻したいのです。どうしたらよいのでしょうか。

■答え:
婦人科の先生が問題とされていないのは、体重管理をしないといけない体重ではないからだと思います。46.5kgでは痩せすぎです。5kg増加してもBMIは19.6で、判定では痩せすぎになります。(下記を参考にしてください)

●BMIについて
BMI(BODY MASS INDEX)は、[現在の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)]で計算した値で、その人の肥満度を判定するものです。
世界的にはBMIが標準の指数として使われています。
あなた様の場合、162cm・46.5kgなので、46.5÷1.62÷1.62=約17.7
                → 5kg増の場合 51.5÷1.62÷1.62=19.6
BMI判定表に当てはめると、肥満度には問題ないと判定されます。
BMI値  19.8以下  痩せ
      19.8-24.2  標準
      24.2-26.4  やや肥満
      26.4以上  肥満

体重の急激な増加は、正常な体重に近づいているだけなのだと思います。
会う方々の「太ったね。」は、「以前よりも丸く(健康的に)なったね。」と言う意味でおっしゃっているのだと思いますよ、気にしないようにされてください。
痩せている人の悩みはもっと深刻です。太れる方が健康的です、バランスの良い食事を摂取されて、体に必要な栄養成分を補給されてください。精神面もだんだんと強くなってきますよ。

2005/07/04

息が重い

■質問:
私は23歳で、喫煙暦3年くらいです。最近呼吸をするのが少し重いというか、うまくできません。何か病気なのでしょうか。

■答え:
例えば、喘息や気胸(ききょう)などですと、息苦しいなどの症状がでますが、他の原因も考えられます。実際にからだに異常があって息がしにくくなっているのか、精神的なものからなのかは、病院で検査してみないとわかりません。
気になるようでしたら病院を受診されてください。早く原因がわかるとよいですね。

2005/07/01

低体温と静脈瘤について

■質問:
私の知人は、静脈瘤を10年以上も患っており、おまけに低体温で34度台になることもあるようです。低体温を改善しようと勧めたところ、その知人のかかりつけの鍼灸院の先生から、「体温を上げると静脈瘤が破裂するから、体温は上げないほうが良い」といわれたと言ってきました。
はたして、本当に体温を上げると静脈瘤破裂するようなことはあるのでしょうか?

■答え:
体温を上げると血流がよくなります。鍼灸医の先生がどんな意図を持って言われているのかは解りかねますが、静脈瘤の方の血管は硬くなっているので破れやすいのは確かです。低体温の改善は基本的にはお勧めですので、知識をもたれた方(医師)の指導のもとならば、問題はないと思います。