2005/02/28

風邪が治りません

■質問:
2年程前からストレスが多く、風邪をひくことが増えました。熱を出すと必ず副鼻腔炎が起き、風邪が治った後も、喉の奥に鼻水が降りて気持ちが悪い状態です。
また、気管支炎になることも多く、少し前に風邪からマイコプラズマ肺炎の数値が40という数値で出ました。今は数値も下がって来ており、病院でも「大丈夫でしょう」と言われているのですが、だるさと呼吸に違和感があり、咳も時々出てしまいます。
胃も弱く、薬によっては必ず吐き気や胃痛、食欲不振になります(最近では、薬によって口の周りが荒れてしまいます)。
気管に良い物で治してから、免疫力を高める物を飲み続けていきたいと思っています。胃にやさしくて、免疫力をつけられるものや気管に良いものがあれば教えて下さい。(35歳、女性。身長168cm、体重52kg、体脂肪率25%くらい)

■答え:
カモミールやアニス、エキナセアは風邪や気管支によいといわれているハーブです。また、風邪にひきはじめにYOGI TEA を飲めばひどくならずにすみます。早め早めに予防しておくことも大切です。
胃が弱い方は、人参茶などを飲まれるとよいでしょう。また、ハーブティーならレモングラスティーを食前、食後に飲むと消化器の不全によいです。
免疫力を知らず知らずのうちにあげたいなら、牛乳の代わりに免疫ミルクを飲むのもよいと思います。

2005/02/25

薬の飲み合わせ

■質問:
尿路結石治療中で、チアトンとウロカルンを飲んでいるのですが、先日インフルエンザにかかり、他のクリニックでタミフルとロキソニンをもらいました。
その際、ウロカルンは一緒に飲まないように言われたのですが、なぜでしょうか。
チアトンは影響ないのですか?

■答え:
残念ながら当方では、はっきりした理由がわかりません。お薬をいただいた病院や薬局で再度お尋ねください。
タミフルは特に相互作用があるといわれている薬ではありませんが、腎排出される際のウロカルンとの相互作用を心配してのことかもしれません。
ロキソニンは相互作用が多い薬です。利尿剤などとも相互作用を起こしますので、そういった意味で利尿作用のあるウロカルンとの併用を避けるようにしたのか、調べてみましたが理由は不明でした。

2005/02/24

授乳について

■質問:
ミルクをあげるとき、毎回苦しそうにむせます。本などをみて、角度をつけてみたりしてるのですが、やはり上手くあげることができません。
それから、ミルクの量についてですが、生後3週間で母乳(5分×4)+ミルク100-120をあげていますが、問題ありませんか。
また、上記の量をあげてるにもかかわらず、3時間たたずにミルクを欲しがることがあります。その都度母乳をあたえていますが、大丈夫でしょうか。
ちなみに、出生時の体重は3300gでした。

■答え:
哺乳瓶の乳首を替えてみてはいかがでしょうか。
まだ生後3ヶ月ですし、ミルクはお子さんが飲むだけ飲ませても問題ありません。
3時間というのはあくまでも目安になります。
授乳後は必ずゲップさせるようにしてください。

2005/02/23

妊婦のチオクト酸(アルファリポ酸)摂取について

■質問:
私は35歳なのですが、5年で11kg近く太ってしまい(特に第1子出産後)、現在165cm・70kg・体脂肪38%程度です。
チオクト酸(アルファリポ酸)についてのテレビ番組を見て、是非飲んでみたいと思いましたが、妊娠している可能性が多少あり、もし今回違ったとしても、近い将来子供をと希望しています。
妊娠中や授乳中は、飲めないでしょうか。それとも上限さえ守れば大丈夫でしょうか。できればコエンザイムと併用して飲みたいのですが。

■答え:
妊娠中・授乳中は、念のためお控えいただくか、担当医にご相談ください。
チオクト酸(アルファリポ酸)は体内に存在する補酵素であることから、妊娠中・授乳中の使用に対しての注意がなく、特に問題ないとは思われますが、逆に妊婦さんや授乳婦さんを使っての臨床試験が行なわれているわけでもございませんので、安全性は確立されておりません。
コエンザイムQ10も同様です。
どうしても摂取したいということであれば、担当医にご相談ください。

2005/02/22

悪玉コレステロールの値が高いのを改善するには?

■質問:
40歳男性です。身長177cm、体重61kgです。人間ドックの血液検査で、LDLコレステロールが高く、「高脂血症」と判定されました。
総コレステロール:217mg/dl
HDLコレステロール:49mg/dl
LDLコレステロール:152mg/dl
中性脂肪:79mg/dl
値を改善するのに役立つ健康食品、サプリを探しています。

■答え:
悪玉コレステロール(LDL)を減らすには、肝臓で合成されるコレステロールを減らすことが重要になります。
まず総摂取エネルギーを適正化することが大切です。
また、三大栄養素のうち総脂肪は30%以下に制限します。具体的には脂質20-25%、タンパク質15-20%、糖質55-65%です。

バランスのよい食事と運動がなにより大事です。
サプリメントとしては、DHAベータカロテン(β-カロテン)キトサンなどがあります。
ただし、キトサンは脂分を吸収しますので、DHAベータカロテンと併用して飲むことは避けられたほうがいいと思われます。DHAベータカロテンは昼食時に、キトサンは夕食時になど、わけて飲まれるのがよいでしょう。



以下参考にされてください。

これを減らそう! -飽和脂肪酸 & 糖質-
コレステロールを下げるために、食べる量を減らしたい食品があります。
まず「飽和脂肪酸」の多い食べ物。飽和脂肪酸とは、主に動物性の油に多く含まれるもの。肉・生クリーム・鶏卵・魚卵・バターなどがその例で、多量に摂取するとLDLの分解を遅らせてしまいます。この結果、血液中のコレステロール値を上昇させ、動脈硬化などを促進してしまうのです。
そしてもうひとつ減らしたいのが、糖質を多く含んだ食品。ジャム・バナナ・クッキー・ケーキ・ビール・ぶどうなどが挙げられます。甘いものに目がない人は、特に注意してください。

●高コレステロールを防ぐ食習慣
食べすぎと偏食は、コレステロール値と中性脂肪値を上げる大きな原因となります。中性脂肪とコレステロールは相関関係にあり、中性脂肪の多い人は、コレステロール値も高いのです。肥満を避けるためにも、以下の食習慣を心がけましょう。
・1日3食を心がける
・早食い、まとめ食いはしない
・深夜の飲食は避ける
・適正なエネルギー摂取を心がける
・糖分のとりすぎに気をつける
・食事は腹八分目に
・アルコールは適度に

●適正コレステロール値を保つには?
コレステロールが気になる方にとって、食事・食習慣と同様に大切なものとして、運動があります。運動にはLDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪を減少させ、HDL(善玉)コレステロールを増やすなどの効果がいっぱいあります。特に、高脂血症には、体脂肪が効率的に燃焼できる「有酸素運動」が効果的だと言われています。

■有酸素運動のコツ
代表的な有酸素運動として、ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳などが挙げられます。短期間集中して行う運動より、長期間つづける運動の方が効果的。
中性脂肪値やHDL値は、比較的早く改善しますが、悪玉コレステロール値を下げるには時間がかかるのです。

■ きつすぎる運動は逆効果
日頃あまり運動をしない人は、ウォーキングや水泳などをゆっくりしたペースで始めましょう。安定した力で持続させることが大切です。準備運動を念入りに行い、徐々にペースを上げるのがポイント。最後はゆっくりペースを落とし、脈拍を正常に整えます。
また体にストレスを感じるようなきつい運動は、避けた方がいいでしょう。

■ 食前、食後、早朝の運動は避ける
空腹時や食後すぐの運動は避けるのが基本。特に心臓病の人は食べた直後の運動は避けましょう。血液が消化吸収のために胃や腸に集まり、心臓に十分行き届かないと考えられるからです。
また、早朝は体の調子が整っていないため、運動が逆効果となります。

■ 体調が悪いときはやめる
熱があるときや体がだるいとき、睡眠不足や二日酔いのときなど体調がすぐれない場合は、何が何でもとがんばらずに、運動を休みましょう。持続するためには、決して無理をしないことが大切です。
高コレステロールのほかに高血圧症や心臓病を合併している人は、医師の指示に従いましょう。

2005/02/21

漢方薬について

■質問:
何年も腸が弱く、ずーっと軟便で下痢状態です。何か良い薬がありませんか?

■答え:
まずは病院で原因を突き止めることが大事です。
慢性の下痢に関しては、漢方薬が効果的な場合があります。慢性の下痢は漢方が極めて良い適応となる疾患であり、西洋医学の薬より漢方薬の方が治療成績が勝っていることが比較試験で確かめられています。
弊社では販売しておりませんが、漢方専門の病院・薬局に相談されてみてはいかがでしょう?

便秘の場合
●桂枝加芍薬湯・・・芍薬は甘草など他の生薬と組合わさって腸の蠕動運動を調節します。
●桂枝加芍薬湯大黄湯・・・桂枝加芍薬湯より便秘するもの。

下痢の場合
●人参湯・・・虚弱体質で冷えやすく下痢するもの。
●半夏瀉心湯・・・胃腸の不快とともに口内炎が出来やすく、それほど空腹でもないのにお腹がゴロゴロとかキュウと鳴って困るという人に。
●真武湯・・・疲労性の下痢が続くようなら。

下痢と便秘を交互に繰り返す場合は、他の漢方医学的所見と併せて柴胡桂枝湯や大建中湯を選ぶ。
香蘇散や半夏厚朴湯・・・神経過敏の人に考慮します。
加味逍遥散・・・自律神経症状を訴える場合

他にご自分でできることとしては、冷たい物が好きな場合は温かいものに変えるなど、おなかを温める食品を選ぶようになさってください。

2005/02/18

子供向けサプリメント

■質問:
上の娘の身長が平均よりかなり低く、いろいろ調べるうちに、家族向け(子供向け)のカルシウムサプリメントに関心を持ちました。サンプル等も取り寄せてみましたが、割に高価な上、開発した会社がはっきりしないなど不安もあり、購入を躊躇しています。
御社では子供向けカルシウムサプリメントについてはどのようにお考えでしょうか。
また、カルシウムに限らず子供むきのサプリメントなどはありますか。

■答え:
本来は栄養を食事から摂取するのが一番なのだと思います。
ですが、現在の食事では、ビタミン・ミネラルの摂取は不足し、過剰なカロリーや糖分摂取のため必要な栄養が摂れていません。
食事の不足分を補うという意味で、ビタミン・ミネラルのサプリメントを摂取することは必要なのだと思われます。
子供用に作られたサプリメントもいろいろありますので、十分に検討されてください。

2005/02/17

妊娠中のレシチン服用について

■質問:
現在妊娠7週です。ある胎教本の中で、「羊水はレシチンからできているので妊娠中にレシチンを摂取するのが望ましい」とあったのですが、具体的な摂取量(適量)は書かれていませんでした。
現在アメリカに住んでいて、かかりつけの産婦人科の先生聞いてみたのですが、「特にレシチンを摂る必要はありません」と言われました。
アメリカでは妊娠するとすぐに総合ビタミン剤(prenatal)とカルシウムのサプリメントを処方されますのでそれらで十分ということです。
でも読んだ本には、「レシチンは胎児の脳の発育にも良い」とあって、飲んでみたい気もします。アメリカで市販のレシチンカプセルには1粒にレシチンが1200mgも入っているため、過剰摂取にならないかと心配です。
何かお薦めのものはありますでしょうか。(31歳・女性・170cm・49kg・19%)

■答え:
レシチンやDHAの摂取については、いろいろな見解があるようです。
私自身は「妊娠中はできるだけ食事で栄養を摂取していただきたい」と思っていますし、サプリメントに頼りすぎるのは危険だと思っています。
ちなみにレシチンは、卵や大豆、黒豆、納豆、魚などに含まれます。
DHAを多く含む代表的な魚は、あじ・真いわし・さば・かつお・ししゃも・金目だい・しらす・かれい等です。
毎日の食事を大切にし、サプリメントはあくまでも補助的に利用されてください。

●レシチン
[英]Lecithin [学名]Phosphatidylcholine (ホスファチジルコリン)
妊娠中・授乳中の安全性については信頼できるデータが十分ではないことから、通常の食物中の含有量を超える摂取は避けるべきである。

●DHA(ドコサヘキサエン酸)
[英]Docosahexaenoic acid [学名]Docosahexaenoic acid
妊娠中・授乳中の安全性については十分なデータがないため、魚などの食品として摂取する以外の使用は避けることとされている。

2005/02/16

たんぱく質摂取について

■質問:
二十歳の大学生ですが、大学体育会に所属しており、週6日の練習をしています。
格闘をやっているもので、力強い身体を作ろうとたんぱく質を意識的に取っています。
しかし最近おならが臭くてたまりません。
「たんぱく質を取りすぎると臭くなる」と聞いたのでネットで調べてみると、たんぱく質(動物性の肉)の取りすぎは腸内腐敗を起こしてガンやアレルギーの原因になると書いてあったのですが、本当でしょうか。
今の食事は、朝に納豆1個、昼にツナ2缶・豚肉か鶏肉の茹でたもの、練習後と寝る前にプロテイン、その他アミノ酸を取ったり、他のたんぱく質を取っています。
そこまで肉は取っていないのですが、大丈夫でしょうか。

■答え:
アミノ酸の摂取過多で炭水化物や腸内のビフィズス菌の栄養が足らないのが原因だと思われます。食生活がこれほどタンパク質に偏ってくるとバランス的に問題です。食物繊維も取れていないのでは?1日の1食のみをプロテイン摂取し、2食はバランスの良い食生活をお勧めします。ご自分で料理を作ってみるのもいいと思います。
“おなら”は個人差はありますが、平均すると1日に10回、約1リットルでます。
この“おなら”の大部分は空気です。空気は食事の時、食べ物と一緒に入り胃袋へと流し込まれます。そのうちのほとんどがゲップとして口から出ていきますが、残りはそのまま腸へと運ばれ、やがて大腸へ達します。大腸には食べ物の分解で発生したガスがあり、これが空気と混ざり合って臭いがつきます。この混ざり合ったガスが大腸の働きで出口へと押し出され、最後に直腸が刺激され外に出ます。
“おなら”は、空気7割とガス3割でできています。しかし、この割合や種類が変わることにより臭いや音が変わります。ガスを発生させるのは500種類もの大腸菌です。
ガスには「発酵型」と「腐敗型」があります。
「発酵型」は量は多いですが臭くはありません。イモや豆類に多い炭水化物が分解して発生する二酸化炭素、メタンや水素が主成分です。この“おなら”は「プー」と大きな音がします。
「腐敗型」は量は少ないがとても臭いです。このガスは大腸菌の中の悪玉菌が肉などに含まれるタンパク質を分解する際に発生します。 インドールやスカトール、卵の腐ったような臭いの硫化水素などが主成分です。「腐敗型」は「ブッ」という音、もしくは無音です。
“おなら”が臭くなる原因には便秘や下痢など消化器の機能の低下、また大腸がんという重大な病気が関わっている場合もあります。
“おなら”は目に見えないお腹の健康状態を知らせる大切なバロメーターです。

2005/02/14

しもやけのようなもの

■質問:
急にしもやけのようなものが手足にできました。2週間くらい前にスノーボードをしてすごく寒い思いをしたのですが、その後、足にしもやけのようなものができました。
だんだん治ってきたような感じがしていたら、おとといから急に、今度は手にしもやけのようなものが出来てきました。手のひら以外に10箇所くらいあります。
子供の頃はしもやけは出来ていましたが、この年になり、急になってしまい驚いています。普段から健康には気をつけていて、ここ5年くらいは風邪も引いていません。
ただ最近仕事からストレスを感じることはあります。何か内臓の器官からくるようなことやストレスなども関係あるのでしょうか。また、何科の病院に行ったらよいのでしょうか。

■答え:
しもやけは、末梢の血流が悪くなったときになります。内科の病院や皮膚科の病院で診ていただいたらよいとおもいます。何か原因になる病気があるかもしれません。
特に原因がわからないということでしたら、年齢によるものだと思います。
血流を良くするためにビタミンEの商品や、女性ホルモンの調子を整える薬などを飲まれてみられるのもよいと思います。
最近健康診断などをされていないということでしたら、健康診断のつもりで内科でご相談されると良いでしょう。また、しもやけと思っていて実は皮膚病だったということも考えられますので内科で問題なければ皮膚科も受診されると良いでしょう。

2005/02/04

グリセリンについて

■質問:
「グリセリンは吸湿力が強いので、濃度が高いと皮膚の中の水分まで吸い出してしまう」と聞きましたが、本当でしょうか。
本当だとすると、薄めても同じな気がするのですが。

■答え:
確かにグリセリンには吸湿性があります。ですが保湿性があるため、逆に化粧品の中の成分として良く用いられています。
単独だと肌のひびわれ・あかぎれの改善に用いられています。
皮膚の中の水分まで吸い出すかどうかは実験してみないとわかりません。
化粧品には2-5%の割合で配合されており、安心して使用できる成分として認識しています。

グリセリン[Glycine、1,2,3,-Propanetriol]
少ない量ではあるがグリセリンは皮脂膜の分解によって生成する天然の皮膚成分である。もっとも古くから用いられてきた保湿剤であり、非常に吸湿性が強く現在でも多くの化粧品に使われている。
動物性油脂より石けんまたは脂肪酸を製造する際の副産物として得られる無色、無臭の粘性液体で甘い味がする。保湿剤として製品の硬さや粘度を長期間一定に保持させる目的で使用される。
また、皮膚に対する柔軟剤として、製品ののび、滑りをよくする。吸湿性を有し、皮膚に対してうるおいを与え、しっとりとした感触を与える。

2005/02/03

ベータカロチンとビタミンA

■質問:
ベータカロチンとビタミンAはどう違うのですか。

■答え:
ビタミンAには、「レチノール」と「β-カロテン」の2種類があります。
レバーやマーガリン、卵、牛乳などの動物性食品には「レチノール」、ニンジン、ホウレン草、ミカン、マンゴなどの植物性食品には「β-カロテン」という形で含まれています。
一般的にはレチノールをビタミンAと呼んでいますが、厳密にはビタミンAにはβ-カロテンも含まれます。
β-カロテンは体内で必要な分だけビタミンA(レチノール)に変化する「プロビタミンA」という前駆物質です。小腸に運ばれたβ-カロテンは酵素によってゆっくりとビタミンAに変換され、変化しなかったβ-カロテンはそのままの形で独自の働きをします。
ビタミンAは、大量にとると体内に蓄積され、過剰症を起こすことがあります。
それに対し、β-カロテンは体内にはいっても、ビタミンAが十分にあれば、変化せずにそのままβ-カロテンとして働き、体内に溜まることもなく過剰症を起こしません。
摂取量についても、ビタミンA(レチノール)の1日の許容上限量が1日5,000IU(成人の場合)に対して、β-カロテンは、その3倍程度摂取しても手のひらや足の裏が黄色くなる(カロテン血症)だけで、過剰症の心配はありません。
このことから、「ビタミンAの半分はβ-カロテンで摂取することが望ましい」と考えられています。

2005/02/02

乳酸菌商品の選び方

■質問:
乳酸菌というと、整腸作用とか、ビフィズス菌とか思いうかびますが、最近はキリンノアレのようにアレルギーに効果ありというの商品も出てきました。
また、ビフイズス菌は腸でビタミンHを殺してしまうとかも聞きました。
私の場合、花粉症の時期前にアレルギーや肌荒れ等の予防や改善に乳酸菌を購入したいのですが、どんな種類の乳酸菌を選んだらよいか教えてください。

■答え:
アレルギーなどに有効といわれている乳酸菌はKW乳酸菌やL-92菌です。
また、ビフィズス菌はビオチン(ビタミンH)を殺してしまう・・・という件ですが、これについては、数社の製薬メーカーさんともお話をしました。結論から言えば、「ビフィズス菌の摂取によって、アトピーなどの皮膚炎を引き起こすことはない」ということです。
現代の日本人の腸には、ビフィズス菌は決して多い状態ではなく不足しており、免疫力が低下したり、アレルギーが起きたりなどの、様々な弊害が起こっていると考えられています。
何故、ビフィズス菌が足りないか?
それは腸内のビフィズス菌が減ったのではなく、肉食が増えたため、悪玉菌が優勢になっているからだと思われます。完全に消化されない肉類は腸内で腐敗便となり、悪玉菌のエサになります。そして腸内の悪玉菌が優勢になると、アミン、アンモニア、硫化水素などの有害物質を発生し腸をアルカリ性にします。
これが万病の元ですが、腸は自らの力では酸を作り出すことができません。
そこで、代わりに酸を作り出すことができる、腸内ビフィズス菌が必要なのです。
ビフィズス菌は腸内で酸を出し、外から来た病原細菌の定着、感染を抑える働きをします。ですから、肉を食べる人はビフィズス菌が相対的に足りないようです。
また、日本ではビオチンの不足はビフィズス菌が多いからではなく、腸内環境が悪いためと考えられています。
腸内環境を整えるためには、ビフィズス菌をはじめとする乳酸菌が必要です。
ビフィズス菌だけでなく、様々な乳酸菌が入った商品を摂取することをお勧めします。
あなた様の場合、アレルギー体質ということですので、まずはKW乳酸菌かL-92菌を試されてはいかがでしょうか。

2005/02/01

太りたい

■質問:
25歳、男性、179cm・55kgです。
痩せていて日常特に困ることはないのですが「なんとか値」というのにわずか及ばないために、とあることに参加資格が得られません。
少し太りたいのですが、元来あまり体重が変動しないタイプ(高校時代から不変)なので、体質的に難しいでしょうか?

■答え:
太れない原因はいくつか考えられます。

1.エネルギー消費量が多い
激しい運動をしている、忙しくて食べれない…など、消費カロリーが摂取カロリー上回る日々が続けば太れません。

2.胃下垂
胃では胃液とともに蠕動運動により消化活動が行われます。胃下垂の場合、この蠕動運動による消化がうまくできず、胃の中に食べ物が溜まった状態が長く続き消化不良を招きます。胃下垂の消化率は、通常の胃に比べ約1/3悪いといわれ、栄養の吸収は低下し、太れません。
-胃下垂の症状-
ゲップ、胸焼け、腹痛、お腹が張る、便秘、下痢…などの症状が日常茶飯事。
腰を曲げると腹痛がある。上腹部が凹み、お腹の下のほうがでている。

3.疾患がある
甲状腺などの内分泌異常、肝臓などの内臓疾患がある場合、エネルギー代謝の亢進、栄養の吸収率低下などにより、痩せを招きます。

4.精神的ストレス
人は悩んだり、不安を感じると、自律神経のひとつである交感神経が緊張します。
交感神経が緊張するとすぐに、ノルアドレナリンやアドレナリンといったホルモンが作用して、脂肪の分解、利用が活発になり、余分なエネルギーがどんどん消費されていく上、食欲は落ち、栄養の吸収率も低下します。

原因別の太る対策は下記の通りです。
1.エネルギー消費量が多い場合
1日3回、食事はきちんととっているが、消費カロリーが多すぎる場合は、手軽にとれて栄養価の高いジュースやプロテインを食後におすすめします。
◇プロテイン健康食品の利用
体力アップ、体重増量を目的に、タンパク質、糖質がバランスよく配合されたプロテイン(タンパク質)商品は手軽でおすすめです。
筋肉の元になるタンパク質をきちんととることで、筋肉増量=体重増量になります。
タンパク質の1日の摂取量は、アスリートの場合、体重1kgにつき2g(体重50kgの場合100g)が目安ですので、食事とプロテイン商品でタンパク質を補いましょう。
1日4-5回に分けておとり下さい。

2.胃下垂の場合
◇食事はゆっくり時間をかけて、よく噛んで腹8分目で食事を終えましょう。
◇食事回数を増やしましょう。
1日4食以上を目指します。少量の食事を数回に分けてとることで、胃の負担が軽減し、栄養吸収率を高めることにつながります。
◇極端に熱いもの、冷たいものは避けましょう。
急激な温度の変化は蠕動運動のリズムを乱します。
◇食後しばらくは右側を向いて横になりましょう。
胃の出口が下に向くので消化吸収率がよくなります。
◇腹筋を鍛えましょう。
胃下垂の方は腹筋が発達していないことが多く、腹筋を鍛えることで内臓を強くします。
◇酵素が含まれる健康食品を利用するのもひとつの方法です。
栄養が吸収されるためには、酵素が必要です。
体内の酵素のはたらきは、
・食べ物の消化、吸収を高める
・ 吸収された栄養を身体中の細胞に届ける
・ 免疫力を高める
…などです。
多くの植物、食物を原料にして製造された酵素商品は、それ自体が良質の栄養源であるだけでなく、体内の酵素を活性化して、栄養の吸収をよくしますので、栄養の吸収が悪い方にとても役立ちます。

3.疾患がある場合
胃下垂でもない、食事もきちんととっている、ストレスもさほど感じないのに太れない、という方は、甲状腺などの内分泌異常、肝臓など内臓の疾患が考えられますので、医師への相談、検査が必要です。
また、疲れやすい、体調不良が続くときは受診して下さい。

4.精神的ストレス
この場合、心療内科などにご相談なさると、抗不安薬などの処方で改善されるケースがあります。
また、ご自身でもストレスの解消法を見つけるといいでしょう。
○アロマセラピー
ハーブの香りによる癒し効果、精油成分によるストレスの緩和をもたらします。
芳香浴、沐浴、マッサージ…など使用方法は多種ありますが、この中でもっとも手軽なのが、芳香浴、沐浴です。
【おすすめの精油】
リラックスしたい … ラベンダー、ローズ、ネロリ、イランイランなどのお花系
元気になりたい … オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツなどの柑橘系
癒されたい … サンダルウッド、フランキンセンス、ローズウッドなどの樹木系
※沐浴の場合は、まず5mlのミルクに精油を2-3滴加えてからお湯にいれると浸透性が高まります。
○ハーブティー
仕事のトラブルで食欲がでない、ランチも喉に通らない方には、ハーブティーがおすすめです。
食欲がないときにはペパーミントやジンジャー、
イライラしたときにはローズヒップやカモミール、
毎日ストレスを抱えている場合には、ラベンダーやミント、レモンバームなどがおすすめです。
いつも飲んでるコーヒーをハーブティーに変えて、精神を落ち着けることが、体重増加への第一歩です。
○フラワーエッセンス
最近、注目を浴びているフラワーエッセンス。フラワーエッセンスは、花が持つそれぞれの特性エネルギーを水に転写して活性化した花の水です。
1934年、英国の医師、エドワード・バッチ博士は、病気は心の状態と密接な関係があると提唱し、安全で副作用の無い治療を生涯通じて研究を通し、フラワーエッセンスは、物理的身体ではなく、精神面や感情面に働きかけ、本来の自然なバランスを取り戻すことを明らかにしました。
その人自身が現在認知している感情に対応するフラワーエッセンスを選んでいきます。
○自律神経を調えよう!-誰でも簡単にできる呼吸法-
人は不安やストレスを感じると、自律神経のひとつである交感神経が緊張し、食欲が落ち、栄養の吸収率も悪くなります。そんなときは、まず呼吸を整えることが大切です。ゆっくりとした腹式呼吸を行うことにより、お腹の横隔膜を動かし、その近くにあるもうひとつの自律神経である副交感神経が刺激され、自律神経のバランスが徐々に調整されます。自律神経の乱れは心と身体の乱れですので、ストレスによって乱れていた自律神経が整うことで私たちが本来が持っている自然治癒力が目覚めてきます。下腹部に軽く両手添え、この部分を意識しながら呼吸します。
はじめに舌の先を上の歯と歯茎の境目にあてて、口を尖らせて手を当てた部分からしぼり出すような気持ちで、8カウントかけてゆっくりと息を吐き、お腹が引っ込むことを確認します。お腹と背中をくっ付ける感覚で、最後まで息を吐き切ります。
次に息を吸う時は手を添えた部分を膨らませるようにして、4カウントで鼻からゆっくり大きく吸い込みます。
大きく吸い込んだら、7カウント息を止めてください。
そして、また下腹部をへこませながら、8カウントかけて口から息を吐いてください。
この呼吸法を息苦しく感じたときや、寝る前に数回ほど行なうと、少しずつ良くなってくると思います。
○食欲がないときは…
どうしても、食欲がないなぁ、というときのポイントをご紹介します。
・食前に、少量の梅酒やスープを少し飲む。
食欲が出るように、梅酒や薬酒、スープを飲むとよいでしょう。また、味付けはやや濃いめにして、香辛料やハーブ、香りの強い野菜を利用すると、食欲が増します。
※香りの強い野菜には、みつばやみょうがなどがあります。
・少量でカロリーを増す
消化の良いマヨネーズを利用したり、汁物やお浸しにごま油をかけたり、ドレッシングを使用したり、少しずつカロリーを増やすとよいでしょう。また、間食にチーズをとりいれましょう。チーズに含まれるカルシウムはたんぱく質と結合した状態で含まれているため、吸収されやすいのが特徴です。とくにナチュラルチーズは、乳酸菌や酵素が生きたまま含まれており、腸内細菌を整え、栄養の吸収をよくします。
・水分補給は牛乳などを利用する
牛乳は水代わりに飲みます。牛乳が飲めないようでしたら、野菜ジュース、スポーツドリンクでもよいでしょう。

焦らず、ゆっくり体重を増やしていきましょう。