2004/08/31

妊娠初期のレントゲン撮影について

■質問:
現在妊娠8週目に入り、赤ちゃんも健康に育っていると先日お医者さんから言っていただきました。あまりにも嬉しくて忘れていたのですが、6月初旬に肩を痛め、レントゲンを撮りました。一応その時も、妊娠の可能性があると伝えて、撮ってもらいました。
その後7月初旬に、奥歯の詰め物が取れてしまい、その際に小さいレントゲンを1枚撮りました。最終月経が6月22日なので、妊娠2週目に歯医者でレントゲンを撮った事になります。
いずれも先生は「問題ないです」とおっしゃってくださいましたが、不安です。

■答え:
妊娠していることをきちんと医師に伝えているようですし、問題はないと思われます。
妊娠の可能性がある人が100%安全にレントゲン検査を受けられるのは、月経第1日目から10日以内であるとされています。
たまに妊娠に気づかずに「妊娠2ヶ月の時に胸部のレントゲン撮影を受けてしまいました。大丈夫でしょうか」という質問があります。
答えは、「ひとくちで言えば心配ないでしょう。妊娠中絶などの必要性はありません。」
また、妊娠中で最もレントゲン検査の影響を受けるのは、妊娠の始まりから妊娠15週頃までといわれています。この時期にはできればレントゲン検査を避けるのが良いでしょう。
妊娠15週を過ぎれば、1-2枚程度の撮影なら全く心配ないと思います。  妊娠していることを予め医師に申告しておけば、胸部レントゲン撮影や歯科のレントゲンが必要になった場合、下半身をレントゲンから防御して撮影してくれますので安心です。

2004/08/30

膿栓について

■質問:
24歳の男性です。喉の奥に白い物が出来てしまい、かなり小さいのですが、とても不快感を感じるので、取ろうと思って綿棒などでさわってみても、全然取れません。
よく膿栓が出てしまうのですが、どうやったら出なくなるのでしょうか。
また、取る場合はどうしたら良いのでしょうか。

■答え:
膿栓の部分は炎症を起こしています。綿棒などで取ると余計に悪化しますので、殺菌効果のあるうがい薬でうがいをしてください。
膿栓を取る事はできないと思いますが、治りは早いと思います。
また、気になるようでしたら病院を受診されることをおすすめします。

2004/08/27

膝などの黒ずみについて

■質問:
初めまして。20歳で身長153cm体重50kgの女性です。膝や、足の付け根や、腕の肘などの関節に黒ずみが出来て消えません。体は毎日洗っているのですが。
一体どうしたら黒ずみが消えてきれいな肌になれるのでしょうか。

■答え:
まず、肌が黒ずむ原因ですが、肌は刺激を感じると、メラニン色素を増やし、黒く強くして防御しようとします。肌の刺激になるものは、紫外線、炎症、乾燥、擦りすぎ、圧迫など、いろいろあるのです。
それに、膝・肘の皮膚は、他の部分の皮膚と違って、伸び縮みをするため蛇腹のようになっているため、誰でも多少、色が濃く見える部分です。他の人と比べて、明らかに黒ずんでいるというなら、不要な刺激を与えて、色素沈着を起こしているのだと思います。たとえば、ほおづえをつく癖がある(肘がテーブルなどで擦れる)、常にフィットしたジーンズなどを履いている(歩くと膝が擦れる)、黒ずみを落としたいので黒ずんだ部分は特にゴシゴシ洗っている(炎症を起こして逆効果)など・・・
次に足の付け根の黒ずみですが、これは圧倒的に下着の影響(ゴムが食い込む、ガードルで常に圧迫など)という場合が多いです。
何か思い当たることがあったら、まず原因を取り除きましょう。
そして、体を洗う時は、泡立てた手の平か絹のタオルで、やさしく撫でるように洗ってください。肘や膝は軽く曲げた状態で、円を描くようにクルクル撫でます。デリケートゾーンは、できれば手で洗ってください。入浴後は、ボディーローションなどで、肘や膝の保湿をしましょう。
もしどうしても黒ずみをなくしたいというなら、ボディ用の美白ローションなどを使ってもいいと思います。
ただお手入れしたからといってすぐ結果が出るわけではありませんし、残念ながら、他の皮膚(お腹とか)と同じ色にはならないと思います。明らかに黒ずんでいるのを、目立たなくすることは可能ですので、あきらめず、気長にお手入れしてくださいね。

2004/08/26

目の中について

■質問:
22歳の女性です。16歳位から、たまにまつげの生えている場所より数ミリ下の所に、
透明の丸い物がポッとできる時があります。
友人には「脂肪じゃない?」と言われたのですが、実際は何なのかわかりません。
いざとなって病院行ってみようと思っても、数日で無くなってしまうので、行ったことがありません。
目の中に少し当たるので痛いというか、異物感があって不快な感じがします。一体何なのでしょうか。治し方や防ぐ方法を教えて下さい。

■答え:
透明の丸い物ということですので、刺激があってリンパ液が溜まっている状態かなと思いますが、
当方は医師ではなく薬剤師ですので詳しくわかりません。
この次に症状がでた場合に病院を受診されて、調べていただいてください。
よくあるのはものもらい(麦粒腫ばくりゅうしゅ)、化膿性で膿を持ちます。
霰粒腫(さんんりゅうしゅ)というのもあります。
霰粒腫とは、眼瞼(まぶた)にあるマイボーム腺の出口がつまって、慢性的な炎症が起きる結果、
肉芽腫という塊ができる病気です。麦粒腫と異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。
軽い霰粒腫ができて、炎症が起きないうちに治っているのではないかなとも思いますが、
あくまでも推測ですので、眼科の先生にしっかり調べていただいて、予防法を尋ねましょう。

2004/08/25

尿のにおいについて

■質問:
1年ほど前から、尿が強く臭うようになりました。
尿検査では特に異常は出ていないのですが、肝臓腎臓の数値があまりよくないので気になります。
糖尿病になると尿が臭うと聞きました。その疑いはありますか。

■答え:
尿は、食べ物や濃縮具合によっても臭いが違います。
また、ビタミン剤などを飲んでいても少し臭います。
愛用されている健康食品やドリンク剤や飲料に入っているのかもしれません。
また、腎機能や肝機能の異常、糖尿病でも尿は臭いますが、採血と尿検査でわかります。
結構多いのが尿路感染症や膀胱炎です。尿路が細菌感染していると臭う場合も考えられます。
糖尿病を心配されているようですが、心配な気持ちが強い場合は、
きちんと検査していただいて安心しましょう。
泌尿器科関係が気になる場合は、泌尿器科でも検査していただきましょう。
原因が何かを調べることが大切だと思います。

2004/08/24

産後のむくみについて

■質問:
産後のむくみについて原因などんな事があげられますか。産後体重がふえて手や足が痛みます。

■答え:
出産後に全身がむくむことは、決して珍しいことではありません。
出産後3日目ぐらいから、お乳の分泌が急激に盛んになります。
この時、母乳の材料として、血液中の水分が取り込まれ、使われます。
尿とお乳の影響で、ある時期だけカラダの中の水分が一気に減ってしまいます。
すると、カラダの水分の調整をしている腎臓が水分の排出を抑制しようと働き、
その結果、水分を必要以上にためこんでしまい、むくみがでるのです。
また、出産時の影響でリンパの流れが悪くなって、むくむこともあります。
このように腎臓に過度な負担がかかったときに、むくみが起こりますが、
出産後のむくみは一時的なものだと思われますので、退院時に行った尿検査で
とくに「問題あり」と言われていなければ、セルフケアや食生活の注意で、むくみはおさまっていきます。軽い運動をする、お風呂にゆっくり浸かるなどして、むくみが次第にとれてくるのを待ちましょう。
食べ物・栄養で むくみを解消したり、予防したりする食べ物もあります。
利尿作用がある食べ物は、キュウリ、スイカ、バナナ、ドクタミなど。
夏の食べ物、南国の食べ物は水分を出すはたらきがあるそうです。
栄養成分でいえば、カリウムやマグネシウムです。
こうした食べ物を摂ると同時に、塩分を控えることも大切です。
納豆は血液をサラサラにするので、下半身だけむくんでしまったときに、
なるべくたくさん摂りましょう。
最近、むくみをはじめ、産後の不調を自分でとるように指導してくれるクリニックが出てきました。
クリニック内でボディケアやフィットネスを行ったり、セルフマッサージを指導したりしてくれます。
こういったところでは、ケアのこつをカラダで覚えられるだけでなく、
また同じ悩みを抱える人ばかりなので、安心できます。
その間、子どもの面倒もみてくれるので、人気が高いようです。
このほか、むくみ解消用のスパッツや下着などを利用したり、マッサージ用の塩を
利用してマッサージするのもいいでしょう。

2004/08/23

自覚症状はないのですが

■質問:
昭和38年生まれ、身長165.8、体重58.6、BMI21.3%(痩せているがお腹は出ている)、血圧125/82、総コレステロール222、中性脂肪260、尿酸9.8(前回8.6)、クレアチニン0.9、腎機能・痛風の検査結果は「精査治療を受けてください」と記載あり。病院にはかかっていない。
仕事は管理職、am8:30-pm10:00過ぎまで毎日仕事。会社内で組織変更があり、人事的なことでストレスがある。
食生活に偏り(昼は主にそばを食べる)あり、お酒は家では飲まず外でも週1回くらい(主にビール)。喫煙10/日くらい。
休日も、土曜は会社で仕事をする時もあり、日曜は少年野球のコーチをする。連休があると体調が悪くなり、寝込んでしまう事がある。
今のところ自覚症状がなく、何をしたら改善されるのか、本・資料・インターネットでいろいろ調べたがわからない。指導して頂きたい。

■答え:
おそらく、ストレスを解消して、和食中心の整った食生活に変える必要があると思います。痛風や高尿酸血症の治療や食事制限につきましては、だんだん新しい説も出てきているようです。
例えば、タブーとされていたプ食事からのプリン体の摂取も、尿酸値を上昇させる要因にはならないそうです。食事から核酸をとって(サルベージ合成)尿酸が増えた場合、その分、肝臓で作られる(デノボ合成)尿酸の量が滅リ、体内の尿酸量を一定に保とうとします。
一方、食事からとる核酸を減らすと、その分、尿酸を多く合成してしまうので、やはリ血液中の尿酸値はほとんど下がらないそうです。実際には、血中尿酸値の20%が食事中のプリン体から造られ、80%は体内でブドウ糖などから合成されます。
血中の尿酸が増え、溶けきらずに結晶化して痛風を引き起こす最大の原因は、遺伝的な内因性の代謝異常であって、食事に起因するものではないということです。痛風や高尿酸血症を悪化させる原因として、アミノ酸バランスの悪いたんぱく質の摂りすぎ、アルコール摂取や過激な運動、ストレスがあげられます。
あなた様の場合はストレスが大きいかもしれません。ストレスに関しては心理カウンセリングなどの専門家の手を借りることもひとつです。
食生活についてですが、参考までに、自然治癒論の第一人者であるアンドルー・ワイル博士が唱える「治癒が起こりやすい食生活」をご紹介します。

  • カロリー摂取量を減らすこと。
  • 飽和脂肪酸(動物性食品とその加工品)を思い切って減らすこと。
  • 料理に多不飽和植物油(コーン油、ごま油、大豆油など)を使わないこと。良質のオリーブオイルは可。
  • トランス脂肪酸を使った食品(マーガリン、植物性ショートニングなど)に注意し、それを使わないこと。
  • オメガ3の脂肪酸(魚、亜麻仁油など)の摂取を増やすこと。
  • タンパク質はすべて控え目に摂ること。
  • 肉をやめ、魚や大豆でタンパク質を摂ること。
  • もっと野菜と果物を食べること。
  • もっと全粒穀物(玄米、雑穀)と全粒穀物製品(オールブラン、シリアルなど)を摂ること。

また、尿酸をスムーズに排出するためには、尿をアルカリ性にするといいといわれます。野菜、果物、海草、きのこ、大豆などが、尿をアルカリ性にする食品です。


2004/08/20

持病のある人の嗜好品について

■質問:
83歳の女性です(身長156cm、体重38-39kg)。
先天性心房中隔欠損で通院。肺高血圧症で浮腫みがあり、血中酸素が低下した為入院し、
酸素で回復した。以前から甘いものが好きで、小豆を使用した和菓子なら良いと思い、
食べて良いか看護士さんに伺うと、和菓子は余り良くないとの事。何故、良くないのか教えて下さい。

■答え:
和菓子は、お砂糖と豆でできています。お砂糖の摂取が良くないのか、
また、血圧や浮腫、心臓に影響するカリウムが多く含まれている豆があまり良くないのかわかりません。
結構あんこは、塩分(ナトリウム)も多いので、ナトリウムの摂取を注意しているのかもしれません。
はっきりわかりませんので、担当の看護士さんに再度詳しくお尋ね下さい。

2004/08/19

日焼けによる顔の皮剥けについて

■質問:
16歳・男・163cm・52kg。先週から顔の皮剥けが酷くなり、洗顔すると皮が剥けてしまいます。皮が剥けるとシミになると聞いていたのですが、洗顔を控えたほうがいいのでしょうか。
また、どうすれば皮剥けの治りが早くなるのでしょうか。

■答え:
ほんの少し日に焼けたくらいでは皮剥けは起こりませんが、ひどく焼いてしまうとメラニンをいっぱい含んだ皮膚を排出するため、どんどん剥けるのが普通です。「皮が剥けるとシミになる」というよりも、皮が剥けるほど焼くのを何度も繰り返したり、自然に剥けるのを待てなくて無理矢理自分で剥いてしまったり、焼かなくても皮膚がボロボロになるくらい擦ったりして刺激を与えると、いずれはシミになるということです。洗顔は石けんや洗顔料を使っていますか?今はとても肌が弱くなっていますので、洗うなら、水かぬるま湯の素洗いで充分です。また、ひどく乾燥しているはずですので、ジェルや乳液で、潤いを与えてください。きちんとお手入れするのが苦じゃなかったら、化粧水→ジェル(乳液)でお手入れしましょう。皮剥けがどれくらいで治まるのかは、皮膚の乾燥度合いによって違いますので、治りを早くするのは無理と思っていただいた方がいいです。とにかく、これ以上肌を刺激しないことと、充分な水分補給を心がけて、しっかりお手入れなさってくださいませ。

2004/08/18

貧血について

■質問:
健康診断で貧血と診断され、近くの病院で鉄剤を処方されたのですが、「食後のコーヒーはいけない」などのきちんとした説明がなかったため、外出先で体調を崩してしまいました。友人と会っていた時なのですが、周りの人もどうしていいのか分からないくらいの状態で、それ以来、鉄剤を飲むのは怖いし、そんな強い薬についてきちんとした説明をしてくれなかった病院にも行く気がしなくて、食事療法でと思い、鉄分が入っている麦芽飲料を半年ほど飲み続けました。ヘモグロビン値は標準値になったのですが、今度は子供の頃に出ていたアトピーが全身に出てしまい、これも断念しました。
そして2年たち、また値が下がってしまい、検診結果は貧血に。何か手軽に鉄分が補給できるものはないでしょうか。

■答え:
貧血の原因はいろいろありますので、心配な場合は、血液内科でしっかり原因を調べていただきましょう。
鉄欠乏性の貧血ならば、食事から、あるいは健康食品やお薬で鉄を補うほうが良いでしょう。
基本は食事からです。貧血に良い食べ物をご紹介しておきます。
  • 鉄(血液中のヘモグロビンの材料) → グリーンアスパラガス、パセリ、ひじき、レバー、ほうれん草、ぶどう(特に干しぶどう)、プルーンなど
  • 葉酸(赤血球を作る働きがある) →グリーンアスパラガス
  • ビタミンB12(造血作用がある) → あしたば

特にグリーンアスパラガスは、スーパーなどでも意外と安価で購入できる野菜になっています。調理法も簡単ですので、ぜひ食材に活用されてください。また、レーズンやプルーンをおやつに食べましょう。プルーンはエキスのものが健康食品にありますので、ヨーグルトなどに混ぜて食べられても良いですね。嫌いでなかったらレーズンもお茶うけにどうぞ。焼き鳥屋さんのレバーは炭火焼なので、意外においしくいただくことができますので、時々食べられると良いでしょう。
また、調理器具に鉄製のフライパンや鉄製のなべを使用しましょう。鉄を補うことができます。
あなた様の心配な点は、お薬を自己判断で止めてしまったり、麦芽飲料も合わなかったと決め付けてしまわれたところです。鉄剤での体調不良や、麦芽飲料でのアトピーも、別の原因が考えられるかも知れません。さらに貧血の中には鉄欠乏性でないものもあるということを考えますと、とりあえず食事療法されて貧血が良くならなかったら、必ず血液内科を受診していただきたいと思います。


2004/08/17

ファスティングについて

■質問:
180cm・55kgの男性です。やせる必要は全くないのですが、ファスティングの健康効果に興味があります。この場合ファスティングは賢明でないのでしょうか。
また1-2日のファスティングによる効果はどうなのでしょうか。からだは健康です。

■答え:
ファスティングダイエット(断食)をすると、食物を代謝するために費やされていた体内のエネルギーが、免疫機能向上と組織を再生するためのプロセスに回されます。
ただし、それに伴い摂取カロリーが減るため、ダイエットになるとされています。
あなた様のBMI値は16.9で、りっぱな痩せ型ですので、これ以上の減量はおすすめできません。
たとえば、普段外食がちで油っぽいものを多く食べているとか、寝る前に食べることが多く胃に負担がかかっているような気がする・・・という場合に、胃を休める意味で1-2日ファスティングを行うのは構わないかもしれませんが、痩せていることを考慮すると、やはりおすすめではありません。

●BMI(Body Mass Index)とは、身長と体重の関係をみる新しい国際的な尺度になっている計算式で、肥満度の判断の指標になります。
従来、(標準体重) = (身長(cm)-100)×0.9 が用いられていましたが、この方法は身長の低い人には厳しく、高い人には甘い傾向がありました。現在は、BMIが主流になっています。

BMI値 = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

18.5未満・・・・・・・・やせ
18.5-25.0未満・・・普通
25.0-30.0未満・・・肥満1度
30.0以上・・・・・・・・肥満2度

※BMI = 22前後が最も病気になりにくいとされています。
日本肥満学会では、「22」を標準として、上記のような判定基準を定めています。

2004/08/16

顔のブツブツについて

■質問:
私は高2の16歳です。小さい時から目の周りに、ニキビとは違うブツブツがあります。
これは何ですか。どうすれば治るのでしょうか。

■答え:
おそらく、稗粒腫、汗管腫(はいりゅうしゅ、かんかんしゅ)ではないでしょうか。
一番多い病気ですが、患者さんが女性で、「見た目がいや」という場合以外、あまり治療しないようです。
皮膚科でご相談されるとよいです。ただ、「放っておいてかまいません」と言われるかもしれませんね。
中身を取り出すという治療ができますが、下手なところで白いところを取り出すと傷が残ったりしますので、取りたいなら形成外科などのほうがよいかもしれません。
また、取っても再度できる可能性が高く、1回で終わるということはないようです。
にきびとか他の病気の可能性もありますので、気になるようなら必ず病院を受診されてください。

2004/08/13

妊婦のラドン温浴について

■質問:
現在、妊娠5か月の妊婦です。妊娠前から、ほぼ毎日銭湯に行くのが日課となっており、妊娠してからも変わりなくその習慣を続けてきました。
しかし、その銭湯がラドンミネラル温浴であることに不安を感じ、ネットで調べたところ、「妊婦は避けたほうがいい」ということを今夜知りました。
その銭湯の注意書きには「妊婦は遠慮下さい」とは記されてないので、どの程度、ラドンの機能を持っているのかは分かりませんが、やはり奇形児が生まれる可能性が高くなりますか。それは、どのくらいの確率でしょうか。

■答え:
ラドン温浴が妊婦に与える影響については、報告がないので何ともいえないのが現状です。
通常は、「どういう影響がでるかわからないもの、危険の可能性が多少でも疑われるもの」は避けるように言います。
実際、危険と知らず行ってしまった場合はどうするか。
たしかに妊婦さんは、危険があることは避けるべきだと思います。
しかし、過度にそれを恐れる必要もないのではないでしょうか。
考え方ですが、お薬も飲んでいない、胎児に対して悪いことは行っていない方でも奇形は発生します。
また、ここで奇形の発生率がわかったら、出産を断念なさるのでしょうか。
ドイツの特番が、以前TVで放送されていました。羊水検査で奇形が発見されて堕胎した人たちと、医師の指導に反して出産した人たちの取材番組でした。
出産した子は、外見的には何の奇形もありませんでした。

お気持ちは本当にわかりますが、今後は銭湯に行かないようにされて、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

2004/08/12

あせもについて

■質問:
20歳・女性です。痩せているほうですが、軽いアトピー体質で、夏場になると膝の裏やお尻に、赤くプツプツあせもが出来てしまいます。今年は去年より暑いせいか、あせもが大量に出来てしまいました。
日に2回はシャワーを浴びたり、汗をかいたらふき取るように心掛けていたのですが。
他にどのような予防方法がありますか。
ベビーパウダーが良いという話と、逆に良くないという話と、両方聞いたのですが、どちらが正しいのでしょうか。

■答え:
ベビーパウダーは、つけたあとが皮膚がさらっとしていて、不快なべとべと感が軽減できます。つけすぎると汗腺をふさいだり、パフが不衛生になるなど、敏感なお肌の方には余りよくないかもしれません。
あせも対策は、こまめなシャワー、汗のふき取りにかぎります。
こすらずに上から押さえるようにして、汗をふきとりましょう。あせもができやすい場所を重点的にふきとりましょう。
ひざの裏は、やわらかいウェットタオルなどで拭かれてはいかがでしょう。
お尻もトイレの中などで拭くと良いです。下着も深めの綿素材にされてはいかがでしょうか。
汗を吸いにくいナイロンなど化繊の下着だと、どうしてもあせもができやすくなります。
また、できてしまったあせもや軽いアトピー対策に、入浴剤などを工夫されてもいいかもしれません。
異常に暑いこの夏も、少しづつですが秋に向かっています。もう少しの辛抱です。がんばりましょう。

2004/08/11

唾液が多く出てしまう

■質問:
四年前に一度唾液けい炎になってしまい、病院で唾液の出る穴に細い針のようなものを刺して、膿を出していただきました。それから一年前ぐらいまではたまに腫れるぐらいで、特に困ったことはなかったのですが、ここ最近今度は反対に唾液が出て仕方ありません。人前で唾を何回も飲んでしまい、すごく困っています。どこか悪いのでしょうか。(20歳、女、160cm、51kg)

■答え:
唾(つば)を出す唾液腺は大きく三対、小さく五つあり、頬のところに耳下腺、顎のあたりに顎下腺、そして舌下腺です。その他無数の小唾液腺があり、成人一日にほぼビール瓶二本分(1から1.5リットル)もの唾液が出ていると言われます。
精神的なものかもしれません。意外とリラックスしているときには気にならないのでは?
気にするとすごく出ているように感じられるものです。
胃が悪いのかもしれませんね。他の病気が原因の場合もあるかもしれません。
ひどい場合は前に行かれた病院を訪ねてもいいかもしれません。

2004/08/10

最近、体のいろいろな部分が不調です

■質問:
4ヶ月前に突然の吐き気(吐いてはいない)に襲われて以来、ずっと体調不良で原因がわかりません。
症状は頭痛、下痢、吐き気、だるさ、食欲不振などです。調子の良い日もあれば、激しい頭痛や吐き気が一日中続くこともあります。吐き気は、喉の奥からくる感じのものです。最近では、夜中に喉がひりひりして突然目覚める日が続いています。内科を受診したのですが、なんともありませんでした。
仕事はしています。ちなみに妊娠の可能性はありません。28歳の女性です。

■答え:
何かストレスは溜まっていませんか。お仕事忙しいのではありませんか。
自律神経系や免疫系が弱くなって、体力が低下しているような感じですね。
摂取しやすいドリンクタイプの医薬品なら、即効元気回復するかもしれません。
また、疲労症状が強いようですが、あまりに続くようでしたら、慢性疲労症候群という病気があります。
明らかに病気なのですが、原因がはっきりわからず、治療方法が確立していません。

2004/08/09

乳児の便秘について

■質問:
生後2ヶ月の女児なんですが、3-5日位の便秘気味です。機嫌も良く、母乳・果汁も良く飲みますが、最近少量ですが、よく吐くようになりました。病院に行った方がよいのでしょうか。

■答え:
乳幼児の便秘はよくあります。のの字マッサージや、オリーブ油での綿棒浣腸などで便秘を解消しましょう。機嫌がよければ1週間ぐらいの便秘でも平気です。母乳は消化がよく便秘しやすいともいいます。
吐くことに関してですが、ぴゅーっと噴水のように吐くなら病気がある場合もあります。少量を吐く場合は、ゲップがしっかり行われていない可能性があります。意外と2回ぐらいゲップすると思って、授乳後縦抱きしましょう。
何も原因がない場合でも、吐きやすい子・吐きにくい子がいますが、あなた様の赤ちゃんは少量ということですので、特に吐きやすいということではなく、普通だと思います。機嫌がよくお乳の飲みも良いのでしたらしばらく様子をみられて、どうしても心配な場合は、次回の検診のときにでも、ご相談されてはいかがでしょうか。

2004/08/06

高温期における薬の服用について

■質問:
妊娠を希望しています。高温期14日目以内の酔い止め薬の服用は問題ないのでしょうか。

■答え:
問題はないと思いますが、避けられるのであれば飲まない方がいいでしょうね。
妊娠3週末までの間は、仮に薬を飲んだとしても胎児への影響は問題ないといわれています。
妊娠4週から妊娠15週までは胎児の器官の形成時期になるため、医師から薬の服用を言われた時を除いて、お薬の服用は極力避けてください。

2004/08/05

水虫について

■質問:
水虫になってしまいました。かゆみは殆どありませんが、おもに足の側面に丸い透明な水泡のようなものができています。どのように対処したらよいのでしょうか。また、予防の方法があったら、教えてください。

■答え:
治療に関しては、皮膚科を受診するか、市販薬を使用するかのいずれかになります。水虫への一番の薬は「乾燥」ですので、民間療法の類いでは塩をすり込むなどという方法もあるようです。いずれにせよ、いくら薬を塗ったり飲んだりしても、水虫が好む環境の中で生活していれば、症状は改善されにくいと思います。ご家族の協力もあおいで、生活環境なども見直しましょう。また、治った後も、予防を心がけてください。予防法につきましては、下記をご参照いただければと思います。
  • 毎日石けんで、足の指・指の間まで一本一本丁寧によく洗い、患部を清潔にする。
  • 洗った後は充分に足を乾燥させる。特に指の間は乾きにくいため、広げて乾かす。
  • 通気性の良い靴を選び、長時間履く時は、時々靴を脱いで足に風をあてるようにする。 1日中靴を履いていると、コップ1-2杯の汗をかくと言われているので、履いた後は充分に乾燥させること。一足の靴を毎日履くのではなく、できれば数足を ローテーションさせる。
  • 自宅でスリッパを履く場合には、スリッパの共用は避け、マイスリッパを用意する。特に家族に水虫患者がいる場合には、同じスリッパを履かないだけでなく、バスマットなどの共用も避けるほうがベター。
  • プールや銭湯などの共用施設で、裸足で歩き回る場所に行った場合には、後で足をよく洗うこと。裸足が嫌なら、携帯スリッパを持参する。
  • ボウリングやスケートなどの貸し靴を利用する場合には、靴の中に白癬菌が潜んでいることもあるので、靴下を履き、裸足では履かないようにする。

2004/08/04

手の甲の血管

■質問:
40歳女性、身長158cm・体重47kgです。手の甲に浮き出る血管が気になります。
心臓よりも上に手を上げていれば全然いいのですが、ダランと下ろすと、瞬く間に血管が浮き出てきます。足の静脈瘤もあります。
何か効果的な運動で治ればいいなぁと思います。

■答え:
心臓に帰る血液が血管のポンプの力不足や筋肉不足で溜まるためこういった症状がおこります。
手に関しては、一日に何回か、軽めに皮膚をさすり、心臓に血液が戻りやすくしてあげましょう。
足に関しては、同じ姿勢をなるべく避け、立ったり歩いたりしてみましょう。
一日に何回か、下から上へマッサージするのも効果的だと思います。
枕などを使って足を上げて寝るようにするといいですよ。

2004/08/03

身長について

■質問:
娘(中学3年)のことで相談します。身長を伸ばしたいそうなんですが、最近伸びません。何かいい方法はないでしょうか。現在は、身長158cm、体重50kgです。

■答え:
身長は骨の関節付近にある骨端線の部分が伸びることによって伸びますが、これには脳下垂体から出る成長ホルモンが関与しています。この成長ホルモンは眠っているときにつくられますので、「寝る子は育つ」です。しかし、思春期以降は骨端線が閉鎖状態になり、骨の成長は止まってしまい、結果として身長もほとんど伸びなくなります。初潮から2・3年たっていると、ほとんど伸びないかもしれません。
日々の生活の中で注意すべき点を挙げておきます。
  • 寝る子は育つ

子どもの成長にとって最も重要なホルモンである成長ホルモンは、昼間起きている時よりも、夜寝ている時の方が多く分泌されます。睡眠が途中で妨げられたり、睡眠時間が短かったりすると、成長ホルモンの分泌が悪くなり、身長の伸びも悪くなる可能性があります。 平均身長の高い国では半数以上の子どもが10時間以上寝ていますが、日本ではわずか4%だそうです。

  • 栄養はどれも大事、バランスよく食べましょう。

つきなみですが、身長を伸ばすために何を食べていればいいというものではありません。1日30品目以上、お食事の中に摂り入れてください。ちなみに、タンパク質も身長を伸ばすために欠かせない栄養素ですが、お肉やお魚、大豆製品(豆腐や納豆など)に含まれます。
また、忘れてはならないのが亜鉛です。これは、ミネラルのひとつですが、亜鉛は身長増加に大切な成分です。亜鉛がまったく含まれないエサで育てられたネズミはからだが小さく寿命も短いそうです。また、身長が高い人と低い人で体内の亜鉛の量を調べてみた結果 、身長の高い人の方が亜鉛の量が多いことがわかりました。1日8?は摂るようにしましょう。

  • 適度な運動が身長を伸ばします。

適度な運動は寝ている間の成長ホルモンの分泌を促進します。激しすぎてもダメ。気持ちいいと思える程度にしてください。

2004/08/02

妊婦のダイエットについて

■質問:
今、妊娠5ヵ月です。2年位前から急激に30kgも太り、現在の体重は97kgです。先日、産婦人科の先生からダイエットを勧められました。「お肉もパンも麺類もやめて、ご飯と魚と野菜を油を使わずに調理して食べるように」と言われたのですが。結構ハイペースで体重が減っていて、このままの食生活で赤ちゃんがちゃんと育ってくれるのか不安です。お肉などは食べなくても問題ないのでしょうか。

■答え:
お肉などは食べなくても大丈夫だと思いますが、食べたいなら、脂分が少ない鳥のささみや豚のロース(脂は食べない)であれば、栄養価も高いですし良いですよ。出産まで考えると体重の増加は危険です。食生活においてはカロリーを抑えながら必要なビタミン・ミネラル・アミノ酸を摂取しましょう。妊娠中にダイエットができると産んだ後が楽になります。母乳がでればさらにダイエットできます。
ご参考までに、下記は18才から29才の女性の1日のビタミンの目安摂取量です。
摂取上限がないものは量を多めにとっても問題ないようです。


ビタミン

  • ビタミンA → 1800IUもしくは540μg(妊婦2000IUもしくは600μg) ・・・・・摂取上限 5000IU(1500μg)←ベータカロテンで摂取する場合はこの数値はあてはまりません
  • ビタミンD → 1000IU(妊婦300IU)・・・・・摂取上限 2000IU
  • ビタミンE → 8mg(妊婦10mg)・・・・・・摂取上限 600mg
  • ビタミンK → 55μg・・・・・摂取上限 30000μg
  • ビタミンB1 → 0.8mg(妊婦0.9mg)
  • ビタミンB2 → 1.0mg(妊婦1.2mg)
  • ナイアシン → 13mg(妊婦15mg)・・・・・摂取上限 30mg
  • ビタミンB6 → 1.2mg(妊婦1.7mg)・・・・・摂取上限 100mg
  • 葉酸 → 0.2mg(妊婦 0.4mg)・・・・・摂取上限 1mg
  • ビタミンB12 → 2.4μg(妊婦2.6μg)
  • ビオチン → 30μg
  • パントテン酸 → 5mg(妊婦6mg)
  • ビタミンC → 100mg(妊婦110mg)

ミネラル

  • カルシウム → 600mg(妊婦900mg)・・・・・摂取上限 2500mg
  • 鉄 → 12mg(妊婦20mg)・・・・・摂取上限 40mg
  • リン → 700mg ・・・・・・摂取上限 4000mg
  • マグネシウム → 250mg(妊婦285mg)・・・・・摂取上限 700mg
  • カリウム → 2000mg
  • 銅 → 1.6mg(妊婦2mg)・・・・・・摂取上限 9mg
  • ヨウ素 → 150μg(妊婦175μg)・・・・・・摂取上限 3000μg
  • マンガン → 3.0mg ・・・・・・摂取上限 10mg
  • セレン → 45mg(妊婦52mg)・・・・・・摂取上限 250mg
  • 亜鉛 → 9mg(妊婦12mg)・・・・・・摂取上限 30mg
  • クロム → 30μg ・・・・・・摂取上限 250μg
  • モリブテン → 25μg ・・・・・・摂取上限 250μg

2004/08/01

クエン酸について

■質問:
クエン酸は、どの程度摂取するのが妥当なのでしょうか。運動強度や、個人の体格、体調によってとは思うのですが、気になっているのは、「クエン酸は取りすぎても問題の無いものなのか」ということです。また、クエン酸自体に取りすぎの問題が無かったとしても、代表的なクエン酸入り飲料やクエン酸パウダー類には、糖分が多く含まれているようなので糖尿にならないかも気になっております。摂取方法などアドバイスをいただければと存じます。

■答え:
クエン酸の適量は2-6g程度だと思います。運動強度によって、プロのスポーツ選手などは10g/日摂取する場合もあるようです。クエン酸を飲んだあと、クエン酸サイクル活動は約2時間で完全燃焼します。ですから、一度に摂るよりも何回かに分けて摂るほうが効果的です。ちなみに、昼はエネルギー生成に、夜は疲労回復に優先的に働きます。
クエン酸の過剰症についての報告は特にないようですが、胃腸障害なども考えられますので、適量を薄めてご使用になってください。