| よくある質問 |
| 保管方法について (2003/12/02) |
歯科医師様 -- 大阪市 保管方法等で効力が低下するとのことですが、実際にはどのようなことが原因で低下しますか。
|
中山 -- ケンコーコム薬剤師 異物の混入を防ぎ、キャップをしっかり締めて揮発を防止すれば問題ないと思います。 容器は直射日光を避け、通風のよい、冷暗所に保管して下さい。
|
| エタノールとの違い (2003/12/02) |
歯科医師様 -- 大阪市 エタノールの方がやや高価なのは、その効力によるものなのでしょうか。効果的に使用する方法等あれば教えて頂きたく思います。
|
中山 -- ケンコーコム薬剤師 飲用することが可能であるため、価格に酒税相当の原価が上乗せされています。
エタノールとイソプロパノールの抗微生物スペクトルはほぼ同じで、グラム陽性菌、グラム陰性菌、結核菌、真菌、ウイルスに有効ですが、芽胞には無効です。 エンベロープ(蛋白皮膜)を有するウイルス【SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルス、コロナウイルス、インフルエンザウイルス、AIDS(後天性免疫不全症候群)ウイルス、肝炎ウイルス、天然痘ウイルスなど】を比較的短時間で不活性化しますが、長い接触時間が必要な場合があります。 B型肝炎ウイルスについては、80v/v%エタノールが、11℃、2分間の接触で、70v/v%イソプロパノールが、20℃ 10分間の接触でチンパンジーへの感染性を不活化したという報告があります。エンベロープのないウイルスを不活性化するには長時間の接触が必要です。
また、イソプロピルアルコールは親水性ウイルス(アデノウイルスやロタウイルス等)に対する殺菌効果が低いということです。
|
| 70%と50%の違いについて (2003/12/02) |
歯科医師様 -- 大阪市 70%と50%では、殺菌効力等に何か違いがあるのでしょうか。
|
中山 -- ケンコーコム薬剤師 イソプロピルアルコールは、50-70v/v%が一般的な濃度ですが、50v/v%よりも70v/v%のほうが効力が強くなっています。 エタノールに比べて毒性が高いため、高度の安全性を求められる小児科などで用いる場合は少なく、また手術部位の皮膚は適用範囲に含まれません。 エタノールよりも脱脂作用が強く、特異な臭気もありますが、消毒用エタノールより経済的です。
|