| 2003年12月の米国でのBSE(狂牛病)発生報道以来、牛関連成分が含まれる健康食品に関するご質問が寄せられています。 ケンコーコムでは消費者のみなさまが商品選択をされるにあたって目安となる基準をお伝えし、手助けとなることを最大の役割と考え、牛関連成分が含まれる取扱商品については、現在、直接メーカー・販売元へ安全性の確認を行っております。 牛関連成分それぞれの安全性に関する一般的な基準とともに、メーカーからの見解があるものに関しては、そちらを掲載しておりますので、ご参考ください。 |
弊社の対応ポリシーについて
ケンコーコムでは各新聞等にて報道のあった成分について、情報を迅速かつ徹底的に開示することを原則とします。その上で、以下の3つのいずれかに該当する商品に関しては取り扱いを見合わせます。 取り扱う商品に関しましても、情報を最大限、開示しますので、安全性の基準について判断する際にお役立てください。部位別牛関連成分の一覧
| 牛肉 |
| 「国際獣疫事務局」(OIE)の基準では、筋肉は特定部位ではないとされており、牛肉の安全性には問題がないとされています。しかし、牛を処理する過程で特定危険部位が混入する可能性はあります。国内においては、食用として処理されるすべての牛についてBSE検査を実施するとともに、と畜・解体時にすべての牛の特定部位の除去・焼却及びこれらにより食肉等が汚染されることのないよう衛生的な処理が義務づけられています。 |
| 牛骨エキス |
| 牛骨エキスは一般に骨などを煮出して濃縮したもので、特定危険部位のせき柱や脊髄などが、混入する可能性はあります。国内においては、せき柱を使って製造された牛骨エキスを含む加工食品は、全頭検査、特定部位除去などから、食品を介した人へのリスクの程度はごくわずかと考えられていましたが、万全を期するために、今回の規制によりBSE発生国のせき柱を使用して製造・販売することが禁止となりました。 |
| 骨粉 |
| 骨自体は特に危険な部位ではありません。しかし、特定危険部位のせき柱や脊髄などが混入する可能性はあります。骨粉と狂牛病の感染原因として疑われる肉骨粉は別物です。骨粉はカルシウム強化のための栄養補助食品ですが、肉骨粉はタンパク質を取りだした粉体飼料です。狂牛病の感染の元になるプリオンを排除するには130度で1時間以上の加熱が必要だと言われていますが、骨粉は製造過程で1000度以上の高温で焼成します。 |
| ゼラチン(カプセル) |
| ゼラチンは牛骨、牛皮のほか豚皮などを原料に、酸やアルカリによる処理などを経て製造されます。欧州での研究では、ゼラチンの製造工程で感染性が低下する(マウスに継代したBSE株などを添加した試験で、製造工程と同じ条件で処理すると、感染性が一万〜百万分の一に低下するとの結果が出ています。)とされていますが、今回の規制によりBSE発生国のせき柱を使用したものを製造・販売することが禁止となりました。 |
| コラーゲン一般 |
| コラーゲンの安全性はゼラチン(カプセル)の安全性に準じます。 |
| ■ 以下の原料については、2001年9月に狂牛病の報道があった際に、各製造元が牛以外の原料へのシフトを進めたため、以前よりも安全性は高いと思われます。 |
| コンドロイチン |
| コンドロイチンには牛由来、豚由来、鮫由来のものがあります。牛由来のものは気管の軟骨を原料にします。軟骨自体は感染性がほとんどないと言われていますが、特定危険部位からの混入の可能性はあります。 |
| 胎盤エキス(プラセンタ) |
| プラセンタは牛由来のもの、豚由来のもの等があります。牛の胎盤は中度感染性があると言われています。 |
| ■以下の原料については、もともと狂牛病とは関連がなく安全であることが報告されています。 |
| 乳製品(プロテイン、ラクトフェリン、乳糖、カゼイン) |
| これらの成分は牛乳に由来しています。BSEに関するWHO専門家会議報告によると、動物や人の海綿状脳症においても乳はこれらの病気を伝達しないこととされており、したがって、BSEの発生率が高い国であっても、乳及び乳製品は、安全と考えられるとされています。 |
| 牛脂 |
| 牛の脂から製造される牛脂については、特定部位及びせき柱以外の部位を原料として、食品衛生法に基づく食用油脂製造業の許可を得た施設において溶解、精製されており、問題はありません。 |
各メーカーからの回答
【最終更新: 2004年1月21日】
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