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今年こそ水虫をノックアウト!

水虫はかびの一種である白癬菌の感染によって引き起こされる皮膚疾患で、湿気、通気性が悪い、不潔、免疫力の低下などで、皮膚がかびの生育に好条件になると発生します。

白癬菌は皮膚の角質の部分に存在しており、角質の成分であるケラチンをケラチナーゼという酵素で分解し栄養源にしています。分解の際に出た代謝物は、神経や血管を刺激してかゆみを引き起こします。白癬菌はかびの一種ですから温度15℃、湿度70%以上に なると繁殖が活発になり、それ以下になると弱まります。夏場、かゆかった水虫も冬場になるとまるで治ったかのように沈静化します。しかし、自然に治癒することはほとんどなく再発→沈静化→再発を繰り返し、頑固な角質増殖型や爪白癬へと進行していきます。今年こそ患部の冷涼、乾燥、清潔にこころがけ、根気よく治療しましょう。

 
■ あなたの水虫はどのタイプ?

水虫はその部位や症状によって4つの型に分けられます。

水 虫

部 位

特 徴

趾間型

指の間

指の間の皮膚が白くふやけ、かゆみがある。皮がむけてびらん状になることもある。
「ジクジク型」「カサカサ型」がある。

小水疱型

土踏まず
足の側面

小さな水泡が多発し、やがて皮がむける。かゆみが強い。

角質増殖型

かかと
足の裏全体

角質が厚く硬くなり、カサカサしてひび割れを起こす。かゆみはほとんどない。

爪白癬

水虫を長期間放置した結果、白癬菌が爪の中に入り込んだ状態。
爪が白く厚くなり、湾曲するなど変形する。

 
■ 水虫薬の選び方

● 趾間型
ジクジク型 … 患部を乾燥させた後、軟膏又はパウダー剤を広めに塗布します。ガーゼや脱脂綿を趾間に詰めておくと衛生的です。最低2ヶ月間は薬を塗り続けて下さい。
カサカサ型 … 患部を乾燥させた後、液剤を広めに塗布します。最低2ヶ月間は薬を塗り続けて下さい。

● 小水疱型
患部を乾燥させた後、液剤を広範囲に塗布します。治療は趾間型より長く、2ヶ月以上は薬を塗りつづけて下さい。

● 角質増殖型(角化型)
軽石などで角質化した部分を削り患部を乾燥させた後、軟膏又は液剤を広範囲に塗布します。治療期間は1シーズンを目安にして下さい。

● 爪白癬
抗真菌薬の内服が有効です。但し、処方箋が必要であり、6ヶ月以上の服用期間が必要です。

■ 治療にあたっての注意

白癬菌は高温多湿を好むので、患部を乾燥させて下さい。靴や靴下は通 気性のよいものを選びます。フットスプレーの使用は効果的です

かゆみなどの自覚症状は比較的短期間でなくなりますが、菌は角質層にひそんでいるので、水虫の型に合わせて根気よく薬を塗りつづけて下さい。

液剤はアルコールを含んでいるのでジクジク型に使用した場合、しみることがあります。ジクジクした個所にはパウダー又は軟膏のご使用をおすすめします。

二週間位使用しても症状の改善が見られない場合には、使用を中止し、医師または薬剤師にご相談下さい。


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更新日:2012/02/12 23:01:49 ©Kenko.com. Inc.