2006/09/12

錠剤が飲めない

■質問:
よく錠剤の飲み方に「かまずにお水と一緒にお飲み下さい」と記載されていますが,どうしても子供の頃に飴玉をひっかけたトラウマで錠剤がうまく飲み込めないので口の中で噛み砕いてしまいます。いい加減に飲めるようになりたいのですが,努力しても口の中に錠剤が残ってしまいます。かまずに、と記載してある錠剤を噛み砕いて飲むと体に害があるのでしょうか?

■回答:
「かまずにお水と一緒にお飲みください」と書かれているお薬をかんでしまうと、お薬の効果が十分に発揮されない場合があります。例えば胃酸に弱いお薬は、胃の中で胃酸に負けないように錠剤の表面がコーティングされています。かんでしまうと表面のコーティングを壊してしまい、中のお薬が胃酸に負けて効果が落ちてしまいます。また、お薬の効果を長く持続させるように作られたお薬は、錠剤が何層にも分かれていて、早く効き目があらわれる層とゆっくり長く効き目があらわれる層から出来ていますので、かんでしまうと期待する効果が得られなくなります。
「かまずに」というお薬にはきちんと意味がありますので、かまずにお飲みください。かんで体に害があるということではありません。
錠剤を飲み込むことができない方は、オブラートゼリーを使用されることをおすすめします。オブラートゼリーは、粉薬、錠剤、カプセルをゼリーに包んでゼリーごとスルっと飲めるように工夫されたものです。普通のゼリーではなくお薬を飲むためのゼリーですが、飲みやすいように味がついています。
・オブラートゼリー各種
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