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2006/07/03

手のひらの赤み

■質問:
手のひらの色ですが、他の人より赤味を帯びています。かなり前に見た健康番組ではあまり良くない様なことを言っていましたが、どうなのでしょうか?
これと言って自覚症状はないのですが、この先考えられる病気等や、何か普段の生活で心がけたほうが良い事はありますか?

■回答:
手掌紅斑と呼ばれるものがあります。肝臓が悪い人の手のひらをみると、親指や小指の付け根のふくらみ、指先の先端の膨らみの部分が、境界線がわかるほど周囲から際立って赤く潮紅し、小さな斑点がみられることがあります。赤い部分を指で押して圧迫すると一時的に色が消えて白くなり、指を離すとまたすぐに赤くなるのが特徴です。この手掌紅斑は肝障害によって起こる女性ホルモン・エストロゲンの過剰が原因と考えられています。エストロゲンの過剰症状には、他にも、クモ状血管腫と呼ばれるものもあります。毛細血管が点状にふくらんで、小さな赤いクモが足を広げたような状態です。一般に、首筋や胸から肩のあたりにでます。
手掌紅斑があり、クモ状血管腫があれば、まず間違いなく肝臓に慢性の障害が疑われます。例えば肝硬変ですが、肝硬変は治療の難しい進行性の病気ですから、直ちに医師の診察を受ける必要があります。肝機能をまず検査されて異常の有無を確かめることが第一になりますので、似たような状態であれば医師の診察を受けてください。普段の生活の注意としては、アルコールがお好きな方の場合は飲酒を中止する必要があると思います。