2005/02/17

妊娠中のレシチン服用について

■質問:
現在妊娠7週です。ある胎教本の中で、「羊水はレシチンからできているので妊娠中にレシチンを摂取するのが望ましい」とあったのですが、具体的な摂取量(適量)は書かれていませんでした。
現在アメリカに住んでいて、かかりつけの産婦人科の先生聞いてみたのですが、「特にレシチンを摂る必要はありません」と言われました。
アメリカでは妊娠するとすぐに総合ビタミン剤(prenatal)とカルシウムのサプリメントを処方されますのでそれらで十分ということです。
でも読んだ本には、「レシチンは胎児の脳の発育にも良い」とあって、飲んでみたい気もします。アメリカで市販のレシチンカプセルには1粒にレシチンが1200mgも入っているため、過剰摂取にならないかと心配です。
何かお薦めのものはありますでしょうか。(31歳・女性・170cm・49kg・19%)

■答え:
レシチンやDHAの摂取については、いろいろな見解があるようです。
私自身は「妊娠中はできるだけ食事で栄養を摂取していただきたい」と思っていますし、サプリメントに頼りすぎるのは危険だと思っています。
ちなみにレシチンは、卵や大豆、黒豆、納豆、魚などに含まれます。
DHAを多く含む代表的な魚は、あじ・真いわし・さば・かつお・ししゃも・金目だい・しらす・かれい等です。
毎日の食事を大切にし、サプリメントはあくまでも補助的に利用されてください。

●レシチン
[英]Lecithin [学名]Phosphatidylcholine (ホスファチジルコリン)
妊娠中・授乳中の安全性については信頼できるデータが十分ではないことから、通常の食物中の含有量を超える摂取は避けるべきである。

●DHA(ドコサヘキサエン酸)
[英]Docosahexaenoic acid [学名]Docosahexaenoic acid
妊娠中・授乳中の安全性については十分なデータがないため、魚などの食品として摂取する以外の使用は避けることとされている。