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授乳中の飲酒と喫煙

質問

 

そろそろ2ヶ月になる子を母乳で育てています。妊娠中から飲酒、喫煙は一切、断っておりますが、近々、家でパーティをするので、その時だけは、せっかくなので、お酒も煙草もいただきたいと思っています。

もともと飲酒も喫煙もヘビーなので、ちょっと1杯ということでおさまりそうにないのですが、たとえば、ビール500mlを4、5本程度、焼酎350ml程度など、大量に煙草とともに摂取したとして、母乳にアルコールやニコチンがでるのは、どれくらいの期間ですか。

母乳がかなりでるので、その期間は前もって何日分か母乳を搾乳冷凍しておきたいのですが、何日分ぐらい必要でしょうか。
答え
多めに2日分ぐらい搾乳を用意した方がいいかもしれません。その間は、古い母乳を搾乳して捨ててくださいね。

●アルコールについて

ママがアルコール類を摂取すると、母乳を通じて子供に移行します。母乳はママの血液から出来ています。アルコールの成分というのは血液を通して全身にまわるので、母乳にもアルコールが移行するわけです。妊娠中のアルコール摂取がよくないことはよく聞かれると思いますが、妊娠中のアルコール摂取よりも、授乳中のアルコール摂取のほうが深刻です。というのは、妊娠中は胎盤がママの血液をろ過する役割をしていたために、アルコールが直接赤ちゃんに移行することは多少防げていたものの、母乳の場合はママの血液そのものなので、ろ過するものが何もないからです。

つまりママがビールを飲めば、その母乳を飲んでいる赤ちゃんは少量にせよアルコールを飲んでしまうのです。まだ腎臓などの内臓機能の未熟な赤ちゃんがアルコールを飲めばどうなるかはお分かりですよね。長期間に渡ると、脳の発達などにも問題が生じてきます。

また、アルコールは母乳の質と味を一気に落とします。5分もしないうちに母乳を発酵させ、不味い母乳に早代わりさせます。 数時間経てばアルコール濃度も薄くはなりますが、不味くなった母乳はそのままです。それに、ビールにはいろんな添加物も含まれているため、赤ちゃんの湿疹の原因などになったりします。

●タバコについて

タバコもアルコールと同様、ニコチンが血液中をまわるため、タバコを吸ったママの母乳を飲むと、赤ちゃんにもニコチンが移行します。ニコチンは血液の流れを悪くするため、赤ちゃんの脳の活性化を悪くしますし、ママ自身の血液の流れも悪くなり、おっぱいが詰まったり、母乳の質が落ちたりします。それに、ママがタバコを吸っていると、赤ちゃんの突然死の確率が多くなると言われています。(家族がタバコを吸っていても、副流煙によって同じような危険性が出てきます)

こういったことからも、授乳期間中のアルコールやタバコは、妊娠中以上に飲まない・吸わないのがベターです。 どうしても耐え切れず・・・という時は、授乳直後にするなど次の授乳時間までに濃度が薄くなるように心がけ、赤ちゃんに母乳を飲ませる前には不味くなった母乳しっかりと搾ってからあげてください。また、普段から乳腺開通マッサージなどをし、新鮮なおっぱいを与えてください。


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更新日:2008/07/27 10:22:09 ©Kenko.com. Inc.