ご心配されているのは黄疸と思います。肝機能の障害のためにビリルビンというタンパク質が腸管に排出されず、血液中に増えてくる状態を言います。黄色いので体が黄色くなりますが、黄疸の初期はまず目の結膜が黄色くなり、その後皮膚も黄色くなります。つまり、黄疸のために皮膚まで黄色いというのであれば、そうとう肝機能は障害されていることになります。
野菜ジュースなど飲ませていませんか。「皮膚が黄色い」というのは、血液中にカロチンという色素が増えている状態です。これは柑橘類や濃緑色野菜中に多く含まれていて、体内に摂取されたあと、肝臓で代謝され、ビタミンAに変わり、利用されます。
この肝臓での代謝スピードは子どもではゆっくりなので、カロチンを多く含むものを多めにとると、体が黄色くなります。このときは四肢の末端から次第に黄色くなっていきますが、目の結膜が黄色くなることはありません。いわば、工場の処理能力が少ないので、原料が余っている状態です。しかし、カロチンがとくに悪影響を与えることはありませんので、そのままでもけっこうです。
このような状態は「柑皮症」とも呼ばれていて、以前は冬場にミカンを食べるために起きやすいのですが、最近はニンジン・ジュースなどでも起きていることが多いようです。もし気になるようでしたら、病院で検査されることを勧めます。
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