2009/05/26

舛添大臣、国民的議論とは何なんですか?

先週末まで開かれた「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」は、もともと舛添大臣の「両派の意見をよく聴き、国民的議論にしたい。」という発言から開かれたものだ。
その後の経緯を見ると、7回にわたる検討会が開かれたが、両派の意見が平行線をたどってしまった。5回目の検討会では、検討会の意向を無視したまま、突然、厚生労働省から省令案なるものが飛び出した。そして、その省令案に対してパブコメが募集された。その募集も通常は30日のところ、わずか7日間しか集めなかった。それにも関わらず、実に9,824件ものパブコメが集まった。(PDF)
その結果は、今回の経過措置に賛成するのはわずか42件(0.5%)、郵便等販売の規制をするべきでないという意見が85%にのぼる8,333件となった。
国民の意思は舛添大臣にもしっかりと伝わったはずである。

しかし、報道を見ると、省令案のままの省令が公布されるというリーク記事が次々と出ている。省令は、厚生労働省の現場が素案を作っても、最後に舛添大臣の印鑑が押されなければ公布はされない。まさか、0.5%の賛成しかない経過措置の省令に、舛添大臣が印鑑を押すのだろうか?8,333件の郵便等販売の規制をするべきでないという意見を一顧だにしないのだろうか?
国民の意見に耳を傾け、リーダーシップを発揮すれば、何をすべきかは自明である。

舛添大臣に聞きたい。あなたにとって、国民的議論とは何なんですか?