馬鹿にするにも程がある
ここのところ、医薬品ネット販売の件は検討会で話すことに集中しようかと思い、ブログでの更新は控えていた。
昨日、第5回の検討会が開かれたが、最後に大どんでん返しがあった。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/04/28/medicinesell/
一通りの論点に関する議論が一段落した後、いくつかの総括的な話が始まった。僕は、とにかくあと1カ月しか残っていないので、通信販売の継続ができなくなることによる混乱が発生することを何とかして避けて欲しい、2類だけでも暫定的に継続させて欲しいというお願いをした。
最後に井村座長が、今回は主張がいくつかの点で平行線に終わったので、報告書ではなく、議論の内容を行政に報告し、後は行政に委ねるとした。ここまでは、まだわかる。
最後の最後に厚生労働省から今後の進め方が提案された。
・省令案を考えているのでそれを近日中に提出する。
・施行まで時間がないので、早速その省令案に対してパブコメを求める
・次回の検討会は5月中旬に開く。その際に省令案に対して議論して欲しい
とのこと。馬鹿にするにも程がある。今までの検討会は何のための検討会だったのだろうか?検討会とは別に、厚生労働省が新たな省令案を考えている。その省令案を検討会に提示もせずに、パブコメにかけるという。有識者として呼んでいる検討会にまず諮るのが当然の筋だろう。厚生労働省の独善的な裁量行政、これに極まれりの象徴だ。
そこで三木谷さんが激怒し、厚生労働省からしぶしぶ省令案の骨子が出された。暫定的に次の二つの場合は当面、ネット販売を認めるという。
・特定の漢方薬等、現在通信販売の利用者が6月1日以降に継続購入する場合
・離島等、入手しづらい環境にいる場合
これまた馬鹿にするにも程がある。何のためのリスク分類だったのだろうか?2類の中でも伝統薬や漢方薬はリスクが低いとでも言うのか?それなら最初から3類にすれば良いであろう。
そもそも、誰だけは買っても良い(逆に言うと、その人以外は買ってはいけない)という規制自体、全くナンセンスである。何度か検討会でも指摘しているが、医薬品販売の安全策を定め、それを満たさない販売方法を規制するというのがやるべきことである。
何らかの理由で、伝統薬と漢方薬は救う、ネットは潰すという既定路線があるということが改めて浮き彫りになった。その結論に持ち込むため、強引な決定プロセスを採り、安全をないがしろにした規制を提案しようとしている。
厚生労働省の事務方はその検討会を"お飾り"としてしか扱っていない。いくら検討会で真摯な議論が交わされても、こんな厚生労働省の下では、とんでもない裁量行政が繰り返され続けるだろう。この裁量行政とは徹底的に闘い抜くことを、改めて決意した。
昨日、第5回の検討会が開かれたが、最後に大どんでん返しがあった。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/04/28/medicinesell/
一通りの論点に関する議論が一段落した後、いくつかの総括的な話が始まった。僕は、とにかくあと1カ月しか残っていないので、通信販売の継続ができなくなることによる混乱が発生することを何とかして避けて欲しい、2類だけでも暫定的に継続させて欲しいというお願いをした。
最後に井村座長が、今回は主張がいくつかの点で平行線に終わったので、報告書ではなく、議論の内容を行政に報告し、後は行政に委ねるとした。ここまでは、まだわかる。
最後の最後に厚生労働省から今後の進め方が提案された。
・省令案を考えているのでそれを近日中に提出する。
・施行まで時間がないので、早速その省令案に対してパブコメを求める
・次回の検討会は5月中旬に開く。その際に省令案に対して議論して欲しい
とのこと。馬鹿にするにも程がある。今までの検討会は何のための検討会だったのだろうか?検討会とは別に、厚生労働省が新たな省令案を考えている。その省令案を検討会に提示もせずに、パブコメにかけるという。有識者として呼んでいる検討会にまず諮るのが当然の筋だろう。厚生労働省の独善的な裁量行政、これに極まれりの象徴だ。
そこで三木谷さんが激怒し、厚生労働省からしぶしぶ省令案の骨子が出された。暫定的に次の二つの場合は当面、ネット販売を認めるという。
・特定の漢方薬等、現在通信販売の利用者が6月1日以降に継続購入する場合
・離島等、入手しづらい環境にいる場合
これまた馬鹿にするにも程がある。何のためのリスク分類だったのだろうか?2類の中でも伝統薬や漢方薬はリスクが低いとでも言うのか?それなら最初から3類にすれば良いであろう。
そもそも、誰だけは買っても良い(逆に言うと、その人以外は買ってはいけない)という規制自体、全くナンセンスである。何度か検討会でも指摘しているが、医薬品販売の安全策を定め、それを満たさない販売方法を規制するというのがやるべきことである。
何らかの理由で、伝統薬と漢方薬は救う、ネットは潰すという既定路線があるということが改めて浮き彫りになった。その結論に持ち込むため、強引な決定プロセスを採り、安全をないがしろにした規制を提案しようとしている。
厚生労働省の事務方はその検討会を"お飾り"としてしか扱っていない。いくら検討会で真摯な議論が交わされても、こんな厚生労働省の下では、とんでもない裁量行政が繰り返され続けるだろう。この裁量行政とは徹底的に闘い抜くことを、改めて決意した。



