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2006/11/10

会社設立12周年、不祥事のお詫び、課題

11/8でケンコーコムは創立12周年を迎えました。
バブル崩壊後に会社設立して、荒波の中、干支を一回りできたのは多くの方が支えてくださったおかげなので、大変感謝しています。
この喜ばしい日ですが、直前に仕入金額の計上漏れという不祥事を起こしてしまいました。仕入先の方をはじめ、株主の方等、多くの方にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今回の計上漏れに関しては調査も終わり、当面必要な対策も施したが、今回の件で僕らが行っているEコマースに関するチャレンジが改めて浮き彫りになった。ケンコーコムは6万8千点を超える商品を取り扱い、いわゆるロングテール型のビジネスを行っている。ケンコーコムのサイトを立ち上げて6年になるが、この間、一貫して品揃えは当社の売上拡大に関する大きなドライバーとなっていた。取扱商品1商品あたりの平均月商は立ち上げ時から今に至るまでコンスタントに1万円前後を保ってきた。
一方で一般的なドラッグストアの取扱点数の10倍を超える商品を扱うことによりオペレーション上の無理が様々なところで現れてしまう。会社設立当初から継続的にIT投資を行い、情報技術によりこの無理を克服してきたが、今回は一部システムの精度が若干低い部分があり、それが問題を引き起こした格好だ。仕入先も2千社近くになり、月商も5億円を超えると、ちょっとした精度不足が大きな悪影響を及ぼしてしまう。精度が低いと、今回のような計上漏れのように、仕入先やお客様に迷惑をかけてしまう。その上、生産性の低下等、潜在的に非常に大きなコスト要因となってしまう。
ケンコーコムのビジネスもようやく当面のマイルストーンと位置づける売上100億円が見えてきた。今回の不祥事はある意味、そこに到るまでに再整備しなければならない課題を改めて提起してくれたのだと思う。ロングテールのEコマースを確立するには、避けては通れないチャレンジだ。

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