NILS2005
週末は北海道で行われたNILS2005に参加してきた。
晴天にも恵まれたが、何よりも非常によい参加者に恵まれたため、刺激的な3日間を過ごすことができた。
僕はEコマース、チーム経営の二つのセッションでパネルディスカッションに参加した。Eコマースのセッションではブログやアフィリエイト、RSS、比較サイト等の切り口でいくつかの議論を交わした。これらに関しては、今後もこのブログの中で触れていくことになると思う。
チーム経営に関するディスカッションは、新たな発見が多かった。オプトの鉢嶺社長、GDOの金田副社長とディスカッションを行ったが、いくつかの共通点がみられた。オプトはケンコーコムと同じく94年の設立。99年からインターネットに舵を切り、2004年にIPOしたという経歴も似ているし、本社もすぐそば。鉢嶺さんが先行して立ち上げ、時期をおいてから従来の知り合いが経営陣に参加してきたというのも似ている。GDOは4人で経営チームを組んでいるが、4人とも商社出身とのこと。その上で、個性が各人各様で、バランスをとっているとのこと。一方、ケンコーコムの経営チームは3人だが、コンサルティング会社出身で、各人の異なるスタイルでバランスをとっている。価値観や言語が近しいメンバーで、異なるスタイルのバランスをとるという点はGDOとケンコーコムで似ているなあと思った。
そして、3社で共通した悩みというと、次世代のマネジメントチームをどのように作るかということだった。この件に関しては、会場にいたサイバードの加藤さん、ワークスアプリケーションズの牧野さん、サイボウズの青野さん、カカクコムの穐田さんらへも質問が飛んだが、いずれの方もまだまだ模索中のようだった。これは永遠の課題となるだろう。セミナー終了後、加藤さんとこの件に関してもう少し話したが、次世代を担う人材が育たないという問題は、人よりも経営システムの問題の方が大きいだろうということになった。次の世代に向かって、「ちょっと未熟なところがあるな」といってちょっかいを出すのではなく、権限委譲するのなら、本当に伸び伸びと経営・執行するのを見守らなければならない。自分が同じ年齢の頃、上蓋がなくて、伸び伸びと経営できていたのと同様の環境を与える必要がある。一方で、僕が同じ年齢の頃は今よりも遙かに小さな経営規模で、リスクを冒しても、絶対額はたかがしれていたし、社会的な責任も今と比較すると遙かに小さなものだった。次世代を担うであろうマネジャやスタッフは、現在、成長による日々の業務に忙殺されている。それをやりながら、比較的大きな経営のディシジョンを下すというのは、かなり困難なことである。しかも、似たようなシチュエーションで、成功体験、失敗体験を持つ、現在の経営チームが上にいる。彼らにとってもしんどいことであるとは思うが、任せる方も清水の舞台から飛び降りる決心がいる。若手が暴走したり、落とし穴に無為に落ちたりしないように、チェックをしながらも、伸び伸びと経営していくような環境を作らねばならない。現経営チーム、次世代のチーム、そして経営システムそれぞれにおいて、課題を一つ一つ克服しながら、そのような環境を作っていきたい。
他のセッション等への感想は、気が向いたら別の機会に。
晴天にも恵まれたが、何よりも非常によい参加者に恵まれたため、刺激的な3日間を過ごすことができた。
僕はEコマース、チーム経営の二つのセッションでパネルディスカッションに参加した。Eコマースのセッションではブログやアフィリエイト、RSS、比較サイト等の切り口でいくつかの議論を交わした。これらに関しては、今後もこのブログの中で触れていくことになると思う。
チーム経営に関するディスカッションは、新たな発見が多かった。オプトの鉢嶺社長、GDOの金田副社長とディスカッションを行ったが、いくつかの共通点がみられた。オプトはケンコーコムと同じく94年の設立。99年からインターネットに舵を切り、2004年にIPOしたという経歴も似ているし、本社もすぐそば。鉢嶺さんが先行して立ち上げ、時期をおいてから従来の知り合いが経営陣に参加してきたというのも似ている。GDOは4人で経営チームを組んでいるが、4人とも商社出身とのこと。その上で、個性が各人各様で、バランスをとっているとのこと。一方、ケンコーコムの経営チームは3人だが、コンサルティング会社出身で、各人の異なるスタイルでバランスをとっている。価値観や言語が近しいメンバーで、異なるスタイルのバランスをとるという点はGDOとケンコーコムで似ているなあと思った。
そして、3社で共通した悩みというと、次世代のマネジメントチームをどのように作るかということだった。この件に関しては、会場にいたサイバードの加藤さん、ワークスアプリケーションズの牧野さん、サイボウズの青野さん、カカクコムの穐田さんらへも質問が飛んだが、いずれの方もまだまだ模索中のようだった。これは永遠の課題となるだろう。セミナー終了後、加藤さんとこの件に関してもう少し話したが、次世代を担う人材が育たないという問題は、人よりも経営システムの問題の方が大きいだろうということになった。次の世代に向かって、「ちょっと未熟なところがあるな」といってちょっかいを出すのではなく、権限委譲するのなら、本当に伸び伸びと経営・執行するのを見守らなければならない。自分が同じ年齢の頃、上蓋がなくて、伸び伸びと経営できていたのと同様の環境を与える必要がある。一方で、僕が同じ年齢の頃は今よりも遙かに小さな経営規模で、リスクを冒しても、絶対額はたかがしれていたし、社会的な責任も今と比較すると遙かに小さなものだった。次世代を担うであろうマネジャやスタッフは、現在、成長による日々の業務に忙殺されている。それをやりながら、比較的大きな経営のディシジョンを下すというのは、かなり困難なことである。しかも、似たようなシチュエーションで、成功体験、失敗体験を持つ、現在の経営チームが上にいる。彼らにとってもしんどいことであるとは思うが、任せる方も清水の舞台から飛び降りる決心がいる。若手が暴走したり、落とし穴に無為に落ちたりしないように、チェックをしながらも、伸び伸びと経営していくような環境を作らねばならない。現経営チーム、次世代のチーム、そして経営システムそれぞれにおいて、課題を一つ一つ克服しながら、そのような環境を作っていきたい。
他のセッション等への感想は、気が向いたら別の機会に。


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