買物かごを見る

2003/12/05

中田さん休職

今日で中田さんが出産のため休職。
彼女はケンコーコムのサイト立ち上げ以来、広報やメルマガを中心にさまざまなところで活躍してくれた。
昨日、お別れ会を行ったが、彼女が入社したのは2000年の6月。ネットバブルははじけ、ケンコーコムのサイトはローンチしたものの、どうすれば売れるか全くわからないときだった。その月はネットでの広告費が2000万円かかったにもかかわらず、ネットからの売上は100万円にも満たない。よく、あのような局面で日立を辞めて、ケンコーコムに参画してくれたと思う。
それからも、どうやれば売り上げられるかわからない中、バナー広告を試したり、割引クーポンを配りまくったり、懸賞サイトに登録しまくったり、本当に試行錯誤を一緒に行ってくれた。また同時に、毎週欠かさず、すばらしいメルマガを送り続けてくれた。
おかげさまで、何とかケンコーコムで収益が取れる売上パターンも見つかり、数回あった崖っぷちの時を乗り越えることができた。
本当に感謝している。
出産後はどのような状態になるかわからないが、彼女としては何らかの形でケンコーコムに関わりたいといってくれている。元気な赤ちゃんを産んで、余裕ができたら、ぜひまた力を発揮してもらいたい。
どうもありがとうございました。

2003/12/04

一勝九敗

最近、読んで面白かった本。
「一勝九敗」(柳井正)

ユニクロの会長が書いた本だ。
うちの副社長の植田がミーティングの際、「ユニクロの10年前の会議って、うちのいまの会議そっくりだったみたいだね。ユニクロのそのころは、うちの今と共通点が多くて面白いよ」と教えてくれたのが本を買ったきっかけだ。
読んでみると、たしかに共通点が多い。僕らがぶつかっている課題に、ユニクロは10年前いろいろとぶつかっていたようだ。環境的に共通項があるのかもしれない。
柳井さんがもともと家業を継いで、そこから脱皮させようとしていた点も影響しているのかもしれない。トライアンドエラーで失敗を重ねまくり、その中から何かを模索しようとする姿も、僕が理想としているものだった。彼の経営観には共感できるところが多い。
共感する部分を書き出したら、きりがないが、僕がうまく表現できなかったことを柳井さんはしみじみと書いている。早速アマゾンで大量注文した。うちの社員にもぜひ読ませたい。

2003/12/01

社名変更

今日、会社の社名変更を行った。株式会社ヘルシーネットからケンコーコム株式会社に変更した。

それぞれの名前をつけたに関する思い出は以下のような感じだ。
株式会社ヘルシーネットを設立したのは94年。その当時は、インターネットもまだほとんど知られてなく、システムのネットワークもほとんど普及していなかった。その当時にヘルシーネットという社名をつけたのは、ネットワークの持つオープンなイメージが好きだったからというだけで、インターネットは全く意識していなかった。
ヘルシーネットを設立してからは、主にダイレクトメールベースの通信販売を行っていた。PCベースのデータベースマーケティングが実現可能になったのがちょうど94年頃だ。それまでは汎用機やオフコンベースでしか実現できなかった、数百万件のデータを用いてのマーケティングをPCベースでひたすら取り組んでいた。
自分で社内ネットワークを組んだ。その当時はWindowsベースのネットワークはあまり実用化されておらず、DOSベースのシステムをNetwareでつなぐという今では考えられないような悲惨なシステム環境だった。僕はシステムに詳しくなかったので、その当時はアップルトークで簡単なシステムを組み、Macでクライアントサーバーシステムベースのデータベースシステムを自作で作り上げた。
そのうち、システム環境は大きく変化し、イーサーネットやTCP/IPといった、最近の基礎的な技術が次々と普及してきた。その当時はそれぞれの導入に関してAppleベースの方がWindowsベースよりも早かったので、MacTCPなどを使って、何とかしてつなげようと四苦八苦していた記憶がある。また、Windowsも試しに導入し、カメレオンやモザイクなどを当時、野村総研に勤めていた友人にもらい、悪戦苦闘していた。また一方で、大分つながりでハイパーネットワーク社会研究所の東京事務所に遊びに行き、インターネットのページをいろいろと見せてもらっていた。その当時は、説明してくれる人は画期的な技術だといっていたが、正直なところどの程度画期的かはよくわからなかった。

ただ、インターネットのアドレスにはドメイン名が含まれること、およびアメリカのドメインは.C0Mで終わるということを教えてもらった。また、わかりやすい英語のドメイン名は全て取られていることもその頃知った。英語のドメイン名がダメなら、日本語で取ってみようかと思ったが、kenko.comも含めて、欲しいドメインは全て誰かに取られていた。kenko.comというドメイン名はどうしても欲しいと思っていたが、その時、kenko.comも含めて僕の欲しいドメイン名のいくつかは同一人物が持っていることに気がついた。それでダメ元でその人物に会いに行ったところ、税理士さんだった。その当時、あるISPの顧問税理士をしていたらしく、ISPから「将来絶対に価値が出ますから」ということで、ドメイン名をいくつかもらっていたとのこと。本人がそれほどドメイン名の保有に固執していなかったので、今思えば信じられない価格で買ったのがkenko.comドメインだ。持っては見たものの、その当時は.comという言葉に余りなじめなくて、ドメインのパーキング料を支払うたびに躊躇した記憶がある。そのドメイン名が今では社名になるというのも感慨深い。.comという言葉になじめなかったのはほんの数年前だ。

今では、ケンコーコムを単なるドメイン名ではなく、この言葉を新たなサービスの代名詞にしたいと思っている。長い期間かかると思うが、ケンコーコムという言葉で、健康づくりに関する便利なサービスがイメージされるよう、少しずつサービスを改善していかなければならない。