atscoのリゾートマインド・ラボ

ココロの健康に栄養になるべく、元気の源を発信

2009/02/21

脱皮と抜け殻  ちょこちょこっとご報告

思えば、予兆は少しづつあったのかもしれなかった。

何か、大きくて捉えようのない物事や
空気が遠くて近くにいる気配のような感覚。。。

貸し倉庫の宝物がごっそりと消えたあと
秋の初めには娘が自転車で転倒してしまった。
利き腕首を骨折した娘は本当に不自由そうで痛みも相当だった。

毎日の身支度と入浴、食事、登下校や習い事の送り迎え、
疲労が思いのほかだったのか、私の首や肩はカチコチに固まり始めて
ついには右手人差し指にかけて痺れが取れなくなっていった。

MRIをとった結果、頸椎間板ヘルニア。 

そうこうしているうちに突然 義父が亡くなってしまった。
夫は新しい自分のアルバム制作の真っ最中で
夜もろくに帰って来れないほど徹夜続き

その日も朝方帰宅し、お風呂に入って食事を済ませたら
またスタジオへ戻る予定だったところに
実家の義母からの報せの電話が入った。


取るものも取らず、とにかく子供たちを学校から呼び返し、
新幹線に乗って実家へ向かった。
夫はどうしても翌日まで東京を離れるわけにいかなかった。


気持ちの整理を付ける暇もなくあらゆる作業をこなし、
ふぅーっと一息つきかけた時、娘が突然
中学受験をしたいと言い出した。
時は12月初頭。


娘の強い希望を聞き入れ、応援しようと心に決めたはいいが、
試験の二月まであと二ヶ月。
圧倒的に時間が足りない。

今の今までそんなつもりでなかったので準備もなかった私達
加えて秋からの様々な出来事に潰されそうになっていた時に
正直なところ、まだ試練が続くのかと
萎えそうな瞬間もあったが、ほんの一筋の予感というか
somethingが心に芽生えているのを感じた。


前へ前へ 

言葉にするとそんな感じか。


とにかく、今在る全精力を娘の受験に掛けてみようと腹を決めた。
その最大の理由は娘の笑顔満面の卒業式が見たかったから。


しかし、現実は甘くなく、何もかも初めてのことだらけで
(私も中学受験したけれど時代が違う)
胃が痛くなって眠れなかったり、夜、誰もいないリビングで
こっそり泣いたりした。


娘は とにかく、頑張った。本当によく頑張ったと思う。


どうしても行きたい学校。どうしても実現したい夢。
12歳の子供が見せてくれた ”成し遂げるまで絶対に諦めない!!”
という強い強い気持ち。


娘が頑張っている姿を見ながら、ある発見もした。
それは、私の腹のどこかで、 実は『娘に入って欲しい学校』
『入れたら他人に大きく評価してもらえそう』な学校を
一瞬でも希望したことだ。


恥ずかしかった。そしてすぐ後悔した。


「本当の学校価値」とはなんだろう? 
失敗しない様に生きるのではなく、それを乗り越えていく力が大切なんだ。
たった、12歳で人生が決まってしまうなんて、そんな馬鹿な!
失敗してもいいんだ、何回でもやり直そう。
だから今精一杯やろう、後悔のないように。

そんな気持ちが育つ家庭や学校を目指したい。
偏差値なんかで計れないよ。


多いときは10時間隣に座ってもみた。
ただ、側にいるというだけで、娘は孤独感から解放されるみたいで 
「嬉しい」と言ってくれた。

気分転換もうまくできたようだったが、やはりストレスか
最後の一ヶ月は食事の量が3倍になり
その分トイレに長く籠るという繰り返しも。。。


試験前日の夜 「よくここまで頑張ったね、偉かったね?」
と娘を褒めた。
娘の笑顔は本物だった。(いいぞ!笑顔の天才!)


清々しい2/1の美しい日の出は忘れることができないだろう。 
家族で思わず手を合わせた。
もう、なにも言うまい。これから始まる数日は
とにかく体調管理と明るい雰囲気作り。
それだけに集中しようと心に決めた。


そして、、、、、、、、、、


さくらさく サクラサク  桜、、、、
咲いた???????っっっっっ!!!


ものすごい脱皮をした後の抜け殻のようです、今の私。
振るとカラカラと音が鳴りそう。。笑

フランス語で『9』はヌフ(neuf)と言い、
(new) という意味もあるそうです。
最近知りました。


さて、2009年、遅ればせながら初ブログということで、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。