“小夜子の魅力学”
この本が刊行されたのは今から24年前、1983年のことです。
私は当時、17歳でちょうどモデルの世界を覗き始めた頃。
神戸と東京を新幹線で往復していた頃です。
この本は当時、ハイファッションという雑誌が何年かに渡って
小夜子さんの連載をしていたのをまとめたものでした。
高校生の私は、その頃、この雑誌が(当時は隔月号)大好きで、
おこずかいをもらった日はそのまま走って本屋に行っていました。
それまでは、立ち読みで我慢。(笑)
まとめられることを知って、書店で予約して、
以来24年間ずっとそばにあります。
私の母は背が高く、体格も大きい方で、
今は困りませんが昔はお洋服は全部誂えていました。
いわゆるオーダーメイド。ですね
幼い頃、母の、何度もある仮縫いについて行くと、
外国のファッション雑誌がたくさん見れて、
そこに写っている美しいヒトを見てはそれが
ファションモデルという職業と呼ぶことさえ知らず
ただただ、夢の世界で想像して遊んでいたことを思い出します。
小夜子さんをみつけたのも、その外国の雑誌が最初でした。
『しっとりとした女らしい 夜の月のような 小夜子さん。』
よく、憧れは、自分にないから憧れるのだ。といいますが、
まさに、私もそうでした。
私がデヴューした頃は、時代がまた大きく変わろうと
していた頃で、バブルの夜明け前。とでもいいますか、、、
ちょうど狭間にありました。
それまでの女らしい洋服が主流だった時代とは一線を画すように
ぺったんこ靴でガシガシ歩くマスキュランな時代の始まりでした。
マニキュアは赤からベージュに、
口紅も艶っぽいものからマットなものへ
髪型はツンツンと立ったショートヘアーが主流で
中には坊主頭のモデルもいたほどでした。
私は小夜子さんが自分のアイドルだったけれど、
そのときの時代と私の年齢とが、彼女の世界観とあまりに
かけ離れたところに突入していたので実際に
シンクロすることはあまりなかったように思います。
ですが、その小夜子さんの持つ容姿やスピリットは、
多くの人間に多大な影響を与えていました。
ケンゾーさんのショーのラストで
オルフの歌劇、カルミナ・ブラーナのFortuna, にのせて
揺れるように舞う小夜子さんは本当に美しかった。
冷たい雪の中で 最後の灯火に夢をのせて
昇天してしまうマッチ売りの少女が見た夢の中に
出てきそうな、まるで妖精のようでした。
どうしてこんなにきれいなんだろう
どうしてこんなに懐かしいんだろう
美しすぎて 涙がでるほど。。。。。
見る人をうっとりと魅了する小夜子さん
今でも信じられませんが、
美しい夜の月小夜子さんは
きっと
お隠れになったのだろうな。と
そうして私の胸にしまうことに...........
ゆうべ※ そう思いました。
atsco
※訃報を聞いた夜 2007年8月14日
私は当時、17歳でちょうどモデルの世界を覗き始めた頃。
神戸と東京を新幹線で往復していた頃です。
この本は当時、ハイファッションという雑誌が何年かに渡って
小夜子さんの連載をしていたのをまとめたものでした。
高校生の私は、その頃、この雑誌が(当時は隔月号)大好きで、
おこずかいをもらった日はそのまま走って本屋に行っていました。
それまでは、立ち読みで我慢。(笑)
まとめられることを知って、書店で予約して、
以来24年間ずっとそばにあります。
私の母は背が高く、体格も大きい方で、
今は困りませんが昔はお洋服は全部誂えていました。
いわゆるオーダーメイド。ですね
幼い頃、母の、何度もある仮縫いについて行くと、
外国のファッション雑誌がたくさん見れて、
そこに写っている美しいヒトを見てはそれが
ファションモデルという職業と呼ぶことさえ知らず
ただただ、夢の世界で想像して遊んでいたことを思い出します。
小夜子さんをみつけたのも、その外国の雑誌が最初でした。
『しっとりとした女らしい 夜の月のような 小夜子さん。』
よく、憧れは、自分にないから憧れるのだ。といいますが、
まさに、私もそうでした。
私がデヴューした頃は、時代がまた大きく変わろうと
していた頃で、バブルの夜明け前。とでもいいますか、、、
ちょうど狭間にありました。
それまでの女らしい洋服が主流だった時代とは一線を画すように
ぺったんこ靴でガシガシ歩くマスキュランな時代の始まりでした。
マニキュアは赤からベージュに、
口紅も艶っぽいものからマットなものへ
髪型はツンツンと立ったショートヘアーが主流で
中には坊主頭のモデルもいたほどでした。
私は小夜子さんが自分のアイドルだったけれど、
そのときの時代と私の年齢とが、彼女の世界観とあまりに
かけ離れたところに突入していたので実際に
シンクロすることはあまりなかったように思います。
ですが、その小夜子さんの持つ容姿やスピリットは、
多くの人間に多大な影響を与えていました。
ケンゾーさんのショーのラストで
オルフの歌劇、カルミナ・ブラーナのFortuna, にのせて
揺れるように舞う小夜子さんは本当に美しかった。
冷たい雪の中で 最後の灯火に夢をのせて
昇天してしまうマッチ売りの少女が見た夢の中に
出てきそうな、まるで妖精のようでした。
どうしてこんなにきれいなんだろう
どうしてこんなに懐かしいんだろう
美しすぎて 涙がでるほど。。。。。
見る人をうっとりと魅了する小夜子さん
今でも信じられませんが、
美しい夜の月小夜子さんは
きっと
お隠れになったのだろうな。と
そうして私の胸にしまうことに...........
ゆうべ※ そう思いました。
atsco
※訃報を聞いた夜 2007年8月14日



